2017/3/31

3日目(3/21 火曜)  

定点観察
桜開花。

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3日目(3/21 火曜)
2日目のセミナーの内容は初めて聞くような内容だった。非公式の会議ということで内容は公開できない建前になっている。(ここを見る人には関係ないだろうが) それゆえ、写真も録音も許されないのはこの会議がアメリカでスタートした時からのお約束。(今回はイタリアで開催されたが、これは例外的でもともとはアメリカの会議)とはいえ、この時代Facebookやtwitterで情報はすぐ流れるので微妙な面はあるようだ。

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写真はアウトなので、上の写真は会議が始まる前の遠景。


知らないことが満載でなんとか話についていくだけで精一杯。細かい点などよくわからないことが多かった。初日にOverviewをした先生によれば、この分野の仕事が報告されたのが1987年だったとか。その後は他の分野の進展と絡みながらかなりのことが分かっている。特にノックアウトマウスを用いた研究で老化や神経変性、心疾患など様々な疾患、加齢現象と結びつくことがわかり現在では非常に多くの研究者が集まるようになったようだ。これからはiPS細胞から臓器を造れるので動物実験なしで直接ヒトの疾患の解析なども進むだろう。夕食時、たまたま隣に座った先生がこの会のオルガナイザーの一人で、自分の研究の話をする機会があったが、自分の分野にはまだ人が集まっていない旨を述べると「You are Lucky!」みたいなことを言われた。確かにそれはそうだ。でも逆に言えば、まだ人を惹きつけるほどの潜在的魅力がないというだけのこと。

1時のランチ開始から、ポスターセッション開始の4時までは自由時間。実際にはポスターセッションに全員出るわけではないので人によっては6時のオーラル発表までかなりの時間自由になる。 とはいえ、山の中(正確には丘の上)どこかに移動するにも自動車がいる。トレッッキングコースやプール、それにホテルが主催するイベント(パスタ作りなど)が唯一楽しみ方のよう。下の写真は散策の時のもの。

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しかし、こうしてホテルにカンズメにして会議をすることがこのGRCの目的。こうした機会に世界の研究者と知り合いになれる利点がある。帰国後、Google mapでホテルの位置を確認すると扇状地に建てられた古都Luccaからかなりセルキオ河を遡った、これまた小さな扇状地Bargaの丘陵斜面にある。正面遠くに見えていた雪山はParco Alpi Apuane;アルピ アプアネのようだ。
https://www.google.co.jp/maps/place/Renaissance+Tuscany+Il+Ciocco+Resort+%26+Spa/@44.0901743,10.4661566,64052m/data=!3m1!1e3!4m5!3m4!1s0x0:0x667e080566b77b1c!8m2!3d44.0908524!4d10.4681093

初日のWelcome dinerを除き、毎日夕食は夜のセッションが終わったあとの8時からだということを知る。初日は確かにOverviewなので真剣な議論はないからワインが入ってもいいのだろう。それにしても、夕食の時間はかなり遅く、腹ペコだ、それに終わった安心感でワインを飲むのですぐ睡魔が襲う。早々に切り上げ寝床に直行。そして3時頃に時差で目が醒める。朝まで眠れないのでメモをパソコンに打ち込んでおく。帰ったらセミナーの時に大学や近くの同業者に学会の報告をするのが決まりなのだが、その理由だけでなく、こうして文字化することが頭の中を整理する上でも重要。聞いただけメモをとるだけでは忘れてしまう。「言語化」は「認識」だと確信する瞬間。

別件だが、日本以外のホテルではどんなに高級なホテルでもヲシュレットがない。慣れてしまうとヲシュレットがないのは辛い。それとこのホテルが斜面に建てたいくつものビルの複合体からなるので分かりにくいがそれがホテルの探検という別の面白さもあるようだ。カナダのバンフ温泉やウィスラーでのアメリカの学会でも会場のホテルがそのような作りで、山の中で開催されカンズメになるので仕方なく? そうした楽しみ方があった。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1478/trackback
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2017/3/30

書き残し  

書き忘れたこと1つ。イタリア入国審査がとてもいい加減だ。警察官みたいな人もいないし、走れば入国管理場をすり抜けることが可能な構造。審査もスタンプをパスポートに押すだけでEUに入境できる。また、どこに宿泊するのか連絡先はどこかなど不要。ただし空港内では警察官が一人一人チェックを入れていました。もちろん私も職務質問を受けました。まずパスポートの提示と現金をどれだけ持っているかでした。しかしなぜ、持参している現金について質問するのかな?

