2010/3/31

地中熱エネルギー  

今朝の『ビジネス展望』は日本の海外への原子力発電所輸出について。 

内容とは別に感じたことだが、原子力がいま炭酸ガス排出をしないという面で見直されるいるとのことだが、どうもすっきりしない。 新たな環境問題を、それも半永久的に解決出来ないような問題を引き起こすのではないかとの恐れ。 

たとえが悪いが「トイレのない家」をつくるようなものだといつも感じている。 放射能廃棄物の問題に何故、無関心でおられるのか、とても不思議だ。
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本当に『環境に優しく』しかも 『地産・地消』 の新たなエネルギー源として地中熱エネルギーの開発に特に期待している。
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2010/3/30

ニュースあれこれ  

今朝はサーバーのメインテナンスで漸く今頃更新

<鉄>
鉄の値段が2倍近くに高騰するらしい。 ただし内需の方は低迷。外需、特に中国の経済発展が牽引力とか。それに相変わらずの投機資金が絡むとも。 

いぜんとして中国の需要増は堅いようだ。 『宴の後の中国』で著者は、上海万博が終われば、中国経済は崩壊すると予想したが、この予想が検証されるだろう。物書きは大変だね〜
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<スキャンダル?>
昨日ニュースで聞いた、中井洽国家公安委員長のスキャンダル? 別に独身なのだから、構わないのではないか。 公安委員長という立場上、危機管理を云う人がいるが、個人の素行の問題より組織的、制度的な点に配慮すべきだろう。

それは兎も角、この件について、亀井氏のコメントがよい。 「70歳になるというのに素晴らしい!」(笑) 

日本やアメリカではこの手のモラルが政治家に問われる。 ただしこれがフランスにまるとやかましく云われない。 有名どころでは、愛人の間に出来た娘を公式の場に招待した故ミッテラン氏の例がある。 あれなど日本では無理、無理。
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<餃子事件>
犯人とされる人物は、『食堂の責任者として妻とともに1日13時間以上働き続けたが、月給は800元(約1万円)前後。ほとんど昇給がなく、業績が悪いと給与がカットされることもあったという。…夫婦で10年以上働き続けた呂容疑者は異例だった。勤務の年数や態度によって臨時工から給料が数倍に増える正社員に昇格できるが、かなわなかった。』とか、
また以下のようにも供述している。

「こんなに長期間、一生懸命働いても自分と妻を正社員にしてくれない会社に強い不満があり、絶望的な気持ちになった」

これまで、学んだことからして成る程と思うことばかり。 

『宴の後の中国』によれば、月収は都市戸籍をもつ人なら北京で3300元、武漢で1300元、広州で2200元だが。 同じく農村戸籍の民工は大都市でも月収1000元。 地方都市石家荘で月給800元、そんなところだろう。
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別の情報では犯人は石家荘から北に約30キロ離れた郊外の農村戸籍のまま、工場近くに移り住むとか、
http://www.asahi.com/international/update/0327/TKY201003270419.html

それにしても月給が800元とのことだが、上海のsalsa bar 789で飲んだビール1本の値段が75元。 
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日本に観光でやってくる中国人富裕層のお土産は一人20万円程度(13,000元)と何処かで読んだことがある。 格差は果てしなく広がっている。

これが、現在高度経済成長を支える中国の「影」の部分。 昨日、

「中国社会のことを勉強するにつれ、あの国の抱える問題が途方も無く大きい」
と書き込んだが、買収劇に代表されるような「光」の部分だけに惑わされてはいけない。
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2010/3/29

『龍鳳のくに』3  

今年の桜は特に綺麗な気がする。昨日は日曜出勤で、疲れたが、ちょっと西公園によって見る。 カエルさんもいるとの情報だったが何処か判らず。

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今度の日曜まではもたないでしょうね、、、残念。

今朝のニュースでボルボが中国の会社に買収されたとか。そのニュースによれば既にGMの傘下にあったサーブも中国の会社に買収済みとも。これまでにもIBMのPC部門やGMのヘビーデューティー車部門の買収がある。ボルボやサーブはこれまでスエーデンの企業だとのイメージ強いが既に世界は動いている。
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いずれにせよ、このことは2つのことを意味すると私は考える。 

