2011/11/30

中国在住の方へ  

このサイトは見えるはずですので(笑)

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2011/11/30

『「馬」の文化と「船」の文化』 2  

今朝の『ビジネス展望』は慶応の金子氏。話題は「何の為の増税か」同氏は増税はやむをえないとしたうえで消費税ではなく所得税をと提言。その1例として100兆とも云われる除染の費用が東電の賠償費としてではなく国費によることを挙げられた。様々な問題点を挙げられたが、「展望」は無かったように思う。

それにしても何故、除染の費用が東電の賠償としてではなく国費扱いなのか? それならば東電はいっそ破産させて国営にすべきではないか? 尻拭いはすべて国民の税金というのは納得出来ない。

今朝も過激な批判で元気がいい?


『「馬」の文化と「船」の文化』 

<道教>
鬼道    >      神道>      真道     > 聖道
(鬼道=お祭り、神懸かり、お告げ)> (哲学、仏教思想の流入)
洞親      >   洞玄(太湖付近で成立) > 洞真
p162

道教には五斗米の道教(三張道教)と呼ばれる初期の反体制宗教と、後に南方=太湖付近で出現した体制内道教としての茅山(ぼうざん)道教があり、前者は武力闘争や一揆を引き起こしたが三世紀頃に皇帝の軍事力に太刀打ちできなくなって江西省の鷹潭市の龍虎山に逃げ込んだ。p152

http://panoramachina.web.fc2.com/chinalonghu.html


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2011/11/29

大胆な新仮説?  教育

今朝の『ビジネス展望』はキャノングローバル研の山下氏、彼はTPP参加推進派。同氏曰く、東関東大震災やタイの洪水の例をみても今や自動車産業などの代表される製造業は国際分業が進んでいる。海外に出て行くことの出来ない中小はTPPから閉め出されると部品の調達などでTPP参加国の製品が使われ販路を失う。その為にもTPPに参加しないといけないとのこと。

全く同じ、海外に出て行くことの出来ない中小企業についてもTPPで衰退するとの議論を述べる人もいる。論理の筋はそれぞれ通っているように見えるが、結果は1つのはず。どこかに間違いか、誤摩化しがあるのだろう。



Oxidative damage to RNA : mechanisms, consequences, and disease
Qionman Kong, Chien-liang Glenn Lin
Cell.Mol. Life Sci. (2010) 67, 1817-29 

<総説>

注意:個人的研究テーマに少し擦りますが、分野違いなので間違いもあるかも

著者らは非家族性のアルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮症(これらの家族性=遺伝性は全体の5%程度で、ほとんどは弧発型)や脊髄損傷(その二次的な傷害)、癲癇、アテローム性動脈硬化症などの病因がRNAの酸化だというこれまで全く考えられていなかった仮説を提唱している。

いずれも症状が出る前にRNAの酸化が起こり、症状が出る頃には酸化のレベルは低下しているので二次的な現象ではなくむしろ原因だとする。

さらにこれを補強する事実として筋萎縮症モデル動物(遺伝子変異導入マウス)や、ラットを用いた実験的脊髄損傷やアルカロイド投薬による実験的癲癇でもそれを支持する結果が出ている。

また、症状の発生を抑える投薬(筋萎縮症ではビタミンE、癲癇ではビタミンCなど)を行うと最初にRNAの酸化が抑えられ、症状も軽減すること。

なお酸化されるmRNAはランダムではなく選択的だがその理由は現在不明。構造解析やモチーフ検索では共通の配列は検出されない。それぞれの特異的に酸化されるRNAにコードされるタンパクがそれぞれの病気と関連のあるのではないかと著者らは考えている。

発症メカニズムとしては酸化RNAがRNA量を低下させ、タンパク合成を阻害(異常タンパクの合成)することを考えている。

今後の課題として、酸化されたRNAは生体内でどのような運命をたどるのかについて、4つのシナリオを考えている。
(1) 途中で合成が停まったタンパク断片が出来る(著者等はこれが主と考えている)
(2) 異常なタンパクが出来る(否定はしていない)
(3) 酸化RNAの分解が起こる(注目している)
(4) 酸化RNAの修復が起こる(大腸菌のAlk遺伝子の例をあげ、否定はしてない)

