2013/4/30

それだけではないだろう  

ニュースによれば、オバマ大統領が先の安倍首相の「侵略の定義云々」発言に対して懸念の意を非公式に伝えてきたらしい。

解説では米国が現在の日中、日韓の政治状況が東アジア戦略、特に北朝鮮対策を行う上で障害になるとのことだったが、それだけではないだろう?!

もし、安倍氏の云うように先の大戦が「侵略」ではなかったとするならば日本が敵として戦い、かつ極東裁判で判決を下した連合国側の主役である米国の立場がなくなる。つまり極東裁判を否定すること

何故、このような初歩的認識ができないのか? またこれは安倍氏に限らず、靖国神社に揃って参詣した国会議員にも云えること。
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もう一度言おう、

生前の行ないに関係なく、すべての死者を鬼籍に入れ、戒名と切り離す日本の常識は世界の非常識。 

生死にかかわらずナチの残党を世界の果てまで追い詰め、裁きにかけるやり方は、墓を暴き屍を鞭打つ「孫子」の世界から綿綿と受け継がれてきた世界標準。

<訂正>
「屍を鞭打つ」の原典は史記、ただし行ったのは孫子の友、伍子胥。
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2013/4/29

日曜庭師 & 日曜討論から  

昨日ははじめて太陽熱温水器でシャワー
十分熱くなっておりました。それに先日剪定した小枝の焼却。重量で数キロくらい、毎年梅の剪定はしているので、それ分だけ1年間で炭素固定したということ。共にエコな話でした〜


<日曜庭仕事>
先日梅の剪定をしたのが十分乾いていそうだったので昨日は朝から燃やすことに。 1時間程度で簡単に終わる、
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去年は10月末に一度やったがこの時は御簾や台風シーズン前に家に当たりそうな枝を払ったもの。今回は若枝の処理。
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こうして見るとまだ三分の一程が剪定出来ずに残った。枝が高く脚立でも無理なので、

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来年この左側奥の大枝をさっぱり切り倒そう。

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後、去年切り払ったがまた家側に楓の枝が張ってきた。台風前にこれも家側の大きな枝を切らないといけないかな?

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<日曜討論>
日曜討論で65歳まで企業に雇用を義務化したことについて議論があっていた。 年金が65歳になる以上、空白期間がでるのは問題があるので雇用をのばすことは必要だが、それを企業に義務化するのはどうだろう? 

能力がある人は何らかの形で退職後の就業=再就職しているように思うのだが? いずれにせよ労働力人口の低下は2030年には1,000万人も低下するのに?
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それとは別に、これまで旧国立大学および多くの私立大学、研究機関では定年制ならぬ雇用停止制度がこれまで雇用契約解除という形で行われて若い研究者が首を切られていた。 これが今回の制度改革で駄目となったようだ。これは吉報。
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これまで大抵、助教では3年契約で2回まで、それ以外でも5年契約で再雇用可能だという厳しい制度で、私の研究者仲間もかなりな数の人が30代、40代で失業した。私も1つ間違えばそうなっただろう。 

このような無謀というか、酷な制度で日本の学問の社会は崩壊化が進んだが、それが資源のない国、日本に一番大事なイノベイション力を奪ったと感じる。 これを見れば、よほど物好きでなければ、優秀な人は大学に残ろうとしなくなるのは当然だろう。

あのiPS細胞研究者の9割がこれまで派遣博士だったのはよく知られていない事実。 これが今回の改正で救われるのはよかったと思う。 ま、よい点、悪い点両方あるというのが実際のところということ。
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2013/4/28

『中国なしで生活できるか』3  お勧めの1冊

『中国なしで生活できるか』 3
山東省を旅したとき、日本語の書かれた割り箸を見た。その地域は木材加工の集積地で、日本の割り箸も此処から輸出されているのかと気がついたが。この本によれば日本に出回っている割り箸の96.5%が中国からの輸入らしい。p175
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それと、以前浙江省の海宁で革製品だけの巨大な中国皮革城をみた。
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このような特化した市場があちこちにあるらしい。確かに行ったことはないが噂で義乌が雑貨に特化した市城と聞いている。このようなものが出来る理由を著者は以下のように説明する。

