2006/11/25

『ジハードとフィトナ』7(最終)  お勧めの1冊

著者は述べる、

『(9-11後)アメリカが挑発に応じたことは、ビンラディンや支持者にとって大成功だった…』

極めて同感、それについては『そろって術中に嵌る』で述べた通り。
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…ただしそれにより中東に強力な反米勢力が出来ず、その代わりにきたのは中東の内乱というのはビンラディンや支持者にとって想定外だったというのか?

さらに最後の『結論』で、

『 …アンダルシア(←此処では歴史上のスペインを指すというよりは、ムスリム移民の多いヨーロッパという意味合いだと思う)はヨーロッパにおけるジハードの足掛かりとしてではなく、新しい視点に立って見直されるべきである。異なる二つの文化が混じりあって花を咲かせれば、文化の前進に大きく寄与することが出来る… 』p366 

これは今まで読んだ多くの本、例えば『ギリシャ思想とアラビア文化』等の著者の結論に共通する理解である。
http://diary.jp.aol.com/applet/salsa2001/122/trackback

『イスラムの内なる戦いが終わりを告げるのは、NYでもワシントンでも、ガザでもリアドでもバクダッドでもない。それは、どこかヨーロッパの都市の近郊においてのことである』p13 
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