2014/5/7

『中国モノマネ工場』   お勧めの1冊

阿甘著、日経BPマーケッティング出版、2011年初版 

原題は「The New Industry Revolution, 山寨革命=Shan Zhai」それを「中国モノマネ工場」と変えたのはネガティブな意味で捉え直した結果だろう。著者にはそのような意図はかならずしもなかったと思うが?

もともとの山寨の意味とは、山の中の砦。農民による革命として使われた後、北京オリンピック後にコピー、ゲリラ、非官製、草の根としての意味に使われるようになったとか。Wikiでは確かに違法コピーという意味が載っているが、本を読んだ限り必ずしも著者はパクリやコピーという意味だけでは使っていない。むしろゲリラ的なもの、新たなビジネスモデル開拓の結果と捉えているようだ。

参考資料
http://www.dir.co.jp/library/column/090825.html


なかなか理解の困難な箇所もあり以下の解説には間違いもあるかもしれない。

山寨革命が可能になった、特に典型とされる携帯電話で可能になった理由として著者は精神的には新しいビジネスモデル構築と、より技術的にはメディアテックがホールインワンのチップを提供したことを挙げている。p76 これにより、携帯電話組み立て業者は技術とは関係なく、家電販売、服装品販売と変わらなくなり販売まで1ヶ月で出来るようになったと云う。だから1.2mの借り賃2000元があれば商売が始められるようになったとか。p40
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2014/5/6

人口推計資料 & 世界温泉遺産  試行,指向,志向、思考

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BS日テレの「世界温泉遺産」
イタリアの温泉もなかなか素晴らしそうだ。何時か行く機会があるだろうか? アマルフィーから海を渡ってイスキア島にあるみたいだ。

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2014/5/6

安倍氏が好む統治スタイル NHK日曜討論  試行,指向,志向、思考

いつも参考にさせてもらっているblogがある。そこで最近の憲法論議を巡る地方自治体の対応の変化について「法治から人治へ」と題してなかなか鋭い指摘があった。
http://blog.tatsuru.com/2014/04/18_1041.php

『安倍内閣はあらわに反立憲主義的であり(彼が大嫌いな)中国と北朝鮮の統治スタイルに日ごと酷似してきている…』

以前より安倍氏の発想が実に中国に似ていることは色々な局面で感じここでも述べてきたが、著者の指摘はその核心部分を「法治と人治」という視点からついていて実に明快だ。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3495/trackback



NHK日曜討論
テーマ「少子化と人口減少」 

日本の歴史上、3回人口減少あり(いつなの?)
調べてみたら、江戸に幕府を開府してから最初の100年余、このとき日本の人口は大幅に増えて3300万人前後に達した。その後低迷し、享保の飢饉、天保の飢饉などがあり人口減少の期間があるとか。
http://manabow.com/somosomo/depopulation3.html

<データーベースとして>
出生率:終戦直後(1947)の4.54 > 1.26 > 1.41 やや上昇 (2012年段階) 
未婚率男性20%、女性10% 
自由裁量が多い労働者の方が労働時間は長いのが現実
残業時間の時給を世界標準にする。時給が高くなると経営者は残業より追加雇用を取る
仕事を希望しているが働いていない女性は303万人

核家族化で子供を育てるのは両親のみ
* 中国では爺婆が子供を育てるのが普通。それは大家族制が残っているから可能。

配偶者控除の廃止は必要だろうと思う。
  個人的には配偶者控除は辞退している。ま、中国でZYは仕事しているから当然なのだが、
  これが実は事務的にはとても複雑で、それでは誰しも手続きをしないだろう。

東京は介護で労働者が足らなくなるので外国人労働者が必要となる。ただし、移民という選択肢は安易過ぎる。多様な人との付き合い方が日本人は下手。

<その他データーベースとして>
日本が進歩した時は外国との接触があった。
人口ボーナス期は各国1回しか来ない。
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2014/5/5

鼠族 と 月光族  

一昨日今年はじめて太陽熱温水器を洗濯で使用、昨日もシャワーが十分熱い。今日はどうかな?


