2012/10/31

素人の戯れ言  

今朝の『ビジネス展望』は慶応の金子氏、話題は日銀の金融緩和。

経済音痴の自分としては内容はよく判らない、しかし多分うまくいかないだろうと思った。それは過去の例から推測すること。事実、株価も為替も変化がないようだが?

専門家は当然そのような予測をしていただろうから、実態は 「他に打つ手がない」 ということなのだろう。

よく知らないが、ファンダメンタルズがそのような傾向にある時には金融政策、財政出動などは大きな効果があるだろうが、つまり後押しをするという意味で。 しかし、無からは難しいのではないか? 

以前から述べているように、内需の拡大の為には巨額の個人資産を金を使わない、あるいは、使う必要のない老人から、使いたくて仕方ない若者に移動させることだと思う。その為には相続税を大きくして(100%でもいいのでは?)、生前贈与に免税処置をすることだと思う。

勿論それでも駄目かもしれない、しかしやってみないと判らない。ならばやってみて白黒つけるのが科学者の立場、経済もそれでいいのでは? 少なくとも20年デフレから抜け出さない日本では一か八かの勝負をしてもいいような?

素人の戯れ言です、聞き逃しくだされ。
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2012/10/30

『中国の歴史』9 & 書体発明は馬鹿にできない   お勧めの1冊

データーベースとして
昨夜のテレビによれば、2011年の中国での暴動の数は15万件、1日400件平均。出典は精華大学となっていたので西側のネガティブキャンペーンではないだろう 




『中国の歴史』 9 
後漢末から三国時代にかけてそれまでの篆書、隷書に加え行書、草書、楷書が発明されるとともに昔の書体である篆書、隷書は淘汰された。p309

一方、紙はかなり普及していたが、一般的になるのは5世紀以降の東晋の時代らしい。p311

また、個人の書体が認識され、それ故手紙の偽造とかもよく行われた。それが「三国志演義」などで面白おかしく脚色されることになる。p311

なお魏の曹丕は『皇覧』という一種の百科事典を編纂させたとか、これは世界初といえそう。p313

いずれにせよ、このような書体の発明・普及というのは西欧史でもカロリング朝時代、アルクインなどに行われ、大きなインパクトを起こした。
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同様な例はイスラーム社会でもみられる。アッバース時代、アンシャル体から小文字体の転換という形で起こり大きなインパクトを起こした。注)共にアラビア文字ではない、ギリシャ文化が翻訳される過程で意味を持った。
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さらに日本でも、カタカナにより外来語をスムーズに導入し、且つ本来の意味のみならずそれから派生した様々な概念を普及させるのに大変貢献をしている。

それが紙の普及とともに同時進行で起こったとすると大きな文化的転換点になったはず。全く知らなかった。



…書体の改良や発明はこれまであまり評価されていない。しかし、アルクインの運動(ラテン語の書体の簡略化)が後に「カロリングルネッサンス」と呼ばれるものに繋がったことを知って認識を新たにした。
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即ち、書体の発明自体よりも、

    <何故書体の改良や発明が必要であったのか> 

ということを考えれば自ずと理解出来よう。 つまり組織的かつ大規模の写本や、多くの人々(一部の聖職者や文化人だけでなく)に文字文化を広める上でこの事が必要とされたからだ。同じことは竹簡から紙への変更も重要。これで運搬や保存が容易となる。

その意味でアッバース時代、クルアーン(コーラン)を誰もが読めなければならなかったという背景も、アッバース革命が引き起こされた理由と考えてもよい。
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2012/10/29

『中国の歴史』 8 & 超継続が革新を生む  お勧めの1冊

今朝の『ビジネス展望』は浜氏、日中関係、取り立ててのことはなし。
「大人の対応が必要」というのは展望にはならない。より具体的な提言を期待する。



<日曜NHK特番>
Made in Japan、逆襲のシナリオ

消費者視線=ハイアール=消費者が何を求めているか?
   (勝手に考えたこと:生産者視線=アップル=何を消費者に提供したいか?)

