2014/4/30

下司の勘ぐり & 思考プロセス  教育

<下司の勘ぐり>
医薬品の貿易赤字は2013年段階で1.8兆円もあるとは驚きだ。

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コメンテーター曰く、日本生まれのiPS細胞に代表される基礎研究があるのも関わらずそれが産業とならない。ここに問題があるとのこと。

それを聞きながら、ある疑惑が…

STAP細胞事件にしろ、今回の山中教授の問題にしろ、世界の先端を走っていたと思われていた分野がこのところつまずく事件がたて続きに起こった。*まだSTAP細胞が捏造だとは決まっていない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3556/trackback

何の証拠もない、偏見にまみれた疑惑だが、組織的にそんな分野のあら探しをするようなことが起こっていないか?  

    全く証拠もない下司の勘ぐりとお見逃しくだされ。


<思考プロセス>
毎日のように使っている(休日の今日も使った)蛍光利用の測定機器LAS4000という機械。
http://www.gelifesciences.co.jp/catalog/1585.html

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生データーが消費するメモリーはデフォルトで4メガバイト(左上の黒い背景図)。これをJPGの画像に転換すればメモリーは400キロバイトほどになる(左下の白い背景図)。さらに定量化して(図右)Excelのデーターに転換すると40キロバイト程になる。これが最終的に論文などには掲載される。

実はこのように思考の過程で(主観的に)不必要と思うデーターを削ることで我々の脳は現実認識していくのではないだろうか? その過程では99.9%の事実は失われる、しかしこの削除過程がなければ脳は現実を処理することが出来ないのでは? 

何方か認知科学の専門の方がおられればコメントが欲しいところ。
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2014/4/29

非生産的あら捜し  

昨日の山中教授の会見をYoutubeでみる。昨日も書いたように真実はいずれ他者により追試されるものだけが生き残る、それが本来の姿だと思う。また、それでも「真理」とされたものでもいずれ間違いが指摘されるのが科学の宿命。そうやってプトレマイオスの体系、天動説も退けられた。 しかしその天動説も1000年間真理として意味を持っていたということは忘れてはいけない。 
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3480/trackback

それと普通に実験をやって、それを昔のようにすべてノートに記録すれば私の場合1年で段ボール1箱と計算できた。となるとたとえば10年間の記録を普通の研究室で全て残そうと思えば段ボール100箱分くらいになるだろう。 それだけのノートを何処に保管するというのか? 少し現実的に考えれば判るはず。 だから今は大部分のデーターはデジタル情報として残す。それが自然な成り行きだと思うがどうだろう?
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3570/trackback

この手の風潮が広がると日本の科学は大いに遅れをとることになる。もっともそれが目的だとするなら問題は深刻だが…



動画で山中教授もルーズリーフを使用されていることも確認出来た。 生物系では大抵ルーズリーフ。 のり付けされてないノートは「信頼性に欠ける」という意見も聞くが、本来のノートの目的は「アリバイ工作」ではない、真実を記録するもの。本末転倒になってはいけないと思う。

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2014/4/29

本来の姿  教育

また研究データー保存の不備に関してニュースが流れた、今回の問題の主はなんとあの山中教授。

ニュースによれば、教授が2000年に発表した論文の画像や図に疑問点が指摘されたとして記者会見し、山中所長以外の共同研究者のノートや資料は保管されておらず、また山中所長の資料からも問題の画像や図の生データ−は発見できなかったという。山中所長は「15年前はデータ−保存の意識が十分ではなく、研究者として心より反省している」と話したとか。
http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000m040075000c.html

一連のSTAP騒動で15年前の生データーもきちんと保存しているのが当然とする一般認識ができてしまった。 それがこのような度を過ぎた「あら探し」を引き起こすことになったのではないか。 これは1つには現場の研究者が現状をきちんと述べてこなかったことに原因がある。

前回、 blogに以下のように述べた。

「ノートなしで、すべてパソコンのハードディスクに記録を残している人だっているはず。そんな現状を吐露する声はない」 
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3577/trackback
と、まさにそのツケが来ている。

この分野の研究にもIT化が進み、今日では大量の画像をパソコンに保存し解析に用いるが、それら全てをプリントアウトし実験ノートに貼付けている人などまずいない。 ところが、