ホテルではチップの相場がわからないので朝、“Thanks in advance” とメモを残し、部屋に5ユーロ置く。発表の準備はしていたが、イタリアについての基本知識はゼロで入国したことに気がつく。PISAは現地ではピザと発音されるみたいで、最初聞き取れなかった。いずれにせよ初めての外国で1人旅はいろいろ神経を使います。アメリカや中国では全然そんな感じがないのはやはり慣れでしょうか?

イタリアの電源は3股。フロントでアダプターを借りる。5ユーロだが、返せばrefundされるみたいな口調だったが、帰りに返したがrefundはされなかった。でも、そこで指摘せず。ケチな日本人と言われるのが嫌だったから(笑)。

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それともう1つ、エレベーターのボタンの押し方にもコツがある。いつもボタンを押しても効かず他の人に押し方を教えられる。(片側のみ押さないとダメみたいだ)

ランチの時間にもワインが出るがさすがに抑えておく。夕食では誰もが飲むがそれでも夜のセッションは普通にやる。GRCはいつもこう。日本の学会では考えられない。

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ランチのあとホテルの周りを散策する。これから4時のポスターセッションまで長い休憩。実はこの間、いろいろなイベントが用意されていて、あとでupするLucca day tripもその1つ。

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上の写真はビル同士の渡り廊下。右側の6階が隣のビルの1階に連絡している。下の写真は食堂の前の庭で見つけた面白いプレート。 曰く、I am a tree, not an ashtray

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その他、パスタの作り方だの、裏山の散策;トレッキングコースが有名だとか。しかし時差ぼけもありLuccaだけにしておき、休憩時間はゆっくりしたり会議のメモを頭の中を整理することも兼ねてパソコンに打ち込んでいたりした。

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2017/3/29

ホテル・ルネッサンス & Birds of feather flock together   

安部さんの奥さんが100万円を寄付しようが、それはどうだって構わない。問題は国有地の売却に変なことがなかったかどうかだろう?! いかにも胡散臭い前理事長夫妻と安部夫妻との関係。

ま、「類は友を呼ぶ」、「物以类聚 , 人以群分」 ということ!



<ホテル・ルネッサンス>
ホテルは山の斜面に建てられたもので景色は抜群。ホテルの屋根は赤茶色に統一されている。

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実は建物は数階だての棟が渡り廊下で複雑につながった構造。

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プールなども完備しているが、この時は水が抜かれて空だった。隣の山の中腹にこれまた塔を持つ石造りの建物が建っている。

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遠くにこれまた塔が幾つも見える城塞のような建物群が見える。最初これがLuccaだろうと思っていたが、どうやら別の小さな城塞。また遠くに煙が常時見えて最初は温泉だろうかと思っていたら、後で驚いたことに工場群であることがわかる。何の工場かは最後まで確認できなかったがもしかすると製紙工場かもしれない。大量の木材を運ぶトラックを何度か見たことと工場に「You can trust our paper」というような広告を確認できたからだ。

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さらに右手、遠くには雪を頂く山脈が見える。どうやらかなり高そうな山脈があるみたいだ。

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眼下には登ってきた九十九折の道が見える。

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さてこのホテル、増築を重ねた感じのもので、とにかく複雑。

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部屋は9階とのことだったが、実際には手前の棟の6階から渡り廊下を通って隣の建物に移り、そこから3階上がって部屋に着く。部屋はダブルだが狭く、ベランダは斜面がわにあり景色は残念ながらよくない。

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ところでイタリアも英国風、日本でいうところの6階へ上がるのにはエレベーターのG5で降りる。つまり1階はグランドゼロ。それがわからないとまた混乱する。G5(6階)つまり隣の建物の1階に会議場がある。写真の正面に見える建物。

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途中迷っているとイスラエルから来たという気さくな参加者に行きかたを教えてもらう。彼と一緒にすぐさま食事をして(当然ワインがついたので少し飲む)聞くところによれば大学院をカルフォルニアで過ごし、ラホヤで研究とビーチに日々を過ごしたらしい。ラホヤといえば有名なスクリプト研究所があるが?