今の状況に合うものを出し続ける & 次の技術を創造し続ける。
相手の国で一番強い企業と手を組む。
   (同感だがこれが実に難しい!)

技術の陳腐化 vs 超継続が革新を生む。 
  東レの例=研究開発費を途切らさない >50年以上研究した炭素繊維
  加点主義 (成る程!)

「超継続」というのは経験的にも判る。新しいことを創造しないといけないが、「無」からは作れない。 今持つ技術からの延長しかないのは実に同感。



『中国の歴史』
最初の求法旅行者(中国から新疆ウイグル自治区のホータン=和田へ)としてはAD260の朱士行、彼が法顕や玄奘のパイオニア)p277

彼が西遊記の「猪八戒」と誤って記載されたのかもしれないとの面白い記載がある。P277〜

西湖近辺に飛来峰なる名所旧跡があるが

大きな地図で見る

そこに3組の浮き彫りがあるとか(まだみたことは無い、次回是非!)

1つは玄奘三蔵とその従者、
2つ目が朱八戒とその従者、
3つ目が最初に中国に仏典をもたらしたとする伝説上の人物、カショウマトウと竺法蘭(ジクホウラン)。

このうち朱八戒はもともと「八戒」が「士行」となっていたものを改めたと云われるとか。そうするとこの3体の浮き彫りはよく理解できる。即ち、

最初に仏典をもたらした、カショウマトウと竺法蘭
最初の求法者、朱士行
最も有名な求法者、玄奘三蔵

という3組と云う具合で、たしかにこちらの方が説得力がある。


<文学自覚の時代>
この時代に中国史上はじめて個性の文学というものが登場したとよばれる、そしてその代表が曹操だとも。p282

西欧でこのような「個性の文学」が登場するのはかなり下ってからゴシック期と云われるのでやはり随分進んいることが判る。その例としてゴシック聖堂の建設に携わった石工たちがいる。かれらは自分の名前を見えないところに刻み込んだ。 物事を数量的に考えるようになったのも彼らが最初の庶民かもしれない。
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なお曹操の趣味はその子、曹丕、曹植などに受け継がれ、特に曹植は唐以前の6朝期における重要な詩人の1人に数えられる。p283

「竹林の7賢人」が活動したのは司馬炎による簒奪劇が進行する時期で俗世を超越した奇行の士とのイメージは後世につくられたイメージで実際には暗く危険な時代を生き抜く為の韜晦の手段だと著者は述べる。p285

近代の文豪、魯迅はこの時代を「文学自覚の時代」とよぶとか。p288
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2012/10/28

ヨーロッパ旅行に行きたくなった  

<ヨーロッパ旅行に行きたくなった>
プライムニュースを観ようとBSフジチャンネルに合わせたところ土曜日でニュース番組はなし、その代わりに観たのが「南仏の旅番組」。
それにしても日本語カーナビでフランスを走れるとは便利だ! 
http://www.bsfuji.tv/top/pub/car_travel2.html

アルルからカルカソンヌそしてルルドへのドライブ。 いいですね〜 またフランスに行きたくなりました。 南仏はトゥールーズしか行った事がありません。 ヨーロッパに最後に行ったのはいつだろうか、長いこと行っていませんね〜(涙)

昨天我看欧洲的路行 喜欢去欧洲!



<3人の1人が年収200万円の時代>
新聞に来春10%九電が値上げとのニュース。 経産省は大幅な年収削減を条件にしているらしい。 

新聞にはどのくらいの収入を九電の職員が貰っているかの一覧が出ていた。職員1000人以上の大企業の平均年収が596万円に対し、九電は833万円とのこと。 

別に他人の財布の中身には興味がないが、それにしても競争のない電力業界だけのことはある。 因に、あの東電ですら現在でも590万円で大企業と変わらない。 

3人の1人が年収200万円の時代、納得いかないと感じるのは私だけか?
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2012/10/27

『中国の歴史』 7  

『中国の歴史』 7
関羽が中国では大変人気のキャラクターで関帝廟などもあちこちにある。 劉備ですらそのような人気がないのに何故だろう? この本の中で著者はこの人気がこの英雄の悲劇的な最後故だけでなく、彼の故郷の山西商人の活動があったのではないかとする。 p264 

   …そういえば関羽は商売の神様であったような?