特に(3)についての今後解析が進みメカニズムが明らかになり、それに関与する因子が同定されれば治療に結びつくと考えている。
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2011/11/28

『「馬」の文化と「船」の文化』  お勧めの1冊

『ビジネス展望』は同志社の浜氏。話題はユーロ債。ドイツは勿論反対している。だらしのない諸国のツケを回されることに。この日本の影響だが、直接的なものと、波及効果があり。その後者が実は問題。

巨額の借金大国、日本の国債はどうなんだ?との疑問がわくのは当然。早く本腰をいれないと同じ轍を踏む。一度市場の信頼を失うと市場経済では止めようがない。

個人的には経済活性化を待ってプライマリーバランスを正そうというのでは遅いような気がするのだが? 



<貧乏人の節句働き>
日曜自宅と図書館でレポートを評価する。100枚のうちほぼ7割完了。 明日もうひと頑張り。とりあえずそれぞれの採点した後、最後に点数分布を均一化して完成予定。見た目にはほぼ均一かな?

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『「馬」の文化と「船」の文化』
福永光司著、人文書院、1996年初版。副題は「古代日本と中国文化」中国から日本に来た文化・文明は2つの経路、北回りの騎馬・儒教文化と、南からの水耕・漁撈文化があったということはいまや常識的になっているが、それをこの本では様々な例を挙げて説明する。ただし文献派、これは著者が文献派だから。考古学的並びに人類と稲についての分子生物学的証拠は既に何度か紹介した。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1220/trackback
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1238/trackback

なかなか内容的には難しいが、取り立ててのことはない。ただデーターベースとして、

『神道が元々中国由来で天皇家がそれを大いに取りいれたが、 <これは日本古来のもので中国の宗教思想とは関係ない> と現在までの教育では一貫して説かれている。しかしこれは事実と異なる』p128

「祀竃(しそう)」という言葉がある。これは「竃を祀る」ということで錬金術との関係が深いということらしい。p135 それで気がついたが自宅の近くの温泉の近くに「竃神社」がある。あの神社も錬金術と関係あるのか? これは今後の課題。


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2011/11/27

ためになるラジオ:日本独自のGPS衛星  

金曜の夜は学生との飲み会、これは完全な公務。事実お金は職場より出来ているし、報告書も書かないといけない。それにしてもやはり私立は違う。前の職場だとあり得ない。

さて、そんなわけで翌日土曜日はいつもよりゆっくり出勤。本来休日なので気楽。車中いつもと違うラジオ番組を聞いていたら、これがとても面白い、というか役に立つ。内容はGPS衛星について、最近日本は独自のGPS衛星を打ち上げたとか。

現在軌道には30個程のアメリカのGPS衛星があり、これが無料で誰でも使えるらしい、そこで何故、日本独自の衛星を打ち上げる価値があるのか?という疑問が湧く。

それについて科学的に明快な答えが出されていた。それを図示すると(はい、power pointでの自作です、凝り性だと自分でも思う)

1) 基本3個(A〜C)のGPS衛星が地上の特異点を同定するのに必要(2個では同心円状の2点となる、また3個でも実際には上方1点(X点)も出てくるがこれは宇宙空間なので最初から除外)

2) 追加のD衛星はスマートフォーンや車のナビの時間補正(予想される距離との誤差から時間の補正をする。衛星に積み込まれている時計は原子時計で極めて正確)

3) 日本独自のGPS衛星は日本上空に滞空しA〜Dの衛星がビルや山で遮られても位置の同定が可能のようにする為。この衛星はその機能故、日本専用である必要がある

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注意)地形の問題(地球は球形、だとか高度だとか)や衛星も球形の軌道上にいるから図は正確ではない)


事業仕分けで「何故、日本独自の衛星を打ち上げる必要があるのか?」と質問が出てきそうだが、このように説明されたら納得しますか?(笑)
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2011/11/26

『現代中国』2  お勧めの1冊

『現代中国』
人民日報と人民網の記者は当局から警戒されていた。P77
これは市場原理が働いて、読者が喜ぶ汚職等のスクープ記事を(ただし中央当局でなく、地方政府が対象)書くようになったから。これには中央政府とも利害が一致していた。それは地方の権力乱用を防止し、中央の権威を高めるから。P81