後で知るところによれば、彼は現在は研究者というよりイスラエルのテルアビブ大学のベンチャー関係のファイナンス関係の部署に所属し、こうした会議に参加していち早く情報を入手し創薬化を目指すみたいだ。会議の中、ある阻害剤の発見が報告されていたが、すぐさま質問していたら、発表者がこれは別の企業との共同研究だから「断り」をいれていた。恐るべしイスラエル

夕食後、7時半より夜のセッションに突入。ほとんど寝ていないし、専門から少し離れる話だし、初日の導入のためのOverviewなので眠気に襲われるのを我慢しながらメモをとる。9時半のセッション後はシャワーを浴びてすぐベッドに入る。
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2017/3/28

2日目(3/19 日)ドーハ後〜  

先にカタール航空とドーハ・ハブ空港について不満を書いたが、それでも南アジアの人には便利なこともあるかもしれないと思ったことを1事。この航空会社では少なくとも3種類の食事が振舞われていた。ビーフ、チキンそしてベジタリアン。もしかするとそれ以外の食事も用意されていたかもしれない。それは時間を変えて別の食事が提供されていたからだ。ヒンズー教徒にとってビーフはないだろうし、もちろん乗客にはイスラーム教徒が多いからポークはないだろう。これは大変だな〜と思った。日本人や中国人はなんでも食べるから、食事は「好み」のレベルだが、イスラーム教徒やヒンズー教徒、ジャイナ教徒では「戒律」、レベルが違う。なぜ、南アジア、西アジアでそうした食事の禁忌があるのか、あるいは逆に東アジアではそれがないのか。これは今後の課題。

2日目(3/19 日)ドーハ後〜
上で述べなかったドーハ空港での出来事として、ここはさすがイスラームの国、トイレットとは別に沐浴場?があった。最初間違って入って係りの人にここは違うと言われてはじめて気がつく。それぞれの入り口に管理人みたいな人がいつもいる。人件費が安いのか、それとも戒律の問題なのか? それは判らなかったが…

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さて、ドーハから飛行機はイラク北部、トルコを横切るような、直線より北側に少し遠回りをするような経路。これは、地上戦闘の激しさを考えれば当然のことでしょう。思うに南ルートはこうしたリスクもあるということだ。

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トルコからは一度黒海にでてバルカン半島を横切りアドリア海を越えてイタリア、ピサに着く。

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その間、wifi接続に苦労しながらJulio lalesiasとマライヤキャリーを聞いて時間を潰す。何しろ最後のバスを入れると移動だけで1日を超える長旅。乗り継ぎ・待ち時間を加えると24+5時間の行程。

ピサ空港は、Galilei International Airportの別名がある。さすがピサの斜塔がらみの観光都市。

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事実、空港内も自由に無料wifiがあるので、しばらくバスを待ちながら散策。 空港はとても小さく、雰囲気は日本の地方都市空港、例えば熊本空港に似ている。周りも林と家が散在する感じで。ともかくピサという町も寂れた田舎的な感じだった。

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これはバスに揺られながら最終目的地のLuccaまで同じだが、風景にはいつも教会と時折小さな砦が見えた。

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それにかなり大きな城壁都市、Luccaが見えた。(後日確認)

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なんとかまる1日以上かけての移動で現地時間の5時ごろ(日本時間は+8時で夜中の1時)目的のホテルに到着。

