2008/4/30

『グローバル化と文化の横断』2  お勧めの1冊

寝違えたようで肩と首が痛い、右膝の調子も悪いし満身創痍(涙)

『グローバル化と文化の横断』2
『フランスでは、抽象的だが強く戦闘的な普遍主義の伝統が、いかなるものであれ差異の権利の要求は普遍的平等という共和国のドグマに反すると主張し続けてきた。しかしながら、このドグマに反し続け、今なおそれに反しているのは、実際の現実の方である』p219

これがあのスカーフ問題に顕われた。あの問題はフランスと云う国の伝統と、イスラーム移民という現実の間の和解することの難しい問題と考えることができる。 単なるスカーフ着用の問題ではない。

(フランスでは今)エメ・セゼールとフランツ・ファノンが周辺的存在になってしまったかという点である… ファノンは今なお悪評高き第三世界主義に結びつけられている。p223

え〜っ?! そうなの? 最近ファノンを知ったばかりなのに、もう時代遅れ? …しかし考えてみれば、西欧がファノンを忘れ始めたことが、「文明の衝突」を起こしたとも考えられるのではないか? 
ファノン → シャリーアティー →ホメイニ → イスラーム革命という系譜を思い浮かべる。
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対決は他者を意識してはじめて起こるもの、ファノンが白人と黒人の差異を意識し、シャリーアティーがキリスト教社会とイスラーム社会の差異を意識しはじめた時に対決ははじまったのでは?

画像は洗車したばかりのプリウスと
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今朝庭に咲いた花。何だろう?
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流石に携帯より普通のデジカメでとりたかったのでいつもより鮮明では?
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2008/4/29

『グローバル化と文化の横断』2  お勧めの1冊

まとまってはいないが将来のデーターベースとして、

フランスでは歴史学の博士論文指導資格審査で、自分史を論文として提出し、歴史家が自分自身について述べ、自己の歩んだ道を通して自分の研究に光を当てるのが慣例となった。 p23

これは精神分析でも同じようなことが行われているらしいが、それと同じ思想からくるものだろう。

中東で自爆テロが始まるのは1992年でイスラーム過激派の自爆テロは伝統的なものではない。p77

日本の国旗は1870年に明治政府によって定められたが、その起源は13世紀の蒙古来襲のおり、日蓮が将軍に日の丸を献じたのがはじまり。P85

靖国神社は鳥羽伏見の戦い以降の戊辰戦争で天皇のため殉職した兵士をともらうため造られた招魂社をその前身とする。P91

<突然の業務指令>
今週中の大プロジェクトへの申請準備、出張の依頼がきた時から不吉な予感があったが… 
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連休どころではなくなった(汗) 具体的イメージもない、事情もよく知らない新人に組織の将来に関わるプロジェクトに関わらせるのは無謀に近いと思うが… 連休中はゆっくり本を読みだめしようと思っていたのに… 休日出勤が続く?(涙)
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2008/4/28

プリウス効果 & 日曜Tango Class  Tango

プリウスが来て10日が過ぎた。
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これまで500キロ弱を走り、平均燃費は24.4km/L。前の車より2倍近く燃費がよい。来月からはまたガソリン代が高くなるだろう。この前の計算がほぼ現実のものとなるだろう。つまり、100万円高い買い物だったが年間9万円節約でき、11年で(長い!)経費としてはトントン。
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エコ的には1年間で植物重量(生木)にして8.2トンを1年間に増やすことと同等の効果がある。
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1)
左足横、踏み替えて右足直角に女性の右足後ろにつける
ピボットして右足で女性の脚乗り越え、ピボットして
女性とともに左足横に移動。
右足後ろ、女性をピボットさせて

2)左足前(少し)右足大きく踏みこむ
左足女性の足につけ、ボレロに移行
(女性を枠でリード、少し力強く)
女性の重心が後ろにかかったことを確認後、
右足で女性の脚を乗り越え、すかさずピボットする
女性を前のオーチョにリードしながら左足でサカーダ
女性ピボットさせて右足を遮るように添える