基本中国人は独立意識が強い従ってしばらく会社に勤めて技能をマスターすると独立する。しばしば同じ街で競争相手となる。このような傾向は日本の企業には不評だが、これは国民性なのだろう。それである地域に同じ業種が集積し技術や情報を交換しつつ、(人によってはお互いにコピーし合いと悪口をいうこともある)巨大になるということらしい。p182, p200

このような動きで結果として何が起こるかというとコモディティー化というらしい。 つまりコピーし合うことでお互いに部品の交換が可能になりコピー自体が世界標準となるということ。 勿論この場合はブランドというものは生まれようもないので、傾向としては低価格化にひたすら向かう。p227,
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2013/4/27

『中国なしで生活できるか』2  お勧めの1冊

欧米の消費者や世論は、自分たちの輸入する製品を作っている発展途上国の人々の労働環境にまで思いを致している。日本はというと、欠陥品や有害物には大変神経質だが、製品を作っている人たちの境遇には無頓着だ。この違いは「先進国民」としての自覚、あるいは度量の差を感じる… p113

>成る程、反省しないといけないね。

著者は繊維製品の自給率は23.1%と食糧の39%よりも深刻だが、余り話題にならないのは<繊維業界の政治的影響力の低下>が原因だとする。p117

「中国産」と書かれた衣服の収益の19%〜49%(49%は織物が中国製の場合)分しか中国の手に渡らないとする。あとは日本の繊維産業にお金は落ちているという。p120 同じ構造はiPhoneでも云われていた。あの場合はもっと酷い。

一方、国産という場合にもからくりがあるらしい。衣服縫製業界の就業者の65%が中国からの研修生や技能実習生であるという。p122

著者は問いかける、

『「日本製」の衣服の裏には、外国人研修生たちの過酷な低賃金労働や人権侵害がある… 低賃金でも、転職の自由がある中国の労働者が作る「中国製」と低賃金でかつ人権も侵害されている中国人研修生たちが作る「日本製」。貴方はどちらを選ぶだろうか

この問いかけは重要だし、これまで見てなかった部分を指摘された感じがする。


これらの事実を著者は公表されている統計を元に議論する。文字通り 『数字を読む』 という行為。 世の中は『空気を読む』ことに長けているが、最も重要なこの「数字を読む」という面を軽視するところがある。これは間違い。なにより「数字でナンボ」の精神が重要。
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2013/4/26

記録に残しておこう  

心配なことがある。あの病気には山と谷があるというが、もしそうなら今が山?
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今度は周りにちゃんとケアーする人はいるはずだが…






追記
和田氏のblogから

『…腸の病気の関係でステロイドを飲んでいるから、そううつの波が激しいのだそうだ。今は完全なそう状態のようだが…』

記録に残しておくことはこれで2回目。最初の事件はこれ
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そしてその結末
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2013/4/26

『中国なしで生活できるか』  お勧めの1冊

昨日のBSフジプライムニュースにウイルス研究者とともに『貧者を喰らう国』の著者、阿古智子氏が登場し鳥インフルエンザの社会的側面を取り上げていた。
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中国独特の問題点として、生きた鳥を取引する市場のコントロールが重要だろうと思う。


<デビットカード>
スルガ銀行に口座を開設し、デビットカードが使えるようになった。 

先日7-11のATMからも(こちらはキャッシュで) そして某地方銀行からも(こちらはカードで)スルガに入金出来ることを確認した。 

これでデビットカードを現地におけば必要な時、サクッと現金(元)が取り出せる。 銀行間の振込手数料もATMでは不要だし、地方銀行―スルガ経由でも1コインレベル。 便利な世の中になったものだ。

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『中国なしで生活できるか』
丸川知雄著、PHP出版、2009年初版
食糧自給率39%はカロリーベース。生産額ベースだと68% p58

カロリーベースの自給率を上げる為には国産品を買うことではない、日本の農家が野菜や果実の栽培をやめて小麦やトウモロコシを栽培すること。

自給率の上昇=食糧の安定供給ではない

自給率を高めれば不況になった時(93―94年の米の不作で見られるように)外国にその分を求めないといけない。 むしろ供給先の選択肢を広げておく事。p63

著者はむしろ 「食糧の安定供給を確保するには、食糧の自給率を上げないといけない」 と言う人は安定供給を真剣に考えていないと断言する。p64

成る程、そのような考え方もあるかと思う。常識としていることをもう一度改めて考えてみることも必要だと思う。

「国産品が安全」は根拠なしと著者は数字を挙げて述べる。2002年に残留農薬が検出された比率は国産で0.44%、輸入品で0.34%、2003年には国産0.34%、輸入で0.21%。p78-79

