2008/9/9

『信仰と他者』6、原油価格、ガン死  お勧めの1冊

<原油価格>
昨日の読売新聞を読んでみると、早速OPECで減産が話題になりだした。御早いことである。 原油の品薄が高騰の直接の原因ではないことはこれでも判るだろう。

<ガン死>
昨日の読売新聞の「地球を読む」に日本のガン研究の権威者が寄稿している。 冒頭このように書き出される。

『…毎年(日本で)10万人の人が煙草で命を落としていることを知っておられるだろうか?』 

何度でも言いたいが、DNA組換え食品で、これまで世界中1人も死者は出てないし、病気になったということも聞いたことがない。 また日本では狂牛病で死んだ人はいないし、病気になった人がいるとも聞いていない。 しかし、DNA組換え豆腐は嫌がられるし、米国産牛肉輸入には反対の声が出る。 
    目の前の事実を黙殺し、仮想上の危険性を声高に叫ぶ人たちがいる。

『信仰と他者』6
「あとがき」で著者の1人である千葉敏行氏は以下のように述べる。

『…情報ネットワークの形成が進み、また巡礼、十字軍運動、再征服運動、植民運動といったかたちで人々の流動性が著しく高まるグレゴリウス改革期以降になると、キリスト教と異教の接触は恒常化し、キリスト教世界としてこれらの異教といかに向かうべきかが、政治課題として、また神学・哲学の命題として突きつけられることとなった』 p332

まるで移民、グローバル経済、そして「神の復讐」に揺れる現代について語っているかのようである。 
http://diary.jp.aol.com/applet/salsa2001/345/trackback
またそれとは別に、かつてグレゴリウス改革なるものが単なる教会、修道院の改革にとどまらず、社会全体に関わる問題であったことも思い出す。
http://diary.jp.aol.com/applet/salsa2001/76/trackback

著者は以下のようにも語る。

『…現代ヨーロッパが抱える寛容問題の本質を理解し、向かうべき未来への提言をなし得るのは、ヨーロッパが辿ったこの(信仰と他者をめぐる問題)屈折を跡づける者だけなのである』p333

まさしく、この西欧中・近世史の問題が現代の問題と繋がるものであることが此所で語られている。
0



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