3)ウンドスと心で数えながら女性の重心が右あることを確認、左足小さく前に踏み込む。右足で女性の足をバリー
女性を位置移動させ、女性からバリーされるのを待つ。
バリーされたらピボットして右足で女性の足さらにバリー
両足揃え、後ろに女性と共に移動。
女性をピボットさせて、左足小さく前に
右足大きく前に踏み込み、あとは基本。
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2008/4/27

クレオール化はグローバル化の処方箋ではなかったが…  salsa

昨夜も7時から12時までSalsa, salsa特に膝はかわらず。いずれは爆弾が破裂しそうだが、それまでは走る?

<聖火リレー>
あれだけの国旗と中国人が長野に集まった、報道によれば6000人も集まったらしい。 しかもインターネットで呼びかけがきたらしい。映像をみれば若い人が多い。もし日本人があれだけ集まったらどうなるか想像してみればいい。 中国国内では聖火リレーについては大々的に報道しても今回の騒動については全然報道がないらしい。世界があの動きに違和感を感ないはずがない。

マスコミの中では中国政府の差し金を指摘する人もいるが、例えあったとしても海外でそう巧くいくはずではない。やはりここは、

西欧中近世史の経験則、
     『階級闘争と民族運動は補完的に働く』 が頭をかすめた。
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『グローバル化と文化の横断』
中央大学出版会、2008年初版、先月3月にでたばかりの本である。百道の図書館の新刊紹介の棚に並んでいたのを見つけて即入手。 プロローグで編者の1人である三浦信孝氏は以下のように述べる、

『…ハンチントンの「文明の衝突」論が批判を浴びながらも超大国アメリカの有力な戦略思想になっていく過程だった。文明の衝突史観が、国内的にはますます多民族化し文化的に分裂するアメリカの危機意識の投影であることは、その後の著作を読めば明らかである…』

と述べて、彼は『分断されるアメリカ』を取り上げている。むかし私が此所で述べた事と全く同じことが此所で述べられている。まんざら、私の理解も間違ってはいなかったと安心するとともに、誰でも考えることか、と少しがっかり(笑)。
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ただしこの本を読み進みながらこれまで考えていたことを修正すべきかと思い始めた点も。

これまでSalsaやレゲエの流行を「移民」というキーワードで読み解くと、いろいろ納得出来ることがあるとしていたが。「移民」というキーワードよりむしろ「クレオール」というキーワードの方がより的確かな?と思いはじめた。 

Salsaやレゲエの進化の過程では、キューバやプエルトリコ、あるいはジャマイカをそのルーツとしてのみならず、常に新たなエネルギーを生み出す場として人々は回帰する。両大陸とアンティール諸島を行き来する多くの人の群れ。それは必ずしも「移民」という存在ではない。

「移民」というと、どうしてもイメージ的に「一方通行」のそれを考えてしまう。しかしこれまで見てきたとおり、NYにそしてParisに出て行く彼らは、故郷の島とそれら大都市を行き来する(それを可能にした安価な航空チケット)。 
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かれらはカリブから伝統的なダンスや音楽をもたらすと共に、大都市からもエネルギーと思想を(そしてお金とファッションを!)もたらす。決して一方通行ではない。

この中で著者は、クレオール化がグローバル化の処方箋ではなかったと述べている。それは特に、9-11の後で明白なこととなっている。 すなわち、グローバル化の中で積極的に混血的な文化融合が新たな価値を生み出すとともに、文化あるいは文明間の緊張を解きほぐす処方生として期待された「クレオール化」は激しい文明間の対決、血で血を洗うテロの前にすっかり色褪せたものになってしまった。 
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…確かにクレオール化はグローバル化の処方箋ではなかったかもしれないが、サルサ誕生と発展に貢献したのではないかと思う。
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2008/4/26

