2011/9/30

『中国の歴史を知るための60章』 3  お勧めの1冊

今朝の『ビジネス展望』は寺嶋氏 話題は『エネルギー革命が起こりつつある』

要点は
原子力↓↓↓ :3-11による
再生可能性エネルギー↓ :グリーンニューディールの破綻(アメリカの財政危機)
シェールガス↑↑↑↑ :新技術の開発、欧州の対露戦略、米中の接近(中国=最大の埋蔵量、技術なし)

この中で、日本の天然ガス価格は今のところ高止まり(アメリカの3倍)
理由:長期契約で天然ガスは原油にリンク ただし将来は明るい?=天然ガス料金低下

大変、勉強になった。これが自分とどのように結びつくかという問題はあるが…




『中国の歴史を知るための60章』
「中体西用」と「和魂洋才」の違い。 あるいは、「何故、日本の近代化が中国のそれにくらべ比較的容易に達成できたか」

中国の「中体西用」は四書五経そのほかの明確な典拠があって人の生き方を指示してくる、そしてそれは時に西用と抵触する。結果、中国の近代化は必然的に軋轢の多いものとなる。

それに対し、「和魂」はこれといった典拠がない、日本の古典、「万葉」や「古事記」「日本書紀」「源氏物語」から生活規範を導きだすことはない。このため洋才の導入にあたり和魂は制約にならなかった。p195

確かにそういわれればそうかもしれないと思う。
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2011/9/29

杭州で車乗り入れ規制 酵素反応速度論  教育

昨夜QQで来月から杭州で車乗り入れ規制が敷かれることを話す。ZYの車の末尾のナンバーは1なのでラッシュ時の都市部乗り入れは月曜禁止されることを指摘したところ、だいぶ株が上がった♪
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今朝の『ビジネス展望』は野村のカン氏。話題はこれからの重慶について。

西部大開発に伴い、今後重慶はノートパソコンの世界最大の生産基地になる。規模は年間1億台で、其の80%が輸出される予定。

物流としてはこれまでの長江経由でなくシベリア経由の鉄道による。これにより長江経由でかかっていた40日から13日と1/3に短縮される。

修正と追加:2012年に重慶〜ロッテルダム鉄道が完工予定(9/30)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0831&f=national_0831_008.shtml

<酵素反応速度論>
この数日連日実習のスケジュール。特に今日は朝9時から5時半まで連続、講義と実習。今回はもっとも抽象的概念である「酵素反応速度論」を取り扱う。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2306/trackback

最近の学生の学力の低下状況を思うと、いつまでこの手の実習に付いてこれるか… 少し心配になる。

昨夜の上海の地下鉄事故に関するニュースの中で、上海の在住日本人は5万人とか述べられていた。
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2011/9/28

『中国の歴史を知るための60章』 2  お勧めの1冊

杭州は昨夜雨、今日の夜は福岡でも雨か?

後期の授業が始まって1週間。最近の大学生の学力低下を感じる。対数が判らない理系学生(正確には医系・生物系)というのは信じられない。 それに一部の学生は最初から学習意欲がない。それで今までなんとか誤摩化すことが出来たのだろう。 だから大学に入っても通用すると思っている。 難儀な事だ。 

甘やかされて育ってきたのがよく判る学生もいる。しかし入学させた以上こちらにも責任がある。 それに最後は国家試験という出口評価があり、最後は自力で突破しないといけない。そのことはそろそろ判っているはずだが… 


『中国の歴史を知るための60章』 2
1683年台湾は清朝に降伏した。 福建省は商品作物の生産に特化し慢性的な食料不足になった。台湾は砂糖生産がはじまり、水田開発も進行し労働力不足となり賃金が大陸の数倍になる。p166 これが福建省から台湾への移住(合法、非合法)の増大をうむ。

京劇の起源は北京ではなく、長江中下流領域で流行した「徽劇」が1790年ごろ北京に進出して大人気となり、さらに湖北省の地方劇、「漢調」の要素が加わり「京劇」あるいは「京戯」と云われるようになる。p171

それは初耳、
『北京は京劇、上海はコ劇(コは上海の略)』
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1596/trackback

と云われるように、京劇はてっきり北京の劇だと思っていた。

人は30年前からのことは「大昔からそうだ」と思っているものだとのある人の意見はまさにその通り。

http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/214/trackback


著者は、「アヘン戦争のもつ意味は当時(中国自身も)あまり理解されていなかった」という。それは、中国の王朝が夷狄との軍事的紛争で負ける事は歴史上よくあることで、これまで軍事的に負けても文化的に征服者を同化してきたからとも。p184