日曜の『報道2001』で中国の鼠族についての話題。格差の大きい中国今更のことだが、家賃の安い地下壕での生活、

「もっと稼いで地上に上がりたい」の言葉。
http://matome.naver.jp/odai/2137427535216293801

一方、月光族という言葉も知った。キリギリス風ライフスタイル、全ての収入を使い切るというものらしい。理由は物価上昇がハンパでなく貯蓄しても価値が無くなるということらしい。 …ZYも全然貯金しないが(汗)。

デフレの日本とインフレの中国の違いもあるから単純に批判はできないが、将来に禍根を残すことになるだろう。上海の町には4900万円のマンションと平均月給11万円のサラリーマン。貯金してもとても手が届かないと。かの国の将来、うまくいかないだろうと感じるのが普通なのだが…

http://www.jmrlsi.co.jp/oversea/cmt/cmt0508-2.html


中国で成功する為の条件は3つだと云う、 「親が裕福」「コネ」「学歴」 …さて「学歴」はどうだろう? 今はそれほどでもないはず、でなければ良い大学を出ても蟻族をしなければならない現状を説明出来ないだろう。格差、環境、教育、農村が中国の4大問題



先週の日曜刈り取った雑草が大体乾燥したので庭で燃やす。しかし一部はまだ青々としたまま。とりあえず道を塞いでいた草の山が片付いたのでよしとしよう。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3597/trackback



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2014/5/4

BBC地球伝説2  

町費8400円、支払済み。(5/3)

<BBC地球伝説2>

2つ目はタージマハルの修復の話。ここで大気汚染による大理石の汚れを取る方法が紹介されていた。細かい粘土を水に溶かしこれを大理石の表面に塗ることで傷つけることなく汚れを粘土に吸収させるという方法。

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以前フランスで大理石の汚れをとる方法として表面を削り石の聖堂が一皮剥かれて綺麗になる現場を見てきたが、これは表面を削るという過激な方法とは全く異なる最先端の技術。随分技術が進んだのだと思った。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1392/trackback

ここでも三次元の画像を作成されたが、完全な左右対称でそのずれは3.5cm以下だということが実証されたとか、17世紀にそのような技術が確立されていたとは驚くべきこと。プラムニュースもいいが、たまにはこの番組もいいなと思った次第。

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2014/5/3

BBC地球伝説  

BBC地球伝説
BSフジのプライムニュースをいつも観るのだが、テーマが面白くなさそうだったので、別チャンネルにあわせたところ「BBC地球伝説」に遭遇した。これが実に面白かった。

1つはスペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラの修復の話。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/92/trackback
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/625/trackback
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1075/trackback

法王の訪問にあわせて修復がすすめられる。しかし損傷がかなり進んでいて大変であることがよく判る。 過去の修復にコンクリートが使われたため、コンクリートに含まれていた塩が逆にこの聖堂の損傷を悪化させる結果となったそうだ。番組では最新式の機器を使いコンピューターで三次元の画像を作成し何処に損傷があるのかや、建物が十数センチ傾いていることなどが判りそれを基に修復が進む。

祭典の日の花火

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修復された聖堂、実に美しい! さすが世界遺産。

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2014/5/2

何故中国でバブルが崩壊しないのか? 2  試行,指向,志向、思考

実は生産年齢人口比が低下しても、もう1つ不動産需要を維持するメカニズムがある。それが 「核家族化」 である。世帯数が増えれば、人口が増えなくても(あるいは実質低下しても)不動産取得の「欲求」は維持される。 

ある試算によれば、中国の都市部における総世帯数は、2011年の2.4億世帯から2050年には3.8億世帯に増加する見通しであるとか。つまり生産年齢人口比のピークがそれ以前に頭打ちになっても世帯数は2050年まで増えていくことになる。単純に考えればそれまでは住宅の需要はそれまで続くということになる。
http://lounge.monex.co.jp/advance/marubeni/2012/08/07.html

因に2050年における生産人口比は現在の日本と同程度の人口オーナス状態になるが世帯数の増加は続いている。それが日本との違いかもしれない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3598/trackback

では何故、日本は人口ボーナスの終わりとともにバブルが生じたのか? 

多分それは、既に1990年の段階で日本は核家族化が完了していて世帯数の増加という「緩衝作用」を示す現象が起こらなかったからだと考える。

それを支持するデーターとしてwikiによれば、日本の核家族率は1920年に55%とすでに過半数を占めており、1960年代に急激に上昇しその後1975年(昭和50年)の約64%を頂点としてその後は徐々に低下し始めているとか。

このように見ていくと不動産バブル崩壊がこれまで起こらなかったのは確かに共産党政権の強力な指導?(=バブル先送り)もあるのだろうが、それ以上に「家族構造の違い」もあるのではないか? このような視点での議論は聞いた事がないので無知、無理解、独断と偏見満載な解釈かも?(汗)


  経済音痴の戯れ言とお見逃し下され。



今日から論文作成に入ります更新途絶えるかも?(汗)
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2014/5/2

何故中国でバブルが崩壊しないのか?  試行,指向,志向、思考

昨日blogに中国の不動産価格の変動を示す図を載せた。過去7年間だけの資料だがこの趨勢はこの20年変化していないのでは?  

