2016/7/27

GPS監視システム導入の是非  試行,指向,志向、思考

驚くべき事件が起こった。事件そのものだけでなく、その犯行を予告する手紙を持参して衆議院議長宅まで行き、警察での取り調べを受け。それに伴って強制入院などが行われたにもかかわらず今回の惨劇を引き起こしたらしい。 報道では尿検査で大麻の陽性反応が出たことから、薬物影響下の犯行を伺わせる内容になっているが、本当だろうか? 
http://www.kanaloco.jp/article/188416/

薬物中毒者による犯行というストーリーがたてば、社会が納得し易いという現実がある。しかしそうした異常性というものは正常人の精神とつながる部分が大抵あるものだ。 報道が正しければ「私の目標は重複障害者の方が家庭内の生活、社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界」「人類のためにできることを真剣に考えた答えです」という文章には、その結論が障害者の殺害という点を除けば
   <それなりの論理性はある> 
マイノリティー排除の思想の発展系とみてもよいのではないか? 

それとは別にして、「職員の少ない夜勤に決行」と予言したにもかかわらず、元勤務先での犯行を予防できなかったのは、「後出しジャンケン」と言われるかもしれないが、かなり今回致命的ミスがあると感じる。 病院、警察、障害者施設間に情報共有の仕組みがなかったのではないか??

テロもそうだが、こうした犯罪を未然に防ぐことは不可能だ。しかし可能性の高い潜在的犯罪者に対する監視システムは必要な気がする。米国ですでに導入されたとかいう、潜在的犯罪者に対するGPS監視システムを導入する時がきたのでは?
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2016/7/27

『イスラームから見た「世界史」』10  お勧めの1冊

『イスラームから見た「世界史」』10
著者は西欧が3つのイスラーム帝国(ムガール、サファビィー、オスマン帝国)に侵入したことは「文明の衝突」のような事態を引き起こしてはいないという。この「文明の衝突」という言葉はルイスハンチントンの本を意識してのことだろう。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1165/trackback

著者はこれが平和裡に、貿易商人によって行われたものだと言う。実際、西欧がこの地域に進出した時期はこれら3つの帝国は絶頂期でにあった。p406 当時サファビィー朝の首都イスターファンを訪れたあるヨーロッパ人は世界の富の三分の一がここにあると書いていた。

それはともかく、その後のオスマン帝国の凋落についていえば、衰退の兆候は2つあったと著者はいう。1つはウイーン包囲(AD1529)であり、もう1つはレパントの海戦(AD1571)。しかし共に、これらはオスマン朝の人々にとって、凋落の兆しとは思えなかった。なぜなら前者は、スレイマン時代はオスマン朝の最盛期の出来事であり、後者は確かに西欧からは、歴史的転換を示す海戦と見なされたものの、オスマン側から見れば翌年にはこの海戦で失った以上の艦隊を建造できたからだとする。これをして著者は言う、

『歴史の潮流を漂っていた当時の人々(オスマントルコの人々)にとって、客観的な評価を下すのは困難だった』 とも。p413

また最後に著者が述べたことは今日の日本でも認められることなので、特に注目したい。それは、

『(社会が停滞しはじめると)保守主義者はえてして社会の道徳的な枠組みを激しく批判し、規律や年長者の尊重といった旧弊な徳目を復活させよと声高に主張するものだ』p415




、、、この後は、私の勝手な理解。

「家族を大切にする」ことをわざわざ新設して、憲法に入れようとする動きもこれに似た現象。
自民党の憲法改正草案(3章24条)新設条案
https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/130250_1.pdf
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