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2011/9/27

空洞化の新段階 & コメの基準値  震災ー原発事故

今朝の『ビジネス展望』は内橋氏、テーマは「空洞化の新段階」ということで超円高を背景に、企業団地の海外建設に伴い <中小企業を含めた海外への進出> が進んでいるとのこと。 

これに対し、日本国内で新たなコア産業の育成、特にFEC=食料、再生可能性エネルギー、介護等の産業を育成しないといけないとのことだったが、いずれも今までよく言われていること、特に新し味はなかった。


<BSフジのプライムニュース>
コメの基準値である500Bq/Kgというのは凄く厳しいレベルだと思う。米1Kgをご飯にしたらお茶碗何杯になるか考えてみれば、1合がだいたい150gらしいので、1Kg=6.7合は大盛り10杯くらい? 1食で50〜100Bqくらいだろうか?

MBq(100万Bq)レベルを使用していた者からすれば微々たる量だと思うのだが? 自然放射能がある以上、ゼロBqを求めるのはちょっとね??
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最も重要なのは、この基準値を越えたものを絶対に流通させないこと。信頼をこれ以上失ったらそれこそ大事。


ある人のblogで某教授がCs137は人工的なものなので自然放射能とは違うと述べていたYouTubeの動画がリンクされていたが、これは誤解を生む表現。
  …というより、有り体に言えば素人相手にいい加減なことを言うという感じ。

生物学的効果は同じβ線崩壊タイプである以上、自然も人工も基本かわらないはず。(エネルギーの大小はあってこれは人工、自然とは関係ない)何より化学的性質は原子番号で決まる。人工、自然の区別は人間の勝手な分類。間違いがあれば指摘してもらいたい。

全く逆の立場だが、以下の場合も同様だった。我々は肩書きに惑わされないリテラシーが必要だ。
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2011/9/26

モノクロ写真  勝手連=里親リンク

ある blogに触発されて…

http://aisis99.blog65.fc2.com/blog-entry-70.html

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YZが大掃除のとき見つけてくれたもの。兄弟がいない者にとって、弟みたいな存在だったペギー(犬)とミー(猫)。

人間の時間とペットのそれには大きな違いがある。たとえ動物であれ、「別れ」を経験することは何かを学ぶことではないだろうか?

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秋の訪れとともに蝶も土となる。
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2011/9/26

『英雄、Hero』  

休日の秋晴れ

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実りの秋、このお米がどのくらい放射能汚染しているかと考えなければならないことが無念。

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彼岸花が生える地元の散歩道

チャン・イーモウ作品の『英雄、Hero』を観る。この数日中国史関連の本を読んだのが理由。テーマは秦の始皇帝暗殺に関わるもの。

結論から云えば、面白くなかった。これはwireworkに興味がないのと、中国映画にハリウッド映画を期待していないからかな?

インタビューで中国本土の俳優・女優は中国語で答えていたのに対し、香港の俳優が英語と中国語の交互、あるいは英語だけで答えていたのに注目した。

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YouTube、Facebook、Twitter
この3つをblockしている国は何を恐れているのか?

YouTubeは「真実」の1面を映し出すもの?
Facebookは「連帯」を象徴するもの?
Twitterは「拡散」?「気持ち」?「不満」?
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2011/9/25

『中国の歴史を知るための60章』  お勧めの1冊

『中国の歴史を知るための60章』並木頼ひさ、杉山文彦編。明石書店、2011年初版。

それぞれが数ページの読み切りで簡単に読めるが、その分未消化な感も残る。ま、入門書ということでしょう。

<宋代>
宋代は中国の歴史的転換期、政治経済のみならず、思想的にも内面化が進んだ時期とされる。p87

このことと、10世紀後半に儒教から仏教へのシフトも無縁ではないようだ。p116

この時代西欧でもロマネスク期に現代ヨーロッパの基層文化が形成されたと云われている。『革新の12世紀』という題名の本もあるくらいだ、阿部氏も同様なことを述べられている。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/79/trackback

日本でも同時期、鎌倉時代に現在の日本の文化の基層が形成されたと考えられる。

中国でもか!? という思い。

世界でこの時期、10世紀から12世紀にかけて現代につながる基層文化が形成されたとするのは偶然か???