1つは自動車業界の世界的再編成が起こっていること。
2つには中国がブランドと技術を手っ取り早く入手する動きに出ていること。 
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国内では後者に懸念する声が聞こえるが、1つ見方を代えれば、今や中国は資本主義経済に飲み込まれているとも言える。 

かつて「和魂洋才」と云う言葉が過去の日本でも云われたが現実はどうなったか、考えれば答えは出てくるだろう。技術はその背後の文化や精神性と無関係・独立の事象としては存在し得ない。

一方、今朝の『ビジネス展望』では鈴田氏による「魅力を無くした日本市場」最盛期に比べ外資の撤退が相次ぎ、最盛期の1割まで落ち込んでいるとか。

…日中の勢力図が転換しているような印象を与えるこれらのニュースだが、最近中国社会のことを勉強するにつれ、あの国の抱える問題が途方も無く大きいことを感じ、それほど心配することはない、むしろ日本はそんな中国に巧く付き合っていける道がその中から導きだせると信じている。

『龍鳳のくに』
学問芸術、文化を、政治権力と対立するもの、少なくとも離れたものとみる考え方は極めて日本的である。…(中国では)血肉の関係と認識されていた。 p238

(著者は天安門事件を)外なる帝国を追い払いながら、内なる帝国を育てたと、厳しく批判する。p245
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2010/3/28

『龍鳳のくに』2  お勧めの1冊

<最終回のサンデェープロジェクト>
与党大混乱のなか終了した。まだまだ続きそうな勢いで終わったのは、いかにもサンデェープロジェクトらしいが、非常に残念。 次に同じような新たな企画を期待しよう。

<昨夜のSalson>
人がいつもより少なかったが、それでもいつも通りぶつかりながら/(_ _;;  混み合ったなかで大きな振り付けをするのは控えて欲しいな〜

<追加募集>
さて今日どれだけ上積みできるか、、

『龍鳳のくに』
『絶対神の存在する社会では、自殺は許されない… しかし中国では絶対神は存在しない。人間が人間のことを処理するのは、当然のことだった。彼らの自殺も、中国的無神論、そして人間主義に由来する』p103

この考えは <人間主義故に死刑を認める> という私の考えに共通するものがある。
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それゆえ、逆に絶対神の存在する社会では、
「復讐はわたしのすること、わたしが報復する」(ロマ書12:19)(ヘブル10・30)
    となる。

その他のこととして、

○ 我々が日本的と考えているものが、室町期にほぼ大成されたように(私は鎌倉期だとするが)中国的とみなされているものは、北宋(10〜12世紀)、南宋時代(12〜13世紀)につくりあげられたとする説がある。P160

それにしても西欧では西欧的と言われるものが大成されるのは、ロマネスク時代からゴシック期(11〜13世紀)と言われる。東西で同じ時期にそれぞれの特徴的文化が定着するのは単なる偶然か?

○有翼天使は新彊ミーラーンの壁画が東限で、それより東の敦煌におびただしい飛天が描かれている(天衣をもつ)

○キューバのチャイナタウン

『首都ハバナに、狭いながらもチャイナタウンがある。「三角地帯の細道」と呼ばれる… この町を造ったのは苦力たちの末裔ではない… 1860年から1930年頃まで続いた、カルフォルニアから移住した中国人によって造られたのである』p220

とある。 訂正が必要で既に訂正済み
http://mixi.jp/view_album.pl?id=45717218&mode=comment&owner_id=4237145

それにしても中国の移民の歴史は長い。これは巨大な人口を抱える、中国は彼らに十分な職を提供することが歴史的に難しいことによる。

…そしてこの問題は今日の中国の問題でもある、「古くて新しい問題」
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2010/3/27

