2014/9/18

『上海狂想曲』2  お勧めの1冊

水曜日の夜は寮母さんがお休みなので代理寮長。といっても昔とは異なります。別に学生の相手をすることもなし。在室者チェックもモニターでの遠隔管理で定時の巡回だけがお仕事。




『上海狂想曲』2
沖縄で住民を置き去りにして軍隊が撤退したことを聞いたことがあるが、どうやらこの昭和12年の上海でも同じことが起こったようだ。上海で13日に戦闘が始まる前日、領事館の家族が脱出するため集合していたとか。p150 また、同じことが戦争末期の満州でも起こっていたことを著者は記載している。

当時の上海第一兵站病院勤務の軍医(早尾軍医)が上海派遣軍医部に提出した報告書を著者は紹介する。その一節には、

『支那人強姦例は殆ど数を挙げ得ざる程の多数に上がり… 犯行は次第に在留邦人にも向けらるるに至れり…』p192

この報告書が出されて四ヶ月後に「従軍兵士の心得」という小冊子が日本軍兵士に配られたとか。その中に曰く、

『…婦女子を姦し私財を掠め或は民家を謂われなしに焼くがごとき絶対に避けなければならぬ…』p196 とある。

まだ存命の被害者がいる以上日本はこれからもこうした負の遺産を背負っていかないといけないのでしょうね。南京の事件、被害者数の正確さが問題ではないはず。


さて、今日は柳条湖事件の日、何か動きがあるか?
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