実は、色々その理由が思いつくが、そのような考えは危険なので、そのアイデアは今は封印。

何故なら、それを言い出すと「はじめに結論ありき」の議論、「為にする議論」になりがちなので…

<明代>
鄭和は雲南昆陽の貧しいモスレムの家に生まれたとか。p130  この事は、以前、『連関する世界』 という本で知った。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/921/trackback

彼が率いた船団は大船60艘、全部で200艘にものぼり、将兵28,000名。また大船は文献によれば長さ130メートル、幅60メートル、積載量7,000トンとのことだが、これは大きいどのような構造をもっていたのか興味あるところ。p130

出航は上海の北西、劉河より寧波を経由して出たと記載されているが、p130 別の本『世界の教科書シリーズ26』では漢字が違い瀏河としてある。 劉河では該当する場所が探せなかったので、「瀏河」が正しいだろう。 これは以前チェック済み。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1798/trackback

その他データーベースとして:
○義荘=一族共有の資産(族産)の設置で有能で前途有望な一族の子弟の教育を助け、一族の中から科挙及第者を出す仕組みが宋代に編み出された。P83

○陰陽の世界では河の北側が陽なので洛陽、瀋陽は河の北側。P112
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2011/9/24

『中国武将列伝』上巻  お勧めの1冊

田中芳樹著、中央公論者、1996年初版。

対談のような形式で読みやすいが、個人的には読後あまり残らなかった。これはこの本のせいというより、この手の本に自分が向かないということだろう。

中国の歴史の評価に「涜武」というのがあるそうだ。これは「武」は本来防衛的なものという価値観があり、外に向かい侵略戦争をするのは「武を汚した」ものということらしい。それで前漢の武帝は人気がないということらしい。p110

著者は「三国志演義」が「三国志」に基づいているようで実はかなり虚構の世界に入り込んでいると批判的。p141 同様に『隋唐演義』についても正史との違いを指摘し、『隋唐演義』の著者が正史を読んでいないのではないか、とまでの疑いを著者は持っている。 p203

知らなかった事として、随の煬帝と、唐の李淵(唐の初代皇帝)は母方の従兄弟同士。p198

この後、下巻もあるがとりあえず上巻だけで十分という感じ。
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2011/9/23

Challenge, Change. No pain, No gain. No venture, No return.  

今朝は寒いくらい室内の温度は現在20度(7am)



今朝の『ビジネス展望』は休日でいつもの出勤ドライブverでなく、停車中の車で寝転んで聞く(自宅にラジオがない!)

国家の財政破綻、ソブリンリスクに直面するギリシャをはじめとするPIIGS諸国。不景気とインフレが同時進行する中東、新興国。国内にあっては円高と株安。

市場主義経済が結果的には財政破綻と拝金主義しかもたらさなかった。
現在は中心が失われて、混乱時代の21世紀に入ったとも。

変化は止められない、ではどうするか? @変化をリードするか、A変化に追われるか、B変化に取り残されるかの3つの選択肢しかない。

同氏はボトムアップしかないとする。国に頼らず、自分の強みとする部分で「変化」をリードするしかないと。同感だが、個人的にこれを行うは至難のこと… 

それでも、1歩を踏み出すしかない。リスクを覚悟で今、踏み出さないといけないということだと思う。

Challenge, Change
No pain No gain, No venture No return 

追加:担当は藤原氏でした。
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2011/9/22


台風一過、清々しい朝。

今朝の『ビジネス展望』はかえつ大学の黒瀬氏。話題は被災地中小企業の復興の鍵。 ポイントは「平時におけるネットワーク」ということだったように思う。そのネットワークの結節は地方自治体で、中小企業同士、自治体同士の連携が素早い復興を支援するとのこと。 同氏が挙げた地方都市(北上市?)の例は参考になるだろう。

確かに中央集権的ピラッミッド型システムは平時には効率的だが、災害時には脆い。それはインターネットがもともと戦時用連絡網として開発された経緯をみても理解出来る。連絡網の何処かが生き残っていればシステム全体が動くという発想。


先日19日明治公園で開かれた反原発デモに6万人の参加者が集まったそうである。
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201109190053.html

少し地殻変動が起こり始めているような予感がある。それは周囲でも思わぬ人が「もう原発は無理」というような発言をするのを聞くようになったから。

勿論、そんな人はデモに参加するような人ではない、しかしデモに反対はしないような気がする。私自身、段階的原発廃止派だが、デモそのものには賛成、当然のことと感じている。

どうしてそのようになったのか? 勿論、原発事故が甚大な被害を及ぼすことに気がついたこともあるだろうが、それ以上にこれまで原発を推進してきた勢力が信頼出来ないと多くの人が感じ始めたことが大きいのではないかと思う。私自身もその1人である。
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