2014/9/11

『上海狂想曲』  お勧めの1冊

もう四半世紀になるのですか? 2010年に一度リホームはしたので基本的にはあまり問題はないはず。
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また9-11がやってきました。
もう完全な過去になったような雰囲気がありますが…



『上海狂想曲』
高橋隆治(りゅうじ)著、文藝春秋、2006年初版。

気になる文章がある。曰く、

『(盧溝橋事件1931から太平洋戦争終結1945まで)…この国の歴史家たちは15年戦争とよぶ… 間違いとは言わないが、出来ればあまり使いたくない』p47

著者は最後の4年間を除き、この国の人々にとって戦争とは無関係な日々があったという。

『政治状況は徐々に変化していったが国民の多くはそういう微妙な、時には露骨な変化から本能的に目をそらし、いまの平和がこのまま続いて欲しいと願っていた』 
   さらに中国での日本を標的にした動乱に、
『恐怖を感じる人々がいなかったわけではないが… (日本)政府が安全な解決策を見いだしてくれると信じていた』p48

これが現在の日本の状況と似ているのでは? などいうと、すぐ「幻覚」だの馬鹿にする人が多いが、ここは慎重にすべきだろう。

かつてそうであったように<外的な緊張は内的な悪化>から目をそらすことになる。特に近年の周辺事態の緊張、経済の悪化、さらに追い打ちをかけるような震災と原発事故は国民の意識を過剰に防衛的にしているような気がする。
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