4月に咲いていた木通(あけび)の花。
ほぼ半年経ったところで、口を開けて熟していました。
こういうのは、当然のごとく食してみるんだけど、問題は口を開けちゃっていること。
鳥やら虫やらに食べてもらって、種をバラまいて欲しいから口を開けているわけで、そういう状況下では、当然のごとく虫が入り込んでいることがある。
今回も半分くらいの木通に虫がたかっていました。
虫を追い払って食べてみる?
いやいや、そいつは止めておきましょう。
虫が食べかけた木通の実は、そのまま虫たちに食べていただくことにしました。
で、虫がたかっていない木通の実、お味のほうはそこそこ甘いんだけど、みかん、ぶどう、りんごのような一般的な果物のような瑞々しさはありません。
どちらかというと、甘さ抑えめ、もっちりした和菓子のような食感。
美味しいことは美味しいんだけどね。
ただし、木通の実には、小さな種がたくさん入っています。
ウェブ上では、木通の種はスイカの種のごとく吐き出せと書いている例がほとんどなんだけど、実際にそんなことやるのは面倒。
私なんか、噛まないようにして飲み込んじゃいます。
なぜに噛まないようにするのかというと、噛んじゃうと苦いからです。

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