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2017/3/27

1日目(3/18 土曜)〜ドーハまで  

月曜は1日、出張中にきたメールを片付ける。転送していたので緊急なものはすでに手を打っていたが、やはり職場でないと片付かない仕事も多い。あと、出張報告(復命書)と旅費関係の書類を出せば終わるところまで一気に1日で済ませる。時差ぼけもあって結構疲れる。あとは先に書き込んだ内容を再度、画像付きで掲載。

1日目(3/18 土曜)〜ドーハまで
外貨交換に国際線の方へ移動し、1Fで必要最小限の100ユーロ入手(福岡空港3Fの銀行ではユーロなし)。レイトは126.15円で悪いと思ったが、PISA到着後で現地でのレイトと確認すると135円=1ユーロとなっていて、日本で換金して正解だった。福岡空港で最終目的地のPISAまで荷物を運んでくれるように手配。ちなみに荷物の重さは衣類だけだと通常トランクサイズ(機内持ち込みサイズ)で8キロ。羽田でのカタール航空のチェックインカウンターはL。

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DOHA到着が予定で6時に対し、搭乗予定時間は6:35分。しかも機内から外に出るまでに余計に時間がかかり残りわずかしかない。しかも、その間になんとセキュリティーチェックもあった。それもかなり厳しい検査で日本では問題ないベルトが引っかかり余計に時間を取られた。さすが世界の火薬庫。しかも帰りの長い時間待ちの間に確認できたことだが、搭乗口は出発の1〜2時間前、直前でないと決まらないみたいだ。 ハブ空港ならではかもしれないが、しょっちゅう航空機の遅延のアナウンスが流れ、搭乗口の変更や時間の変更がアナウンスされていた。 

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時間が正確でない上に、搭乗口が直前までわからないのは慣れない外国旅行では非常に不安。しかもDエリアなどに搭乗口が指定されると、電車で移動する距離がある。 実際は大した距離ではなく徒歩でも移動できないわけではないが、知らない場合は不安になるだろう。

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写真は時間(=精神的に)に余裕があった帰国時に撮ったシャトルからのもの。この時もDターミナルに直前に指定されたが行きで経験済みで心に余裕があったので写真に撮れた(笑)

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結果的には行きの搭乗時間は1時間遅れにずれ込み、搭乗口で待たされたのはお約束(爆)。ここで暦が変わって19日に突入。もっとも時差が6時間あるので、日本ではすでに19日昼過ぎになっていますが。

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写真は搭乗口を掲示板から書き取り搭乗口まで走った時の航空券。その後搭乗口で待たされた間に落ち着いて写真に撮ったもの(笑)

このカタール航空とドーハ・ハブ空港、どちらもアラブの王族が作ったもののようでハード面は贅沢だが、ソフト面は悪い。確かに料金は北回り直行ヨーロッパ便より安いだろうが、次回はやめようと思う。またカタールの搭乗手続きの人はそのまま一緒に搭乗してスチュワーデスに変身していた。こんなところにも安い航空券の理由があるのかもしれない。

さて、今回3つの飛行機を利用したが、最初の777を含め(B777,B787-8, A320)すべて機内でwifiが使用可能になっていた。ただし回線状態は悪く、よく切れる。また一度繋がってもその後、二度と繋がらないこともあった。 羽田の国際線ターミナルにはトランジットホテルが併設されている。以前利用した上海国際空港と同じで多分すごく高いだろうが…? 

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さて、飛行機は朝鮮半島から北京上空、さらに崑崙山脈の北、タクラマカン砂漠の上を飛び、インドアフガニスタン、イランの国境付近を飛んで、

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ドバイの上空を越えてドーハに着く。ドーハといえば、「ドーハの悲劇」が日本では有名?

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ドーハ到着後の顛末は上で述べた通り。 
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2017/3/26

帰国(金曜〜日曜)  

帰国(金曜〜日曜)
金曜朝にホテルを出て深夜にドーハに到着。7時間の時間待ち後、土曜の早朝に羽田に向かい、また深夜に到着。ホテルで一泊後、日曜の午前の便で羽田から福岡へ、昼過ぎにようやく到着。途中の時間待ちや時差があるにしても2日以上かけての帰国、大変疲れました。次回からはドーハ経由はナシ?!