ただしこれは輸入品が厳しい品質管理と検査が行われているからで、中国国内の食品については問題が多いとも指摘する。 例として牛乳を挙げると、中国の農家とメーカーの間に信頼がないことによるとも。背景としては中国の農家が零細で一方メーカーは事実上独占状態で買いたたかれる上、農家が貧困で牛乳の消費と無縁なので乳製品や牛乳は都市民の飲むものとの意識があるとも。p104

なんだか、これはよく判る気がする。都市民と農民との格差はかなり大きいというのは我々でも感じるところ。
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2013/4/25

階級闘争と愛国運動は補完的に働く  試行,指向,志向、思考

ずいぶん昔のことだが、前米国国務副長官、アーミテージ氏が

『現在の日本の歴史認識には問題がある』
   と発言されていた。 そしてこれは

『最近の日本国内のナショナリズムの動きと関連する』
   とも述べられていた。 
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その時点では「それはないだろう」と云っていたが、最近の国会議員や首相の言動をみると彼の洞察は正しかったのではないか?

その際、私はそのようになる社会背景について、Toddの
『階級闘争と愛国運動は補完的に働く』 
  と云う説を応用して、
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いま日本で格差の拡大が愛国運動を引き起こしている可能性を言及したが、案外そうなのかも?と思いはじめている。
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2013/4/24

彼らが戦犯として裁かれたからこそ  試行,指向,志向、思考

先日「またしても靖国」というタイトルでのblog書き込みに対して
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http://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/e53675d044e0053809d22dd04f96b0c4
gooのblog(backup用)にレスがあった。曰く、

『世界は関係ない。年月も関係ない。あの戦争で命を落としたものすべてが合祀されてる以上は政府はきちんと参拝をするべき』 と、

先ず事実と反する点を指摘したい。

『あの戦争で命を落としたものすべて』 

と書き込み主はいうが、それでは米国人も中国人も合祀されているのか? そうではないだろう、あくまでも靖国神社が味方の日本人と認定した人たちだけ(その中に朝鮮や台湾の人がいて問題になったとも聞く)

その上で、さらに続ければ、「世界は関係ない」わけではない、事実靖国参拝を巡って中国も韓国も異論を唱えているではないか、あれは政治問題なのだ。 

では何故それほど大きな問題になるのか? それは単純なこと、戦犯が合祀されているからだ。 

戦犯を祀る神社を日本の閣僚が参詣すれば、あの侵略戦争を日本政府は認めていることになるとの論理は世界的な視点からすれば筋が通っている

生前の行ないに関係なく、すべての死者を『鬼籍(人間界から排除)』に入れ、『戒名(生前の人格)と切り離す)』との日本の常識は世界の非常識なのだ。


それでも 『所詮、戦争裁判に過ぎない』 という人もいるだろう。しかし考えてみよう。あの戦争裁判で戦犯として彼らが裁かれたからこそ、他の日本国民全体が許されたのだ。 その経過を無視すれば日本国民は敗戦国民として再度裁かれる立場にもどる。それでいいのか?! 

これは日中、日韓、あるいは日米に限らず、国際関係では普通にやられている方法だ、それをマヤカシと云う人もいるかもしれないが現実的、政治的妥協の産物なのだ。 そうでなければ勝戦国民は敗戦国民を全て罰することが可能になる。 敗軍の将はそうやって責任を取るのではないか? 

次に 「年月も関係ない」 という点だが、これは靖国が普通の神社とは全く異なるという点を理解する上で重要なポイントになる。 靖国神社は鳥羽伏見の戦い以降の戊辰戦争で殉職した兵士をともらうため造られた招魂社をその前身とする、その伝統は官軍側の戦死者は祀るが賊軍戦死者は祀らないというものだ、だから西郷は祀られない。 
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西郷は敵だったから合祀されない、ならばA級戦犯は味方だから合祀されるということにならないか。その合祀された戦犯を閣僚が参詣するということが何を意味するか。論理立てて考えれば判るはず。
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2013/4/24

