2008/9/28

『もうひとつの中世のために』2  お勧めの1冊

中山国交相辞任
あれらは失言ではない、確信犯。 「地位に執着しない」とか云うが、そもそも、そんな人は最初から大臣になるべきではない。 大事な時に承知で政治的混乱を引き起こす人は国賊。 別に日教組支持でもなんでもないが、そう思う。

『もうひとつの中世のために』
今のところ、一度は何処かで読んだことばかし。新鮮さなし(汗)。

3章も「時間」ただしここでは労働の時間: 著者は語る、『死に行く世界の声を表す古い鐘は、新しい声(大時計)にその場所を譲ることになる…』p73

これは言い過ぎではないだろうか? いずれにせよ、この時代を著者は14世紀前半とする。

6章は「労働、技術、職人」: この中で何処かでみたものがあらわれる。それがゲルマンの法典における「人命金」である。
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著者は語る。

『ブルグンド族の法において、耕作民、豚飼い、羊飼い、並びにその他の奴隷は30ソリドウスという最も低い水準であるのに対し、大工は40ソリドウス、鍛治師は50ソリドウスである…』p132

著者はこの人命金でそれぞれの職業の地位が分かるという。 それはそうだろう。

ところでこのソリドウスという単位はお金の単位だけでなく重量の単位としてもあらわれる。 これは西欧中世において珍しいことではない、例えば重量と容積はしばしば区別されないことが多い。 
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例えば農地の広さなども物理的なものではない場合があるので、地域によってその面積は異なる。
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7章は「農民」: ここでも何処かで読んだことがまた表れる。曰く、
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『農民は、布教、農村への布教の時代において、まず「異教徒」pagani として表れる』p154

著者は全編を通して西欧中世において「農民」は軽蔑される存在であり、淫らで、危険で識字能力を持たないものとして、そしてしばしば異教徒して描かれていることを繰り返し指摘する。p160
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