「実験ノートに全ての写真を貼付けるのが当然だ」というような世間の論調。それに対し現場の研究者が現状について「口を噤んで」しまった


真実は別の研究者により再試されることで生き残る。追試されなかったものはやがて忘れ去られる。それが本来のサイエンスの姿。 そうすることで真理とされるものは自然淘汰される。

またその「真理」と称されるものですら、いずれ間違いが見いだされ破棄されるのが本物の科学。
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2014/4/28

頭の悪い証拠 & 雑草除去  

NHKの日曜特番の最後コメンテーターの一言。

力でのしかかり、現状を変更しようとする中国は 「歴史問題」 を上手に道具に使っている。付け入る隙を与えない利口な態度が政治家には必要との指摘。誰に向けての意見であるかは明らか。

 「勝てない歴史ゲーム」に乗るのは頭の悪い証拠
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3249/trackback


また国内のネット右翼はこの中国の戦略にまんまと乗っているということだろう。攻撃的議論、扇情的議論、挑発に乗らず「穏やかな日本」を世界は好きなのだという指摘も実に同感。 


本の延長手続きと新しい本の調達に図書館にいく。裏口にwifiが4月から設置されたとの張り紙。

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素晴らしい! これまで図書館に何度かお願いしていたが、今時、本を読みつつweb検索はセットでないと勉強にはならない。 

以前こんなことをblogに書き残している。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3426/trackback

『本がミクロリーディングだとするなら、webはマクロリーディング、深さはないが網羅的な調査が出来るのでこれらは併用すると凄いツールになる。それほど便利なのに何故、図書館はweb使用を認めないのだろう?』

ま、漸くという感じがしないでもないが、感謝、感謝。




暖かくなり庭の手入れに追われる
雑草がビッシリといつの間にか庭に茂ってしましたので休日実施。

庭木や生け垣については毎年プロに依頼している。年間契約で3面35,000円也。 これは毎年依頼しているので少しディスカウントして貰っている。

しかし雑草は別、これも頼めないわけではないが、引き抜き刈り取るだけで特に技術が必要なわけではないので節約の為、自分で刈り取っている。それに雑草はすぐ茂ってくるので「雑」に何度かに分けて実施がコツ。

とりあえず、家の裏のジャングルを取り払う。

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山のように刈り取った草をコンクリートの上で自然乾燥にまわす。

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2014/4/27


BackUp blogでごーさんの書き込みに対するレスで、
  
  「(尖閣問題は)凍結しかない」  と返事した。
http://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/1590c52856fa37d46c3b9a05485f0807#comment-list

これに対して

  「そのようなことをすれば中国は力で現状変更をしようとするだろう」  

との意見があるかもしれない。しかしそれに対しては一言、この現状を20年維持できれば、また情勢は変わると答えておきたい。 

そのように考える理由は、

何故、今頃になって中国は尖閣を問題にしたのか? 
さらに云えば、中国は清朝時代に本土に植民地や租界を取られた。何故そのようなことが起こったのか? 
逆にこれまで日本は何故尖閣を実効支配できていたのか? 

これらを総合的に考えれば答えは出るだろう。


2035年頃には「人口オーナス」と「環境崩壊」の内政に中国は追われることになるだろう。
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2014/4/27

『中国の環境問題、今なにが起こっているのか』 2  お勧めの1冊

昨日の報道特集によればTPPは継続協議との表明の裏で実際には実質合意になったとか。これが先日のツケの払いか?
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3593/trackback

もしこの報道が正しければ、結構Win Winの会談だったのかもしれない。 安倍氏にしてみれば大統領自身に 「尖閣は安保の適応範囲だ」 という明瞭な言質を取ったのは大きいし、一方オバマ氏にとっても最近シリアやクリミア情勢で国内では弱腰という批判がこのところ出ていたのでそれを払拭する強気の発言をするチャンスだったろうし、また尖閣で借りを作っておけばTPPで譲歩をとれると踏んだのかもしれない。

いずれにせよ、お互い国内向けにはTPPで譲歩したとの印象が与えたくないので最終合意という形をとらず、国内向けに「一歩も譲らなかった」という形にしたかったのは双方同じだろう。

実際のところはどうなのだろう?? いずれにせよ、大統領の口から尖閣という言質をとった以上、何らかのリターンはあるはずだと踏んでいたが?




