2008/6/10

福田政権評価 & 中世から現代へ  試行,指向,志向、思考

福田さんがついに数値目標をだし、かつ排出量取引の施行実験を今年からはじめると述べたとか。これは素晴らしいことだと思う。先日のクラスター爆弾禁止条約受け入れなど、
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地味だが着々と進めている。個人的には高く評価している。何かと評判の悪い福田政権だが、もともとは前政権のお荷物、気の毒だと思う。

<中世から>
先日の「サンチアゴ巡礼路」についてのセミナーの時、
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イシ先生に質問したことの1つは「この巡礼路は交易ルートとしての意味はあるか?」ということだった。それに対しイシ先生は否定的だった。私もそう思う。これは確認の為の質問。 実はこのことと先の「西欧中世の民衆信仰」で述べられていたことには関連がある。

「千年紀以前の民衆の信仰とそれ以前の信仰を対比してみるならば、最近の歴史学においても特筆されているような明白な特徴がみられるといえるでしょう。それは民衆の参加の肥大です」 p112 
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巡礼路の興隆は、交易やイスラームに対する軍事的なルート(レコンキスタの為の)の開発という意味合いよりも(もちろんそれらがなかったわけではないが)民衆的な情熱の発露としての巡礼熱が基盤にあった。

<現代へ>
…それから派生する思いだが、先日のセミナーで指摘されたこと、すなわち14世紀以降忘れ去られたサンチアゴ巡礼路が突如として1970年以後爆発的と云えるほど活発となり今日に至るのは何故か? 
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私はこの現象と、同じ時期(歴史上)アラブ民族主義が破綻し、中東世界で「イスラーム回帰」が起こるのは同じ現象ではないかと感じている。特に狂気的ともいえる原理主義的過激派の出現。私は此処にジル・ケペルが著書「神の復讐」で指摘した、宗教の復活を見る。
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なお、中東で自爆テロが始まるのは1992年だが、この自爆テロは中東イスラーム世界では伝統的なものではない。『グローバル化と文化の横断』より p77
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しばしば、「山の老人」で知られる「暗殺教団アサシン」とアルカイダの自爆テロが対比されるが、『イスラームの「英雄」サラディン』の著者である佐藤次高氏によれば、この教団が若者を大麻中毒にして暗殺者に仕立て上げるという逸話はヨーロッパ側のでっちあげだとのこと。
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