これまで沢山の「中国バブル崩壊説」を唱える評論家、ジャーナリストが出て来た。ある時は北京オリンピック後にといい、またある時は上海万博後にと述べたがいずれも見事に外れた(笑)
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1582/trackback
産経電子版にも「中国バブル崩壊説」を唱える産経記者の記事が出ていた。悪趣味だが面白そうなので読んでみた。

同氏によれば中国は「バブル崩壊を先送りしているだけだ」とのこと。予言が外れたことの言い訳には苦しそうだ(笑)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140430/fnc14043013450013-n1.htm

添付資料に不動産相場の推移を示す図がある(昨日blogに貼付けたもの)。これを見るとバブル崩壊がいつも叫ばれながら、相場の暴落は過去7年間一度も起こっていない。否、それどころか図表は前年度比なので不動産相場は上昇し続けている。 これはチャイナマジックか? それともそろそろ臨界を迎えてバブル崩壊が起こるのか? 

これを考えるときに参考になるのは日本のバルブ崩壊だろう。私はいつも人口論でそれを考える事が多い。日本の場合、生産年齢人口比のピークは1970年と1990年、他の国にない特徴的な二峰性を示す。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2922/trackback

しかも最後のピークの終わりにバルブ崩壊が起こっている。 それを参考にすれば中国における生産年齢人口比(人口ボーナス)のピークはまさに2015年となる。それでは中国のバブル崩壊は間近なのか? (続く)
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2014/5/1

『中国の環境問題、今なにが起こっているのか』 3  お勧めの1冊

『中国の環境問題、今なにが起こっているのか』 3
中国の国家の命運を握るものとして著者は水問題を挙げる。これは私の問題意識としても共通する。すべての中国の環境問題はここに帰着すると考えている。

よく云われることだが、人口一人当たりの水資源は中国で2170トンで世界平均の1/3、日本は3366トンで平均の半分。それでも日本では水が豊だと感じるのは利用効率故だろうし、急流な河川が多いので水も綺麗だと云える。ただし日本も高度成長期に汚染に悩まされた時期はあるのだが。p101 因に北京は300トンで極端に少ない。p112

もう1つの広い中国ならではの問題は水資源が南に偏っていること。北西部の乾燥地帯では極めて水資源は限られている。その他地下水の過剰な使用は全土にわたって地盤沈下を引き起こし、特に上海、蘇州、無錫、天津、西安では沈下が2メートルにも及ぶとか。p103

著者は主に中国政府の出した報告書を基にしているが、著者自身その信憑性には疑問を持つ、それは数字と著者自身の実感が一致しないことがあるらしい。p108

湖で汚染が深刻なのは太湖と巣湖(安徽省)、それに昆明の滇池らしい。滇池は雲南にあるのでてっきり綺麗だと思っていたのだが、意外だった。やはり大都市昆明の横にあるから生活排水が凄いのだろう。p109、p121

下水道の整備は70年代以降に本格化して都市化に相当おくれたみたいだ。しかし著者はそれ故にビジネスチャンスだと云う。p117

南水北調のうち中線は2010年には全線完成の予定だとか。知らなかった。p125




特にインフラとしての下水道の悪さは日常感覚として感じる。杭州の家は新築に近いのにトイレの詰まりがしょっちゅう起こる。 多分、メンテナンスの問題でなく施行そのもののレベルが低いのだろう。 十分傾斜を考慮しているのか、下水管の太さが十分でないのか。

先日も来日の際、ヲシュレットをちゃんと動かして(あっても電源に接続されていないし、下手に延長コードで接続すると感電しそうな水回り)それに伴いトイレットペーパーの下水への投下を最小限にして詰まりを防止するように提案した。兎に角日本では当たり前の日常的なことが、彼の地では当たり前ではない。 一見豊かそうに見えるがインフラの貧弱な現代中国。


<データーベースとして>
使用期限 住宅―70年、商業・観光・娯楽施設=40年、工業用地=50年 p49
別の3R 資源使用量削減=Reduction 資源再利用=reuse リサイクル=recycle p93

中国の不動産相場の推移

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