『中国の環境問題、今なにが起こっているのか』 
「化石燃料を使いつづければ温暖化、原子力には事故のリスク、まさに前門の虎、後門の狼… 安全問題は、単に技術の問題ではない… 正確で透明性のある情報公開が不可欠である…その点で、現在の中国の政治・経済体制に不安が無いとは言い切れない」p81

この文章は勿論福島の事故の前に書かれたものである。その予言は中国ではなく日本で現実のものとなった。今でも福島の事故の際、情報隠蔽が組織的に行われたのは間違いないと信じている。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3363/trackback


また著者は原子力について、
「電力自由化が実現した時、コストの高い原子力発電に誰が手を出すのか、使用済み核燃料や廃棄物などの後処理をどうするのかという問題が発生する」p86

システム工学者の著者はこの文章を何気なく使っている。しかしこれは今、安倍政権が云う「原子力発電が経済的である」という主張と真っ向から対立する。安全性確保、現在国が補助している諸々の経費を考えると原子力が安価だという理論は既に破綻していると多くの識者は述べている。さらに、使用済み核燃料や廃棄物はその保管場所すら決まっていない。現状は便所のないマンションに住み続けているということを国民がどれほど理解しているのかという疑問がわく。
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2014/4/26

『中国の環境問題、今なにが起こっているのか』  お勧めの1冊

クラブに対する今回の判決は妥当だと思う。
http://mainichi.jp/select/news/20140425k0000e040197000c.html

しかし、依然としてタンゴやサルサの場合はペアーダンスが基本なので性風俗を乱す風俗営業と境界が曖昧な部分があると考えられている。 

でも、本当に規制すべき対象は他にあるだろう?! それらを放置しておいてペアーダンスと売春を混同するような馬鹿げたことがまかり通るようでは駄目だな。

サルサは以下の動画で判るようにそれなりに真剣勝負のダンス。
ちょっとセクシーな部分もあるけどね。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2679/trackback


これとかカッコイイね〜〜








『中国の環境問題、今なにが起こっているのか』
井村秀文著、DOJIN新書、2007年初版

中国においてはインターネットが環境問題についての関心を集める道具になっているとのこと、p44  官製マスコミを全く信じていないところでは当然な反応だろう。

都市生活に限ってみても生活排水の処理は後進国並みだと感じることがある。杭州と云えば大都市ではあるにはあるが、下水道のメンテの悪さと無計画さを何度も感じた。例えば出来たばかしの下水道もすぐ壊れる。杭州の家でもまだ出来て数年のビルなのにしょっちゅうトイレが詰まる。ちゃんとした傾斜をつけてないのではないかと思っているこうした施工の悪さには驚くばかし。

著者も述べているが、日本の面積で25倍、人口で10倍の中国で下水道を完備するのは気の遠くなるようなことらしい。p50

兎に角、国全土でみれば水不足は明らか、南水北調という計画が進んでいるが果たして効率よく南の水を北まで長距離運べるものか、さらにはそれによる弊害や災害が起こらないか? あの三峡ダムに象徴されるようなことが起こらないとも限らない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1774/trackback
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2014/4/25

久しぶりに世界の中の日本について  試行,指向,志向、思考

オバマ大統領が尖閣に言及したのには驚いた。有り難いことだが、そのつけは何処かで払わないといけないだろう。ある人が言ったようにTPPは経済の問題ではなく安全保障の問題なのかもしれない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2524/trackback





昨日の『ビジネス展望』には新たに現代中国研究家の肩書きでつがみ氏が登場した。どのような方なのかは現時点では不明だが話の内容は取り立ててのことはなく、既によく知られていることばかし。 ただし数字を出しての解説だったのでそれなりに参考にはなった。同氏は、

「現状の中国経済は投資中心(43兆元)でそれに比べると輸出や内需は僅か(4兆元?) リーマンショック時の15兆からこれだけ増大している。特に不動産投資が中心であちこちに空き家の新築ビルが乱立している。 ただしこれが日本のバブルのように弾けるかというとその可能性は少ないだろう」