<仏教の伝来>
仏教の伝来については諸説があるが(古くは周の穆王、後漢の明帝時代)確実なのはこの三国時代に広がり遺跡なども残している。特に呉の国で仏教は最も栄えた。p271 

面白かったのはこの時代、戦乱を避けて多くの知識人がベトナム北部の交趾(現在のハノイ近辺)に集まり、避難地文化が栄えたがこの時代、此処で仏教と儒教との対話が生まれたということ。これは北方だけでなくこの時代南方からも海上交通により仏教が流入したことによるらしい。p269

その時代に書かれた本として『理惑論』というのがある。これは中国初の問答体による仏教著作で
 <仏教に対する様々な疑問について著者の牟子(ぼうし)が儒教な道教の考えを援用しながら仏教の立場から答えたもの>

だとか。

これを読んで昔読んだ、ギリシャ哲学と仏教の対話の書『ミリンダ王の問い』を思い出した。

この時代に翻訳された仏典として支謙(しけん)訳の『維摩詰経』があるらしいがこれはその後、鳩摩羅什と玄奘訳が出たあとでは廃れたらしい。p275



話は代わるが、実は昔からこの鳩摩羅什という人物には興味があり、色々書籍とか調べたことがあるが、玄奘などに比べると殆ど知られておらず関係書籍もないみたいだ。
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2012/10/26

処方箋はある  教育

今朝の『ビジネス展望』は寺嶋氏、話題は日本の所得分配の変化と貧困化。 

現在勤労者の1/3は年収200万以下。 以前に比べ、製造業と建設業から雇用が減り、その分サービス業の雇用が増えているが、両者の年収には100万もの差がある。これが貧困化の原因。

また高学歴者(大学院卒業)の1/4に定職がない。よい例がiPS細胞研究に従事する研究者の9割が数年の期限付き
(例)私の職場の場合は一般に3年で助手は2回までの更新制限、教授職は5年で去年無事更新できました(汗) 

将来の生活不安を抱えながら彼らが現在の日本の教育・科学技術、さらには日本の未来を支えている。 これは以前も此処で

    「派遣博士によって支えられている教育研究現場

として話題にしたことがある。実例はここで
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経済政策と云えば日銀の金融政策とかが話題になるが本質的な部分は如何に日本に高付加価値の産業を生み出す為の人材を育てるかということだろう、それに対し、OECD加盟国の中で最低(下から2番目、トルコの次かな?)の教育研究にお金をかけない国日本。 

OECD加盟国の平均が5%似たいし、現在の日本は官民合わせて3.4%(2010年段階での資料より)。 これでは日本の未来はないだろう。 
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処方箋はある。 金持ち優遇の制度、例えば相続税を以前のように高率にしてその分、生前贈与に対する免税処置を導入すれば老人から若者への資産の移動が可能になる。それを計らないと日本の未来はない。 それが出来ないのはこの国が金持ちと老人に政治が支配されているから。
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2012/10/25

「平成の無責任男」の面目躍如(笑)  

「平成の無責任男」の面目躍如(笑)
都政を放り出して、また古巣に戻るということらしい。以前は国会議員を放り出して、国民に対しての責任を放り出して都知事に転身したのと同じパターン。 

   二度あることは三度ある?

