2012/11/22

日本のソフトパワー  

<今後の中国の5年>
今朝の『ビジネス展望』は野村のカン氏。話題は今後の中国の5年。

2020年までに(1)所得倍増計画、(2)産業構造のサービス業への転換、(3)格差是正の為に特に批判の大きい農村土地利用から得られる収益を農民に多く分配するということが決められたとか。

以下の点はカン氏が述べられたことではなく自分の考え、

(1) は日本でも挙げられ成功した事例、それをよく研究しているはず。

(2) は第二次産業から第三次産業への転換で日本の場合、所得が平均100万円低下した(1)との兼ね合いが難しいだろう。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2992/trackback

(3) これは既得権益層との対立があるに違いない、これも難しいだろう。

(1)を進めようとすれば、国内の地域格差を利用するのが一番簡単、つまり西部地区の不動産開発。となると(2)に逆行することになるし、ますます(3)にも抵触する。次期政権は実に難しい道を歩むことになるだろう。

いずれにせよ政府の方針は判る、後はこれをそれぞれが如何に利用するかでしょう。



<セミナーを聞く>
百日咳は小児だけの病気ではない。最近、大人の患者の存在が問題になっている。マイコプラズマ性肺炎が年々増えている。しかも薬剤耐性菌も増えているとか。


<日本のソフトパワー>
日経新聞のアンケートでは今後日本の世界での存在感は低下するとの意見に70%がYESといい。

発言力を高めるためには1)産業科学技術 39% 2)政治外交が 36% 後、経済・金融、文化・芸術が13−12%と続く。おおむね同意出来る。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1406O_V11C12A1000000/

米国留学時代、日本の文化・伝統が意外にも大変注目されていて不思議に思ったことがある。その時感じたのは、このように注目を受けるのは文化・伝統そのもの故でなく、その時代(90年代)の日本の経済力故だったと感じた。

当時日本人は決して発信力があったわけではなく、今以上に静かな存在だった。しかし、例え「口べた」でも認めてもらえる場合はある。

勿論、今以上に日本人が政治・外交の面で上手になることは必要だが、それは雄弁であるというのとは違うと思う。英会話も出来るにこした事はないが、それとこれとは違うような気がする。英語が巧く喋れなくても、苦労しながらアメリカで沢山の日本人が勉強している、働いている、という姿が存在感を示していたと思う。

その意味で最近日本人が、特に若者が海外に出て行かないというのはそれ自体日本の存在感を低下させていると思う。 しかし、それは彼らだけの問題ではない。日本の社会が彼ら留学生を大切にしなかったことが背景にある。
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