2012/10/8〜2013/4/24   人文科学系参考文献リスト

半年で15冊程度ですか…  
目標にはとても及びませんが、日曜読書家としてはこんなものでしょうね。

2013/4/24 空海
2013/4/23 『火の料理、水の料理』 3
2013/4/19 『火の料理、水の料理』 2
2013/4/18 『火の料理、水の料理』
2013/4/17 『世界の歴史7』 9
2013/4/11 『世界の歴史7』8
2013/4/9 『イネの歴史』4
2013/4/8 『イネの歴史』3
2013/4/6 『イネの歴史』2 
2013/4/5 『イネの歴史』 
2013/4/4 『稲の日本史』4
2013/4/3 『稲の日本史』 3
2013/4/2 『稲の日本史』 2
2013/3/31 『稲の日本史』
2013/3/29 『DNAが語る稲作文明』6
2013/3/27 『DNAが語る稲作文明』 5
2013/3/24 『DNAが語る稲作文明』2
2013/3/23 『DNAが語る稲作文明』1
2013/3/17 『中国問題、キーワードで読み解く』 10
2013/3/16 『中国問題、キーワードで読み解く』 9 
2013/3/14 『中国問題、キーワードで読み解く』 8
2013/3/12 『中国問題、キーワードで読み解く』7
2013/3/5 『中国問題、キーワードで読み解く』 6 
2013/3/4 『中国問題、キーワードで読み解く』 5
2013/3/3 『中国問題、キーワードで読み解く』 4
2013/2/28 『中国問題、キーワードで読み解く』 2
2013/2/26 『中国問題、キーワードで読み解く』 
2013/2/20 『世界の歴史7』7 
2013/2/19 『世界の歴史7』6
2013/2/17 『世界の歴史7』5 
2013/2/15 『世界の歴史7』4
2013/2/14 『世界の歴史7』3 
2013/2/11 『世界の歴史7』2
2013/2/10 『世界の歴史7』
2013/2/9 『おん目の雫ぬぐはばや』 3
2013/2/8 『おん目の雫ぬぐはばや』2 
2013/2/4 『おん目の雫ぬぐはばや』
2013/2/1 『古代北東アジアの中の日本』 
2013/1/28 『物語中国の歴史』3
2013/1/19 『物語中国の歴史』2
2013/1/18 『物語中国の歴史』
2013/1/17 『中国文明史7図説』 7
2013/1/11 『中国文明史7図説』 6
2012/12/28 『中国文明史7図説』5
2012/12/26 『中国文明史7図説』4
2012/12/25 『中国文明史7図説、成熟する宋文明』3
2012/12/24 『中国文明史7図説、成熟する宋文明』2 
2012/12/21 『中国文明史7図説、成熟する宋文明』
2012/12/17 『中国の歴史07』 9
2012/12/16 『中国の歴史07』 8
2012/12/15 『中国の歴史07』 7 
2012/12/10 『中国の歴史07』 6
2012/12/8 『中国の歴史07』 5
2012/12/6 『中国の歴史07』 4
2012/12/4 『中国の歴史07』 3
2012/12/1 『中国の歴史07』 1
2012/11/29 『中国の歴史12』 7
2012/11/27 『中国の歴史12』6 
2012/11/17 『中国の歴史12』 4
2012/11/16 『中国の歴史12』3 
2012/11/13 『中国の歴史12』 2
2012/11/10 『中国の歴史12』 
2012/11/5 『テンプル騎士団の謎』 
2012/10/30 『中国の歴史』9
2012/10/29 『中国の歴史』 8
2012/10/23 『中国の歴史』6
2012/10/20 『中国の歴史』5 
2012/10/18 『中国の歴史』4
2012/10/16 『中国の歴史』3
2012/10/15 『中国の歴史』2
2012/10/14 『三国志の世界』 
2012/10/8 『謎の空海』 
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2013/4/24

空海  お勧めの1冊

空海
三田誠広著、2005年初版、作品社出版

『謎の空海』の著者で、それと重なる部分が多い。
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ここでもはっきりと書かれてあった、著者は空海の言葉に託して以下のように述べる。

『(玄宗皇帝の3代後の徳宗は)密教を重用した最後の皇帝だった。やがて道教の流れをくむ陰陽道が復活し密教は衰退の時代を迎えることになる。大福先寺の学僧たちも、そうした気配を察知して、貴重な経典をわしに託して異国に伝えたいと願ったのであろう。恵果としても同じ思いであったはず…』 p207
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