2008/9/4

基調講演  

昨日は朝7時の飛行機で東京へ、帰宅は10時過ぎ。会議は実質5時間程度だったがかなり疲れる。
ただし連れがいなかったので、ジーパンで行く、気楽でいい〜〜♪

<平成20年度「競争的研究資金制度に関する協議会」>
9月3日、東京ガーデンパレス(湯島会館)2階「高千穂」
11時〜17時

基調講演 
文部科学省 研究振興局 磯田文雄局長
「私立大学の経営基盤について」

<私学経営は歴史的変革をとげつつある>
1) 篤志家の浄財を基本とする財団法人的(初期)
2) 借入金による新規事業・収益による借入金返済(第一次ベビーブーム期)
3) 私学経営の自由化(現在) 
校舎、校地の自己所有権の緩和、株式会社化(投機の対象となりうる)

<基礎研究には2種類ある>
1)研究者の自由な発想=科学研究費、大型学術研究プロジェクト
2)政策にも基づくもの=戦略的創造研究推進事業、国家基幹技術
 *応募先を間違えると最初から対象から外されるので注意

<間接経費は今後私学では重要>
1)今後全ての競争資金で30%が間接経費となる(米国では50%)
2)授業料からの研究費支給は将来的にゼロを目指す
3)政策的に今後、基盤的資金は低下し、競争資金は増える
  *理想としては基盤資金を上げるべきだが。
4)現在、私大における国庫補助の割合は昭和55年の29.5%をピークにして減り現在11.5%で推移
5)私大の経営経費は右肩上がりに上昇(人件費特に退職金が原因)

<私大補助の方向性>
背景:進学率60%
1) 定員割れ大学には減額
2) 機能分化を促す方向(1社会ニーズ、2多様な教育、3教育研究拠点化)

<私学振興関連施策>
1) 資金源の多様化 =何処にターゲットを絞るかが重要
2) 「…ニーズ」という言葉がタイトルにある事業は今後の申請数(ニーズ)次第で増減する(応募数が多くなれば増額)

<拡充される競争的資金に対する対応>
1) ターゲットを絞る
2) 大学に有利な分野での応募
注意点:大形化したグローバルCOEでは幾つかの組織体が合体した形での応募が多いが、しばしば本来の得意な分野より拡大した目標を立てがち。一番得意な分野を絞る必要あり。
明治大学(数学)はよいケーススタディーを提供するか?
3) 応募先が要求するものとプロジェクト内容がよく合っているか吟味必要
例:各省が提供する、具体的製品開発に結びつける研究等。

<予算の推移>
○私学助成金は採択数、金額ともに増加しているが今後は未知
  理由
1) 最近3年間、全体的予算は政府の財政難の為鈍化している
2) 国立の独法化で基盤資金が減少し、それに伴い応募数増大し競争激化

○ただし、私立はまだ応募率が低いので可能性ある
旧国立55.6%、 私立25.9% (平成19年度)


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