前回石原都知事を「稀代の無責任男」と表現したが正に面目躍如と言うべきだろう。都民に対する責任はどうなる?
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ちょっと都合が悪くなると全ての責任を部下に押し付けて煙に巻くか、恫喝して誤摩化すかのワンパターン。その際マスコミの注目を浴びるのが好きな人。

何故、日本国民はこんな老害を許しておくのかな〜 やはりそれだけ右傾化しているのかな〜 自民党の安倍氏にしても石破氏、石原息子にしても口だけは強硬保守派。 

アーミテージ氏が日本は右傾化していると述べた時は「それはない」と思ったが、意外と当たっているのかもしれない。

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それにしても、売れっ子作家がポピュリズムの波に乗って政治家になった男と軽視していたが、とんでない妖怪。実に不明を恥じるところ。
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2012/10/25

別れは必ずある  勝手連=里親リンク

<別れは必ずある>

飼い主さんのサイトより
http://momohanna.typepad.jp/paw/

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私にも経験がある

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今はきっと悲しみの最中でしょうが、別れるまでに十分な時間があったからやがて悲しみも癒える、これは経験から云えること。
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ボギーの行き先だったので、時々気になりお邪魔していた。
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水曜、朝の気温は放射冷却現象で11℃。少し寒くなりました。
それと、このところ燃費が頭打ち状態、なかなか24km/L の壁を越えることが出来ない。

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2012/10/24

整備中  教育

少しずつ機器導入中

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2012/10/23

『中国の歴史』6  お勧めの1冊

<素朴な疑問>
最近、中国情報について日本在住?の華僑方のblogを知った。
http://blogs.yahoo.co.jp/jin_dangsheng1

数年前に中国に興味を持ち、にわかに調べ始めた者としては貴重な情報源で反論など滅相も無いのだが、それでも疑問を感じることが幾つかある。

例えば今回の反日デモ。 blog主の「日中金論」さんは、

『愛国教育と反日感情はまったく無関係とは言い切れないが、最重要原因ではない。反日感情のもっとも重要な原因は、別のところにある』とのことで、以下のような論陣を張っておられる
http://blogs.yahoo.co.jp/jin_dangsheng1/9866876.html

  …しかし、大抵の日本人が中国のことをよく知らないのと同様に、普通の中国人も日本のことはほとんど知らない。彼らは政府の愛国教育での情報か、ネット上の真偽のはっきりしない情報、あるいは毎日何処かの局で流される抗日ドラマくらいしか日本についての情報を得る手段はないのではないか。 少なくともデモに参加した10万人がそれ以上の知識を得ているとは思えないが? 

だとするなら「対日抗議の強い民意」とは上記の3つの情報源から生まれたものではないか? 特に毎日流れる、抗日ドラマの影響は大きいと感じる。 

例えば毎日「原爆ドラマ」や「空襲ドラマ」が流れる状況を想像してみればよい

そのようなドラマが茶の間で流れていて気まずい思いをしたことは1度や2度ではない。


『中国の歴史』
魏は中央集権化を進めた(私軍を極力解散させ軍屯制度により国家自前の軍隊を持とうとした)
呉は豪族の力が強く私兵集団的(山越討伐という難題も抱えていたこともあったので)
蜀は劉備に代表されるように流民寄り合い部隊=外人部隊的 p197

  これが後、蜀と呉が滅亡し、魏が王朝を代えながらも実質残って行った原因か? 
  (時代としては呉の滅亡より魏王朝の滅亡=司馬炎による簒奪が先)

長沙走馬楼簡牘:1996年に湖南省で発見された10万枚におよぶ呉の地方官庁文書、竹簡。時代的には漢時代から三国時代まで(最古は建安2年、AD220〜呉の嘉禾カカ6年、AD237)解析はこれから。p232

  三国時代の文書、特に呉の文書は余りないという、今後の研究が楽しみだ。


魏の時代、玄学が流行した。これは儒教と道教を横断的に解釈しようとする思弁的、抽象的なもの。それまでの儒教は実践道徳的。p247

このなかで「才能と徳性は無関係である=徳性が劣っていても才能があれば登用する」という考えをもつ一派が現れたとか、実に面白い同じような現象が中世ヨーロッパでも実在論と唯名論の論争として出てくる。

即ち、
『たとえ異端の司教から洗礼を受けても、それが形式に則ってなされていれば、洗礼そのものは有効』だとする論理。
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