これが書かれた2002年から急速に事態は推移し、今やinternetで情報が交錯する時代。政府がいくら抑えようとしても無理、特に中国版Twitterの出現は大きく事態を変えたと思う。

「先老後富」高齢化
先進国では60歳以上の人口が5%から10%に増えるのに40年かかるが、中国では82年の4.9%から2000年の10%まで18年しかかかっていない。P89
毎年1,000万の定年退職者が出る中国では彼らを扶養するには2050年まで毎年4%の経済成長が必要と計算されている。P89 この成長を維持するのは中進国となった現在、並大抵のことではない。
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2011/11/25

日本復活の糸口?  

24日の4時から、teacup server が故障? で投稿できなかった。




<昨夜のTV>
NHK BS1 「World Wave Tonight」
中国スペシャル「上海:経済発展を支える中間層」中間層に人気のインターネット通販の売り上げは5兆円。600万社参加しているとか。資生堂もその分野に進出。たしかに資生堂は中国で頑張っている。
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内陸湖南省のTV番組でも中間層が世論形成に大きな力を持つとか。背景には内陸部への政府のインフラ大規模投資による内陸部の発展がある。

この点について、 『現代中国の経済発展と社会変動』の著者は西部大開発が失敗するだろうということ、否、失敗どころか、むしろ格差を広げることになると予言されたが、どうなのだろう? もし中間層を増やしたのならば、ある程度の成功と云えるかもしれない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1858/trackback

一方、沿海部はこれから構造的変化が必要となる。賃金が上昇していままでのやり方では行き詰まるということだろう。 
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そして内陸部が元気なうちに労働集約型からの産業高度化、サービス産業への転換が必要となる。

ここでも中間層というのが発展のキーワードになっていることが判る。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/527/trackback
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2550/trackback
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翻って日本では中間層が薄くなってきたことが、活力が失われた原因ではないか? 

勿論「活力が失われたから中間層が減ってきた」可能性もあるが、いずれにせよ。国の活力と中間には関連があると思う。ここに日本復活の糸口があるのではないか?




BS日テレの中国の温泉「世界温泉遺産」をみる。
雲南省昆明にあるらしい。A 安寧(あんねい)温泉=昆明から40キロ。紀元前2世紀に発見されたとのこと。周恩来氏はよく来たらしい。さらに西へ B 騰冲(とうちゅう)火山熱海


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安寧
個室温泉が中国では伝統的に多いらしい。日本の家族湯と同じか?

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騰冲
ここはむしろ観る火山温泉。それに自然の中で温泉にはいるという新しい習慣がここでは増えている。ここが日本の温泉に似ていいね♪

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2011/11/24

今朝の番組 & ニュースから  

今朝の『ビジネス展望』は
カン氏。話題はTPPとAsian + 3、取り立ててのことはなし、既によく云われていることばかし。

両方とも単に経済的なものではない、安全保障が絡んでいる、具体的には環太平洋を巡るアメリカと中国の駆け引きが背景にある。

この両方に中心的立場を置こうとする国は日本しかない。これは難しさもあると同時に有利な面でもある。これを日本は最大限利用すべきだが…



<今朝のニュース>
大王製紙の元会長は個人的な不始末というがそうではない。

故三原氏曰く、
『上場することを英語ではGO TO PUBLIC=Initial Public Offerings; IPOという …いったん上場すればそれは社会のもの、私利私欲のための経営をしたければ上場などすべきではない』という。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2028/trackback

個人企業ならカジノで自分の財産を使い果たしても構わない。しかし株式会社にした以上公的なもの。 三原氏とは意見があわなかったがこの点は同感。 

それとこの問題には他の社会的、構造的問題もあるように思う。相続税を上げて、親が金持ちでも子供にそのまま財産が渡らないような社会にしないといけない。 日本の相続税が最大75%(?)の時、日本には分厚い中間層が生み出され、一番日本に活力があったという歴史的事実を再度認識すべき。
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理屈はなんとでも云える、しかし歴史的事実はなによりも雄弁だ。
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2011/11/24