これまで直行便しか経験がなかったが、今回南アジア経由ではじめて気がつくこともあった。それはイスラーム教徒やヒンズー教徒などの多くの旅行客が行き交う航路では機内食にはいろいろなバリエイテョンが求められるということ。言われてみれば当然のことで頭の中では分かっているつもりだったが、具体的な事柄に体験してはじめて判るもの。それにしても、日本人や中国人はなんでも食べる、食物に対する禁忌がない。それに比べ、イスラーム教徒やヒンズー教徒の「食」に対するタブーはすごい。なぜ、この地域にそうした風習が根付いたのか? これは今後の課題。

さて、これから少しずつ今回の旅を再度、写真を添えてまとめて行く予定。
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2017/3/24

5日目(木)  

5日目(木)
1週間にわたる学会が終わる。初めて参加する分野だったので知らないことばかりだったが刺激にはなった。

まず1つ感じたのは、もう少し俯瞰する視野を持たなければならないということ。我々がいつも見ている風景と、ここで議論されている風景は同じではない。同じ物を対象としていながらもそれぞれが都合のよい色眼鏡をかけて覗き込んでいるので違った風景が展開されている、どちらが正しいかではなく、どちらも世界の片側しか見ていないということだろう。

我々が世界を認識する場合、お釈迦様ではないので「あるがままの世界」をみることはできない。そこにはやはりある種の原理や哲学で現象のある側面を切ってみる必要があるが、しかし、時にはその原理や哲学を他から借りてきて、取り替えて見てみることが必要だということだろう。

またこれは自然科学に限ったことではない。今の社会を見る目も思想やイデオロギーが先に出ると同じことが起こる。時には「どちらかを代えてみる」必要があるということ。これは言うは易く、行うは難しの典型。
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2017/3/23

4日目(3/22 水)  

4日目(3/22 水)
前日のDay tripで疲れたのと、そろそろ時差が効いてくるのと、水曜のテーマが「臓器ごと」のセッションで興味の対象から外れたことなどから、メモはあまり取らず聞くだけ。それでも帰国後は報告会があるので抜けるわけにはいかない。

リゾートホテルはいつもそうだが、アメニティーについてはほとんど何も準備されていない。石鹸がある程度、予想されたことなので髭剃りや歯ブラシ等は一通り持参してきたので問題はないが不便だ。それに買いに行こうにも山の中で車がないと動けないので、他の人は大丈夫なのだろうかと余計なことまで気にしてしまう。それと、無線LANはあるとされていたが、これもとても使いにくい。よく切れるし、毎日登録しないといけない。

ま、カンズメにして勉強に専念させるのがこのGRCの醍醐味だが、やはりちょっと不便。さて今日はバイオテクノロジー関連のセッション、どのような話が出てくるのか? 製薬関係の人も参加者の中にはいたし、こうした会合で非公式に発表される先端研究から将来のドル箱になりそうな研究を探すのも彼らの仕事だろう。ちなみにこの会議ではカメラや録音をしてはいけない。口外してもいけないというのが決まりになっている。それで未発表データーをどんどん出す先生もいる。自分の発表内容はすべて既に論文にしたものばかりで、現在論文にしつつあるのは口頭で説明するときだけ少し喋った程度。出し惜しみしたかな?ともおもう。
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2017/3/22

3日目(3/21 火曜)-2  

3日目(3/21 火曜)-2
昼休みにホテルが企画したDay trip に参加する。ホテルから約45分かけてバスで中世都市、LUCCAに行く。やはり初日に見た城壁だった。城壁は石造りの立派なもので幅は4車線ほどもある。これは周辺で板状節理がみられる石切場がたくさんあり、ここから当時供給されたのだろう。民家にもふんだんに石造りの建物がみられる。

大きな正門からはいるとこの都市の地図があり完璧な城塞都市であることがわかる。あちこちに塔があるが、明らかに教会とわかるものの他、個人の邸宅に付属した塔と思われるものもある。町は典型的な中世都市構造で邸宅が狭い路地を挟んで林立している。しばらく歩くと広場に出る。

