2014/9/30

『中華と対話するイスラーム』4  お勧めの1冊

燃費
913km/41.0 L = 22.7 km/L
114,292~115,223km



『中華と対話するイスラーム』4
著者は「終章」で、どのようにマイノリティーなる中国モスレムがマジョリティーたる漢族と共生しつつ自文化を保全するための方策をとったかを大きく3つにわけて解説する。1つは勿論、イスラーム文化に一定の変更を加えてマジョリティーの文化と調和させる道。これは儒教や道教の教えを導入することだろう。

2番目の方法はイスラーム文化に変更をせずに何らかの方法で衝突を回避する方策をとろうというもの。これはイスラーム法そのものの中に中国社会との共存方法の模索の道を求めるというもの。

そして3番目がイスラームと漢族文化を包括するより超越的な、あるいは普遍的枠組みを用いること。

さて果たして、それらの方法は現代において何らかの成果をみたのだろうか? マイノリティーであるイスラームが中国のマジョリティー文化に囲まれた状態でも生き残りの方策を見つけ出すことが出来たのだろうか? 様々な試みにも関わらずこの模索は依然として続いているというのが現状なのだろう。
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