右膝異常あり & ニュースの持つ意味  

昨夜は右膝に違和感を感じつつも、いつものようにONEへ、今朝のところは変化なし。一度整形にいかねばならないだろうが…

「北朝鮮がシリア核支援」ブッシュ政権が原子炉画像公開とのニュース。
http://www.asahi.com/international/update/0425/TKY200804250002.html
これが事実なら、北朝鮮が越えてはならない一線として米から警告されていた核拡散に手を染めていたことになるが、それ以上にこのニュースの持つ深い意味は。

<ブッシュ政権が現政権での朝鮮半島の非核化交渉を諦めた>

ことを意味する。 まさかこんなことを許しておいてテロ国家指定から外すことはできないでしょう? しかし、何度も云うがこれは十分予想されたこと。
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予想できなかったのは現政権の取り巻きが無知、お馬鹿さんだったから。
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2008/4/25

パラグアイに新大統領 & 『日本庭園に宿るもの』  

パラグアイ、61年ぶり政権交代 大統領に中道左派の元司教
http://www.asahi.com/international/update/0421/TKY200804210047.html
南米にまたひとつ中道左派政権が誕生することになる。さらなるアメリカ包囲網? 足下でドンドン反米勢力が勢力をつけている。ちなみに、チリやボリビア、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイと南米の反米左派政権がだんだん増えている。現在中南米の反米左派政権は十を越え、前回のメキシコ大統領選でもあわや反米派が勝利しそうになった。トホホのブッシュさんならではのところ。
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それにしてもこの元司教。「解放の神学」の信奉者だとか。…懐かしい、10年以上前だっただろうか、この「解放の神学」という言葉を知り、少し興味を持ったことがある。きっかけは記憶に間違いがなければ、グレアム・グリーンの小説。

私生児をつくり、いつも呑んだくれていた神父が、あることをきっかけに解放軍の指導者となり、結局は政府軍に殺されることになるようなストーリーだったと思う。しかしその結末は彼の意思が将来達成されるかのような余韻を残したものだった。革命の炎は原野に広がるというようなイメージだったでしょうか?

当時はラテンアメリカにも、宗教にも興味はなかったけど、こうやって何か自分の頭のなかで色々な糸が重ねられていくという感覚がいい。縦糸横糸論ですね。

『日本庭園に宿るもの』
斉藤忠一著、UC Card magazine「てんとう虫3」2008年3月号、p20-21。日本に庭園が入って来たのは、おそらく飛鳥時代。中国から神仙思想を具象化する形で入ってきたが、これは日本古来のアニミズムと調和し根付いた。 

神仙思想の基本は「長生」だろう、しかし思想は変遷する。奈良・平安時代には阿弥陀信仰から極楽往生のイメージを具現化する場として。さらに鎌倉時代に入ってきた禅は即仏のための座禅の場として庭に新たな意味を持たせるようになった?

…成る程ね、ヨーロッパの庭と日本の庭の違いは結構そのようなところからくるかもしれない。

21日海外の研究者との情報交換。貴重なサゼッションを頂いた。
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2008/4/24

少年に死刑判決がでたことについて  試行,指向,志向、思考

http://blog.goo.ne.jp/z-__-z/e/957419abf28f8b1e499597a30a0270ea
を受けて。今回少年に死刑判決がでたことについて論じたい。

元々私は死刑容認派である。その理由はこれまでも何度も此処で述べたので繰り返さない。
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http://diary.jp.aol.com/applet/salsa2001/724/trackback
http://diary.jp.aol.com/applet/salsa2001/228/trackback

今回少年に死刑判決が出たことに批判的な論者がもし、少年法を理由に述べているのであれば、それは近視眼的と言わざるを得ない。あるいは現行の少年法に囚われすぎて法治国家で何が一番重要かが判っていないと思う。

もともと刑法は国により、また時代により大きく変わる。このような論者は、窃盗常習者に対して例え少年でも手首を切り取るシャリーア(イスラム法)を持つ国を「野蛮国」とでも言うのだろうか?