『龍鳳のくに』  お勧めの1冊

陳舜臣著、朝日新聞社、2005年初版。

『現代中国の経済発展と社会変動』はまだ途中だが、「怒りのソウル」 とこの『龍鳳のくに』というのが割り込んできた。学術書と違いこれらは読みやすいので、流れやすい(汗) 

『中国人が目に見える現実を大切にすることは、ときによると度を越していると思われる程である』p24

これが中国が歴史学に秀で、哲学などにはあまり貢献していないことと関連している。

著者が中国を龍と鳳の交代劇に例える歴史観は面白い。龍が農耕民族=漢民族であり、鳳は狩猟民族=異民族と単純に考えてもよいだろう。

『龍は不死身である。いや、鳳に食われなければ、生き返ることが出来ない』p40

著者は中国が統一されたのは(西欧と異なり)『1つの世界として統一されるべきとの、人々の確信』によったとする。p50 このことと万里の長城には私には繋がりがあると感じる。長城もそれを具現化する役割を果たした。

以前、あるテレビ番組で、あの長城が実質的な防御柵というよりはむしろ象徴的な意味が大きいという解説があり、その論拠に初期の始皇帝の長城がわずか2メートル程度の高さしかないことが指摘されていた。 それ以外の*実質的な役割もあったと私は考えるが、この<象徴・確信仮説>というものまんざら捨てたものではない。

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* 実質的な役割としては、遊牧民族の家畜の移動を阻止したこと。

明日、職場の重要な行事。 現在日本の大学の半分が定員割れ。
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追○募集   …「大学冬の時代」
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2010/3/27

餃子事件その後 & マスコミ検証  

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餃子事件の犯人が捕まったと朝のニュースで聞いた。早速webで確かめてみた。
http://www.asahi.com/national/update/0327/TKY201003270010.html

この報道が正しければ、先の『宴の後の中国』の著者の情報はデマだったことになる。その情報では、

『犯人は天洋食品の元社員で50歳、07年4月に解雇され、6月と10月に侵入して毒物を混入、逮捕され既に処刑されている』 とのこと。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1582/trackback

物書きは証拠を残すので、後から評価をされる。なかなか大変。 その点TVなどで勝手なことを喋る評論家は普通の人は番組を録画して検証することはしないし、マスコミも(これは本当に困ったことだが)検証をすることは殆どないのでいい加減が評論家、コメンテーターがはびこることになる。

以前にもあった。ある番組で、一方、個人資産は100兆円とされた。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1620/trackback

しかし日銀資料では1,400兆円とも言われる、どちらが正しいのか??
http://www.boj.or.jp/type/exp/seisaku/exphikaku.htm
前者は朝のニュースで、しかも金融資産なのか、実物資産なのかの言及もない。 後者は日銀資料なので前者が間違いである可能性が高い。でもその時点では視聴者は正誤を判断出来ない。困ったことだ。

ま、それは置くとして、国全体の資産は8000兆円とされる。
http://ameblo.jp/wadahideki/entry-10490106159.html

ということは、企業や国に残りの7900兆円あるいは6600兆円が保有されていることになる。しかし別の見方をすれば、この国なり企業のもつ資産(企業の場合は内部留保ということになるのか?) は国や企業の競争力を維持する為に重要。 

最近流行った「企業は株主のもの」という思想はこれに逆行し、内部留保金を株主にばらまき企業の開発力や競争力を削いだのでは? 
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2010/3/26

満開  

定点観察

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2010/3/26

『胡同の理髪師』   お勧めの1冊

『胡同の理髪師』 DVD
地味な映画である。北京の古い町並みと、その中で生きる老人達が描かれる。実際主人公を演じる出演者の歳も90を越える。



2005年の映画で、劇中にも北京オリンピックを1000日後に迎えるというTV画面が流れる。老人達の昔からの生活と、その背後で水着のモデルによるファッションショーの映像がTVから流れる。その落差はこの映画の制作者の意図するところだろう。

