2008/7/25

『中世の覚醒』8  …ついに「オッカムの剃刀」に至る!  お勧めの1冊

全能の神は思いのままに行動する自由を持っていると主張することによって、

<自然の規則性はいついかなる瞬間も神の自発的な意志に依存している。 神は人間が発見しうる自然の法則によっていかなる制約も受けない>

これから、科学が発見するものは全て仮定的なものということになる。P375-6

『何と驚くべきことだろう… まずトーマス・アキィナスが科学的世界観の第一の要素を提供した。ついでドウンス・スコトウスがそれは常に仮定的なものであるに違いないという認識を示して、第二の要素を提供した』p376

そしてオッカムは『(人間が)己が生み出した概念を用いて神の意志を理解することなど出来ない』として、 
         <自然科学と神学は別個の道を歩むべき> 
                     という第三の要素を提供した。p378-9 

『この晴天の霹靂ともいうべき言葉ともに、近代の経験科学が誕生した』と云われる。P380

すなわち、自己流に解釈するならば、自然科学はこの時から、神学の束縛を受ける事なく自由に発展することが出来るようになったと云う事だろう。
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