2008/7/13

長城の意味 & 『アフガニスタンの歴史』  お勧めの1冊

Tangoの待ち時間に「アフガニスタンの歴史」を読む。此所に面白いというか、成る程と思うことが記載されていた。 久しぶりの読書は収穫がある♪♪

明石書店、2002年初版、マーティン・ユアンズ著。 この本の中に、長いこと疑問に思っていたことが明らかになる(多分) 先日万里の長城に行って、『何故あのような山岳地帯に長城を築いたのだろうか?』という素朴な疑問をもっていた。それに以前テレビ番組であの長城が実質的な防御柵というよりはむしろ象徴的な意味が大きいという解説がありその論拠に初期の始皇帝の長城がわずか2メートル程度の高さしかないことが指摘されていた。その時点では納得したのだが、実際にその後の長城の規模を見ると、やはり単に象徴というには大規模過ぎるというのが実感だった。

この本の中で著者は、あの長城が遊牧民族の家畜の移動を阻止したことが指摘されてあり(p30 )これで納得した。

やはり実質的な効果があったのだ! しかもそれは軍事的なことではなく、遊牧の民の経済的基盤となる家畜の移動を阻止したのが原因だとすれば、初期の始皇帝の長城がわずか2メートル程度の高さしかないことも全て説明がつく。納得、納得! 

…それにしてもこのようなことを指摘する本にこれまであったことがないという事実も不思議だ。そんなものなのだろうか? 
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