問題の本質は刑法の「残酷さ」ではない。一番重要なことは、如何に残酷な刑法でもその社会の構成員が判決に対して「公平さ」感じられるかどうかである。不公平さや納得いかない感情を多くの構成員の多くが感じるようであれば、その社会に法治国家としての未来は無い。
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2008/4/23

膝と花で季節を知る  

このところ右膝の調子が悪い(ソレデモ、サルサシテマスガ 汗)これは昔エアロをやっていた時に痛めたもの。(…あのころは2時間もエアロしていたので痛めるわけだよな〜) 

いつも季節の変わり目に悪くなる。確かにこのごろ暖かい。気がつくと庭は花が満開。10種類以上の花が咲き誇っている。知っているだけでも、時期は既に過ぎたがいまでも咲いている椿。
これはハナミズキかな? 
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それにこれはモクレンだよね?
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モクレンの下はアゼリア?
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雑草も元気だし、そろそろ庭の手入れも必要。…とりあえずいつもお願いしている庭木屋さんに連絡するか(汗) はい、年間契約させてもらっています。
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2008/4/22

ある男性曰く、  salsa

ペアーダンスは相手次第。時に3分間が辛いことも。特に冷たい態度をとられるとトラウマとなって次に誘えなくなる。大抵はこちらの思い込みですが、たまに「何よ、下手くそ」という態度がありありと出てくる人もいる。 そうなると2度とこちらから誘うことはなくなる。最近Salsaでは流石になくなったが、

女性の皆様、男性は大変なのです。少しくらい下手でもやさしく相手して下さい。 好きで下手糞にやっているわけではないのです。 それにそんなことすると将来、彼らが巧くなっても、二度とその男性から誘われることはなくなるかもしれません。 男性はそんな女性を結構忘れませんから。 はい、そう明言する男性との会話からでした。

雑草
だいぶ暖かくなって、庭の雑草も元気よくガンガン伸びはじめています。毎日のように目立つところだけ引っこ抜いていますが、そのうち追いつけなくなりそうです。特に庭木等を植えてない家の裏は凄いことに… だいぶ抜きましたが、すぐもとの木阿弥になりそうです(汗)
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2008/4/21

『グローバル・ディアスポラ』3  お勧めの1冊

まとまってはいないが、いつか役にたつ事を期待してデーターベース化しよう。

1)カリブ海域には黒人、中国人だけでなくインド人も。 1829−1917年の間にインドの年期契約者の多くがカリブ海域に行った事を初めて知る。p108 彼らヒンズゥー教徒のラーマーヤーナを主要教典としている。それはこの物語が追放、苦難、帰還が物語の中心的主題であったから。p114

2)スペイン系ユダヤ人は中世時代の国際的な取引において欠かす事の出来ない存在。p270かれらユダヤ人はディアスポラとなった人口は祖国に残った人口をはるかに上まった。 なおアフリカ人ディアスポラは約4000万人と考えられ、これはアフリカ黒人の1/10に当たる。p287

3)著者はロシア人もディアスポラの中に入れる。これはソ連崩壊後、ロシア以外に残った者達。p302, p283

4)1887年、ブエノスアイレスのイタリア人は32%、工場労働者は53%、商業労働者の39%占める。p319 20世紀初頭のアルゼンチンに移民の形で出て行ったレバノン人(オスマン帝国支配下)の多くが貧民層あるいはごく貧民層だった。p160 …成る程、アルゼンチンが移民の国であることがよく判る。しかも100年前くらいの話。まさにTangoが生まれた時代。

この著者は最後の部分でアシケナージム(ロシア系ユダヤ人)であることを告白する。それがこの本を書いた動機だろう。 p324

今日は朝から某大学で海外の研究者と話し合いが予定されているので近くの箱崎のスターバックスで接続。
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