城壁沿いに用水路があり大量の水が勢いよく流れていた。2時から帰りのバスの時間までほぼ2時間、歩き回る。途中、トイレに行きたくなったが、公衆トイレがない。幸い親切なお店のトイレを借りたが観光都市だろうからここら辺は整備が必要だろう。

この地帯は山間部というか丘陵地帯で、当時も今もあまり農業は盛んではないはず、どのような産業がこの都市を支えていたのか興味のあるところ。もしかしたら、交易? いまは観光業と手作り工業だろうか?  途中、木材を運ぶ巨大なトラックを見たが製紙業もあるのかもしれない。斜面にそって段々畑があるが、何が栽培されているのか確認できなかった。いずれにせよ猫の額ほどの面積。
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2017/3/22

3日目(3/21 火曜)  教育

3日目(3/21 火曜)
2日目のセミナーの内容は初めて聞くような内容だった。非公式の会議ということで内容は公開できない建前になっている。(ここを見る人には関係ないだろうが) それゆえ、写真も録音も許されないのはこの会議がアメリカでスタートした時からのお約束。(今回はイタリアで開催されたが、これは例外的でもともとはアメリカの会議)とはいえ、この時代Facebookやtwitterで情報はすぐ流れるので微妙な面はあるようだ。

知らないことが満載でなんとか話についていくだけで精一杯。細かい点などよくわからないことが多かった。初日にOverviewをした先生によれば、この分野の仕事が報告されたのが1987年だったとか。その後は他の分野の進展と絡みながらかなりのことが分かっている。特にノックアウトマウスを用いた研究で老化や神経変性、心疾患など様々な疾患、加齢現象と結びつくことがわかり現在では非常に多くの研究者が集まるようになったようだ。これからはiPS細胞から臓器を造れるので動物実験なしで直接ヒトの疾患の解析なども進むだろう。夕食時、たまたま隣に座った先生がこの会のオルガナイザーの一人で、自分の研究の話をする機会があったが、自分の分野にはまだ人が集まっていない旨を述べると「You are Lucky!」みたいなことを言われた。確かにそれはそうだ。でも逆に言えば、まだ人を惹きつけるほどの潜在的魅力がないというだけのこと。

1時のランチ開始から、ポスターセッション開始の4時までは自由時間。実際にはポスターセッションに全員出るわけではないので人によっては6時のオーラル発表までかなりの時間自由になる。 とはいえ、山の中(正確には丘の上)どこかに移動するにも自動車がいる。トレッッキングコースやプール、しれにホテルが主催するイベント(パスタ作りなど)が唯一楽しみ方のよう。しかし、こうしてホテルにカンズメにして会議をすることがこのGRCの目的。こうした機会に世界の研究者と知り合いになれる利点がある。

初日のWelcome dinerを除き、毎日夕食は夜のセッションが終わったあとの8時からだということを知る。初日は確かにOverviewなので真剣な議論はないからワインが入ってもいいのだろう。それにしても、夕食の時間はかなり遅く、腹ペコだ、それに終わった安心感でワインを飲むのですぐ睡魔が襲う。早々に切り上げ寝床に直行。そして3時頃に時差で目が醒める。朝まで眠れないのでメモをパソコンに打ち込んでおく。帰ったらセミナーの時に大学や近くの同業者に学会の報告をするのが決まりなのだが、その理由だけでなく、こうして文字化することが頭の中を整理する上でも重要。聞いただけメモをとるだけでは忘れてしまう。

別件だが、日本以外のホテルではどんなに高級なホテルでもヲシュレットがない。慣れてしまうとヲシュレットがないのは辛い。それとこのホテルが斜面に建てたいくつものビルの複合体からなるので分かりにくいがそれがホテルの探検という別の面白さもあるようだ。カナダのバンフ温泉やウィスラーでのアメリカの学会でも会場のホテルがそのような作りで、山の中で開催されカンズメになるので仕方なく? そうした楽しみ方があった。
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ホテルが毎日イベントを用意してくれているので1日だけLucca市内のDay tripに参加することにし、予約を入れた。
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