『現代中国』  お勧めの1冊

祭日の昼下がり
誰もいない。 院生すらもいない。
若い者が、祭日休んでいるようでは研究は進みませんゼ

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『現代中国、 グローバル化の中で』
興梠一郎(こうろぎ)著、岩波新書。2002年初版 

国の規定では、農民の支払いは前年の純収入の5%を超えてはならないとされているが、教育費、建設費、土地測量費などあらゆる名目で… 10%に達している場合もある。p12

北京市での犯罪総数における流動人口の割合は80年は3.41%、88年には23.3%、95年には50%。広東省深圳市では95%、江蘇省99年では悪質な事件の6割が流動人口。p23

流動人口は農村に残っている農村労働力よりも教育レベルが高い。p27、p37
 
中国農村の余剰労働力は1億5,000万人で大部分は長江流域に集中しているとのこと、p32

以上のことについては既によく知られていること。 ただ、余剰労働力が長江流域が主だとは意外だった、何故なら長江は豊かな農村というイメージだったから。多分、人口が多い割に土地が少ないということか? 


2章では数々の汚職の例が列挙される。日本でも汚職はあるが中国の場合は共産党との絡みが特徴的。 若者もそれをよく知っている、入党することが利権を得ることだということを。 彼らの党支持は個人的利益と結びついている場合が多い

例えば精華大学では、学部学生の20%、院生の50%が共産党入りを果たしている。この比率の高さは何かを暗示する。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2051/trackback 

さらに誰でもが党員になれるわけでもない「家柄」が、親が解放軍だったとか、共産党員だとかが必要だと聞く。
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確かに、今の中国の生活がよくなったのは共産党の貢献が大きい。これは認めないといけない、しかし反面汚職や利益誘導が普通になった。

それはそうだろう 、党員になることにそのようなインセンティブが働いている以上そうなるのは当然だ。 特に市場経済が導入されて以降、権力と利益は同義語となったとも。 

確かに党の中央の人間は比較的清廉な人物が多いような気もするが(温家宝氏などはその典型のような気がする)下部組織はかなり問題がありそうだ。


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2011/11/23

昨夜の番組から  

BSフジのプライムニュースでTPPの医療面、具体的に云えば国民皆保険への影響が話題にされていた。 

@混合診療はどこが問題なのだろうか? これまで全額自己負担の先端医療やある種の歯科診療(インプラントなど?)が国民皆保険+自己負担ということが出来るということらしい。これが何故、マズイのだろうか? 

よく判らない。 全額自己負担が少しでも保険でカバーされればいいような気がするが?? 国民皆保険は世界で最高に良い制度だと思うし、守らないといけないと思うが、何故混合診療が問題なのかよく判らない。 

A医師、看護婦のクロスライセンスはどこが問題なのだろうか?
日本人は日本語が判る医師の方がいいだろう? 同じ技術レベルなら日本語が判る医師を選ぶだろう?! 日本の医療のレベルは高い、看護婦さんも高い。 だから中国などから患者が自己負担でやってくるではないか? むしろいいのではないか? 

B医療ツーリズムの増加
大歓迎ではないか? 日本人患者に医療の機会がなくなるというが?? 救急で外国から患者が飛行機でやってくるか??? 馬鹿じゃないか!

医者が足らない、足らないと云うが、外国から優秀な医師がやってくればそれも解消されるではないか。薮医者は日本には来れない。日本語も喋れない薮医師が来るか?!

どうも、あの医師会長さん既得権益を守ろうとしているような気がするが…???




NHK BS1 World Wave Tonight 中国スペシャル 「1日目は北京から」
キーワードは「中間層」 2億3,000万人37%、12年後に50%。 ここでも「裸婚」が話題になる。 2人で月収8000元(9万円)のカップル、住宅が買えない。 

住宅価格の上昇が問題で85%が家を買えない。 北京の70平方メーターの抽選で提供される住宅で360万円。 市価の1/5程度という、つまり市価では1,800万円。

2億人のユーザーを持つ微博(ウエイポー; 中国版 Twitter)で地域の人民代表選挙で独立候補となるが、当局の監視下に置かれ最終的には落選となる。 共産党の推薦がないと駄目というのが現実。 しかし今後、ネットの発達で封じ込めは難しくなると予想されるとか。


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