2016/7/9

FACT 2からの発展試論  試行,指向,志向、思考

<円安=株高で豊かになったのは誰か?>
日本の場合、投資のほとんどは機関投資家。つまり、銀行・生命保険・投信会社・証券会社・年金機構で個人では数%と云われている。ただし、そのほかの多くの個人は銀行などに預貯金や年金機構に社会保証費としてお金を預けているわけで、日本中のほぼ全ての勤労者が間接的に株式投資に関係していることになる。ただ、そうした大部分の人には株式での利益がトリクルダウンの形で降りてくるわけではなく、投資機関の利益として吸い上げられるわけだから大して利益は還元されないだろう。ただし、投資機関が運用に失敗すれば損害はもろに被ることになる。

と考えると、円安になり株価が上がり利益を得るのは「金持ち」か、退職してなけなしの退職金を株に投じる「老人」ということなる。つまり円安・株高で儲かる個人というのは上記の数パーセントの金持ちか老人ということではないか?

やはり 『この国が金持ちと老人に政治が支配されている』 ということだ。
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2016/7/9

テロ犯の爽やかな笑顔に思う  試行,指向,志向、思考

金曜朝の「私の視点」は寺嶋氏だった。話題は最近のテロについて、特に昨日も話題にした「グローバル・ジハード」についてのもの。

このラマダン中に世界中で400人近くがテロの犠牲になったそうだ。日本のマスコミは日本人に犠牲者が出ると大きく取り上げる。それは判らないではないが、あくまでもこの「グローバル・ジハード」時代に起こっているテロの一部でしかない。また別に日本人だからどうだ、というものでもない。

しかしそこで寺嶋氏が指摘されていたことは、イスラームと西欧社会との歴史的対立という点だ。イスラム教とユダヤ教、キリスト教は同根だが、それだけに今更十字軍を挙げるまでもなく「骨肉の戦い」が世紀をかけて続いている。そしてその中に、何故わざわざ日本が飛び込む必要があるのだという問いかけをされた。そしてそれに代わる「第三の道」を掲げるべきだとも。

確かに寺嶋氏の意見には一理あると思うが、反面事態はある時から大きく変わってしまった。とりわけ誰かさんがイスラエルの国旗の下で「テロとの戦い」を宣言するおバカな映像が世界中に流れてから、日本は公に欧米側についたと世界の過激派は理解したのでは?
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いずれにせよ、「グローバル・ジハード時代」におけるテロとの戦いというのは実に難しい。どこでも誰でも犠牲になる可能性がある。別に日本人だからどうだということはないし、イスラーム国家に行かなければ安全だというものでもない。

それにしても、あの今回のテロ犯の「爽やかな笑顔」をどのように受け止めたらいいのだろう? 悲壮な覚悟も、虐げられた者たちの抵抗といったイメージからも程遠い。どこか友人たちと旅行やパーティー時のポートレイトのようにも見えて憂鬱になる。


さて、今週で前期授業は終了。これから試験の季節となる。学生さんも大変だがこちらも同様。 ただ拘束時間がなくなる分気が楽。
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