2011/4/26

『現代中国農村の高齢者と福祉』  お勧めの1冊

今朝の『ビジネス展望』で内橋氏は「合意なし国策」として原子力について批判されていた。


…確かにそうだと思うところはあるが、一方で国民の多くが、地震に対しても原発は安全だろうと思っていたのではないか、確信的に原発事故が起こると思っていた人はごく一部だったのではないかと思う。

それに対し、現在の日本のエネルギー=産業を支え、炭素排出量削減の為にも原発は役にたつと考えていた人も多いのではないか? つまり「消極的合意」はあったのではないか??  勿論、見る目がなかったと言われればその通りだが…


私も原発は過渡期のエネルギー源だと思っていた、出来るだけ省エネに努め、これ以上の原発は造らない方がいいとは思っていた程度。
   見る目がなかったと言われればその通り。
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『現代中国農村の高齢者と福祉;山東省日照市の農村調査を中心として』
劉サン(San liu)、日本僑報社、2010年初版。

山東省という名前で選んだだけの本だが、読んでみるとそれなりに興味深い。因に同じく日本僑報社から出版の本で読んだものに、『現代中国の人口移動とジェンダ』 という本がある。
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この本の中で著者は、

先行研究の多くが主に、都市の高齢者についての研究で農村の研究は少ないとし、さらに俯瞰的なものが多く、個別研究はないという。p30

確かにいままでのはそういったものだった。これはあの『La Vida (ラ・ビーダ)』の著者、オスカーの言うところの「羅生門的手法」に属するのか? 
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/64/trackback

事実著者は豊かな村から、中間、貧しい村を1つずつ選び、その47世帯、43世帯、61世帯、合計151世帯の全てを網羅的にインタビューしている。

これからの展開が楽しみ。
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