老人が自分の死期の近いことを感じて慰霊用の写真を撮ろうとする。その為に人民服を買い求めるが、店には置いてない。実際に今や古着屋にしかないのだろうか? そういえば、毛沢東語録も上海ではお土産屋に置いてあった。 原価0.5元のこの本も多分400元を越えそうな値段で、、、
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…こんな胡同での生活があの北京で今も営まれているのだろうか? という気持ちになる。 もしそうならば中国と云う国は大変な国だと思う。大変という意味はその落差という意味において。

<組織人とは>
自衛隊の幹部が鳩山首相を公的な場で批判したことに対し、自演隊内部で擁護する意見がまかり通っているとか。
http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201003250277.html

このような幹部たちは即刻、懲戒処分にすべきだろう。どこの企業で、社長を公的な場で批判することが許されるか考えた方がよい。 自分たちは特別だという意識があるのではないか? それよりも、何よりも、シビリアンコントロールについての意識が欠けているのではないか? 居酒屋で社長の悪口をいうのとはわけが違う。

例え、意見や信念が異なっていても組織人としてはいけないこと。 特に国の安全を守る軍隊組織であればなおさらのこと。
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2010/3/25

Google問題  

私はGoogleが中国の規制に従い活動することは当然だと考える方。 
「郷に入れば郷に従え」ということだと思う。
http://www.asahi.com/international/update/0324/TKY201003240478.html

ただし、これは中国のやり方が正しいというのでは勿論ない。
中国はこれによる今後起こる全てのことに対し責任がある。 
世界からの評価も全て中国自身が受けなければならない。
またこの情報時代、中国人もこの件のことを知らないはずはない。

そろそろ「沸点」に達するということが判らないのだろうか?
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2010/3/25

視覚情報と聴覚情報  試行,指向,志向、思考

今朝の『ビジネス展望』は伊藤氏による日本の国際競争力の低下について。「物作り」は優れているがマーケッチィングが下手だとのこと。確かにそう感じる。 

それと今の若者が内向きで海外に出て行こうとしないとの苦言も。 同じことを先にも書いた。 
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1834/trackback
ただ、それはそうだが、過去出て行った若者が帰ってくる場所を日本が提供しなかったことも事実。優秀な人間を放出してきた。先輩を見てきた今の若者が損得を考えれば日本に残った方が得と考えるのは当然だろう。

ところで、同氏は今日が番組最後。私の彼に対する評価は普通。だからちょっと残念。 最後に同氏は最初ラジオの番組(TVではないということで)だということでがっかりしたが、反響がTVに比べ大きかったとのこと。TVには出演しても忘れられるが、ラジオはそうではなかったとか。 なんだか判る。

TVは視覚情報=イメージが大部分、大脳にとってすぐ受け入れられる情報だが記憶に残らない。 一方、ラジオは聴覚情報のみ、その情報は一度、何かに転換されなければ大脳で処理されにくい、その過程があることで残る情報となる。最初の時点にそのプロセスがあることが鍵だと思う。

さらに聴覚情報は時系列で処理されなければならない、一部だけ聞いて判らない。 一方、視覚情報は1瞬のイメージで事足る。これは大脳の機能に深く関連したことだと思う。

養老孟司氏はこのことについて、脳科学者らしく以下のように述べる。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/190/trackback

『脳にとっては耳から入る情報(音楽や言葉)を処理するのと論理性は同じものである。論理というのは、順を追いながら理解していくもので、時間の中をある順序で進行する…音楽を鑑賞するのでも、5分の曲を聴くには、やはり5分という時間が必要だ。目から入る情報との違いを考えると判り易い。壁いっぱいの大きな絵を見るのも。端の方から順にみていって理解するわけではない…視覚は同時並行処理で、時間性を持っていない…』 

時間性をもっていないということは、論理性(積み重ね)をもたないことに似ている。
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