2014/9/21

『上海』3  お勧めの1冊

土曜のNHK特番「巨大災害」 
先の大地震のきっかけがマントルから断層にしみ込んだ水ということだったが、それが何故Heの存在で判るのかが今ひとつ判らなかった。水はHとOの化合物で希ガスのHeとの関係は? もう少し説明が欲しかった。

最初は薄いプレートが段々大きく重くなって、まさに日本海溝のところで落ち込むという仮説? 日本は古代から災害の多い場所に位置している事が判る。同じ状況にあるのがチリ、チリでも巨大地震が何度も起こっている16世紀にマグネチュード10近い地震が起こった可能性があるとか。

日本人には諦観の思想がある、それと災害の多いことと関係があるという説があるが、アステカ文化では世界消滅伝説がある。こととも何か関係がないのか???



『上海』3
第一次世界大戦後、上海に吹いた「アメリカの風」は富裕層から貧困層まで、程度の差こそあれその洗礼を受けたという。p107

しかもこのアメリカはイギリスと異なるものだったと著者はいう。それはイギリスが経済的利益を至上として現地住民との関わりを避けたのに対し、アメリカは教育と文化を通じて中国の近代化を促進しようとしたとか。その例に多くの高等教育機関を創設した。

上海ではないが、あの精華大学も義和団事件の賠償金を返還するかたちで精華学校を前身とする。p111

さらにもう1つの文化の発信源として注目しないといけないのがロシア。革命で多くの国を失ったロシア避難民が上海にわたってきた。しかも下層の移民は中国人と生活を共にすることが多く文化の下支えをしたという。かれらは特にフランス租界に住んだという。p123

さらに1930年末からヨーロッパからユダヤ難民が流入してくる。これらアメリカを基盤として、ロシア、ユダヤの混淆文化が上海を舞台に花開く。

著者はいう、「上海人は文革の時もこの文化を忘れなかった」と。p139

上海人は他の地方(北京人ですら)の人を馬鹿にしているとよく聞くが、そのこととこれは関係が深いに違いない。
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