というような内容だったと記憶している。

同氏の経歴を検索してみたところ (実際には名前が聞き取れなかったので「ビジネス展望」と「現代中国研究家」の2つで検索してヒットしたのが津上俊哉氏) 東京大学法学部―経産省―(長崎県、外務省出向)独立行政法人経済産業研究所上席研究員―東亜キャピタル株式会社社長―津上工作室代表(2012年) ということらしい。その間、『中国台頭 日本は何をなすべきか』 日本経済新聞社、2003年1月。ISBN 4-532-35029-8。 - 第25回サントリー学芸賞政治・経済部門を受賞されたとも。

これからのビジネス展望の内容にもよるが、サントリー賞を受賞したとかいうのでそれなりに期待できる。この賞を受賞した人にはあのイスラーム研究家の山内氏や『薄闇のローマ世界――嬰児遺棄と奴隷制』の著者、本村凌二氏がいる。
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http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/569/trackback
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2014/4/24

『世界の森林破壊を追う』7  お勧めの1冊

『世界の森林破壊を追う』7
次に早い時期に森を失いヨーロッパで最も森の少ないイギリスの話。

かつては国土の77%を覆っていた森はローマ時代に何と15%まで減少したとする。p209

しかし比較的降雨に恵まれ土地も肥沃だったことから不毛化とまではいかなかったらしい。その後、13世紀にイングランドで起こったマグナカルタも森の管理権を巡る権利闘争の面もあるとか。p214 つまりその時期には再び森の消失が進みつつあったということらしい。

それでも14世紀には森が回復し木材の輸出国にもなったとか。 p215

現在のイギリスは国土の10.6%、これは日本の67.1%、アメリカの31.6%、ドイツの30%、フランスの27.2%に比べかなり低い。p224



最後にダイヤモンド氏の本でも出てきた、オーストラリア
森林が失われた島という印象がある国。それでも熱帯雨林がある、場所は赤道に近い東海岸、グレートバリアリーフのある海岸沿い。p142

この熱帯雨林の75%が失われたとか。P144 現在は国土の5.3%が森林とのことだが、人類の影響が及ぶ前でもその値は9%程度ということでもともと森林率は低い。p144
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2014/4/23

『世界の森林破壊を追う』6  お勧めの1冊

<燃費計算>
885 km/40.2L = 22.0 km/L
108224〜107339= 885km

韓国での船舶事故、多くの若者の命が失われた惨いことだと思う。それだけに原因の究明は厳しく行わなければいけないと思うが、昨夜TVで韓国の大統領の演説を聞いて驚いた。彼女は関係者、とりわけ公務員の怠慢を厳しく批判していたが、彼女が国のトップではないか? 他人事のように批判するだけでいいのか?

いつものことだと云えばその通りだが、彼女は他人(他国)を悪者にして自分の安全を図ろうとする態度がみえる。 



『世界の森林破壊を追う』6
スイスの次の成功例はドイツ

ドイツ南西部の森は「シュバルツバルト=黒い森」と呼ばれる。この森には実際、トウヒやモミが密生し黒っぽく見えるのでこの名前がついたと思われそうだが、史料はそれを否定する。この名前が史料に最初に登場するのは、あの「ザンクトガレン年代記」のAD868年だが、
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/154/trackback
この時代はトウヒの森はなくナラとブナ、モミの混在林だったらしい。どうやらこの「黒い森」というのは森林に人々が恐怖を抱いて「暗黒の」と云う意味でつけられたらしいとのこと。p194

ペストの流行で人口の1/3が失われた14世紀、何千もの村が失われ「森林の復讐」とよばれる時代を迎える。ドイツでは1300年に存在した17万カ所の農村集落のうち、1/4が廃墟と化したとか。p196

ヨーロッパの童話に森が城や町を飲み込む話があるが、その時の記憶があるのかもしれない。その意味ではやはり彼らにとって森は恐怖の対象だったのかも? その後の大開発により17世紀末から18世紀にかけて森は激しく失われ前国土の10%程度まで低下したとか。今のドイツから想像も出来ないほどの驚くべき事実。現在国土の30%が森林だとか。因に有史以前ドイツの国土の92%が森林だと推定されている。p197
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