2018/7/31

『日本人の源流』3  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=jInBDxE7Gg4
因为听再一遍,这是不难
https://www.youtube.com/watch?v=oYl2_0a63OI
开心〜
https://www.youtube.com/watch?v=2kwy7J5XQBg
这个听力练习很容易 一共两个半小时

运动,爬上散步200kcal和一个Zumba上课
予想以上にダンシングスニーカーのグリップの弱さを実感。改めて指先に力を入れて床をグリップするようにした。 しばらくの間、エアロでは今までの靴を使用し、Zumbaのみの使用の予定。ま、今までのランニングシューズの感覚が残っているからなので、そのうち慣れるだろうが…


<キャッシュレス決済>
全銀協会長の藤原氏は、現金の取り扱いコストが産業界全体で8兆円にのぼり「その半分の4兆円程度は軽減できる」と語ったとか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180730-00000004-mai-bus_all

それはそうだろう。直接口座から口座へマネーが移動できれば手間も省ける。しかし個人的にそれと共に重要だと考えるるのは不正抑止効果だ。

ここでも、銀行が主導してキャッシュレス決済を進めたのはスウェーデンだと指摘されている。もちろん「光」の裏には「影」がある、それは当然のこと。しかし「影」は後から追い払えばよい。「影」を気にして「光」を避ければ暗黒だけが残る
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5347/trackback
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5398/trackback



『日本人の源流』3
その後、著者らも最近流行の次世代DNAシークエンスを使いゲノムDNA配列を山のように決定する。それまでは小さなミトコンドリアDNAなのでサンガー法でも可能だが、膨大な核DNAとなるとそれは不可能。 結局、我々と同様外注されたみたいだ。因みにこの手の外注だと1回の解析で100万円くらいかかる。p90 

我々は中国の研究者と共同研究で同様なことをやったが、その時は中国のお金でやってもらった。それはこちらには「網羅的ゲノム解析の能力」がないからで、お金の問題ではない。どんな分析法かというと、下のような研究がその良い例。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3692/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/501820303ea16193ce964858b96245f6
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3451/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/24e86a7a7429d5549eae268f72c16a56

縄文人として東北の三貫地貝塚遺跡から出土した縄文人のDNAが用いられ、その配列を世界中の、特に日本近辺の遺伝子と比較する。その結果は図28、29に示されている。

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縄文人がアイヌと沖縄人に近く、かつややアイヌより? アイヌと縄文人はx軸上ではほぼ等距離、沖縄人とはy軸上で一番近いがその近さはヤマト人とそれほど違いはない。アイヌの場合、北方民族との混血が考えられるので二次限マトリックスで、y軸上では北方中国人とほぼ同じ位置にあるのは納得できる。p103

結論として著者らは、「縄文人は北方系でも南方系でもない」という結論を出している。曰く、
『縄文人の祖先探しが振り出しに戻ってしまった』と。p108

図32ではこの三貫地縄文人がかなり早い段階で東ユーラシア人(含むヤマト人)から分岐したと結論されている。p107 

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確かに結果は結果として事実だろうが、その結論は簡単には言えないような気がするがどうだろう? 門外漢だが、こうした解析は使う解析プログラムで変ることは聞いている。 30年近い昔の経験だが、実際ある人の遺伝子を分離しその系統樹を作った時、web上の解析ソフトを替えると結果が多少変わった経験がある。今はどうなのだろう? 
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2018/7/30

設問1への解答 & シューズ入手  salsa

<設問1への解答>
設問1へ著者の解答はこうだ。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5439/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/9414b87bbf71a008046d67a92cdd2579

金持ちの音楽家は7500円を拠出しこれを5人に均等割で提供する。そうすると向こう三軒両隣の隣人5人はそれぞれ1500円ずつ、つまり彼らが1時間の静かな夜を確保するのに払ってもよいと考えた金額1000円より多い、差し引き500円を得する。一方、金持ちの音楽家は1時間の練習時間を確保するのに払ってもよいと考えた金額一万円より少ない7500円、すなわち差し引き2500円を得する。全員が1時間の対価より得しながら妥協するわけだ。これが解答だと著者はいう。道徳的あるいは直感的判断は間違っているとするものだ。p147

それなりに納得出来る筋の通ったロジックと言える。しかし私の判断は逆だ。単純化して反論すれば、社会の公平性を確保する為にはコストがかかる。たとえ著者の解答が双方に「お得さ」を感じさせるとしてもだ。

いつも思うのだが、民主主義や自由、そして公平さは天から与えられるものではない。それらが重要だという価値観を持つ以上、それなりのコストを覚悟しないといけない。上記の問題も公平さにはコストがかかる。その覚悟なしに民主的で自由で公平な社会は得難いという考えだ。また現実的にも、著者がその根拠に使う費用利便分析*はそれほど簡単でも計測可能でもないと考える。

* 費用利便分析というのは、1時間の静かな夜を確保するのに各自が払ってもよいと考えた金額を用いて解析すること。

以前、ある人が衆愚政治よりも賢人による独裁の方がよいと述べた、それに対し私が反論したのもその覚悟が根底にある。
http://shinzei-co-led.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/shinzei-a090.html
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4809/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/0ad8a924c673637e53c9a929839577b6

このような解答を提供する著者はなんでも金で物事を計算する拝金主義者のように思えるかもしれないが、決してそうではない。それは著者がジョージア工科大学卒業後、2年間平和部隊のボランティアとしてネパールに赴いたことでもわかる。 p171 

ちなみにそこで著者は社会資本の重要さを、つまり教育や衛生環境が個人の所得を支えていることを、米国とネパールの比較において語る。しばしばリバタリアンが「これは俺が稼いだ金だ」というのに対し、その稼いだ金は教育や衛生などの社会資本なくしては得ることができない金であると論破する



<ダンシングスニーカー入手>
台風の接近で午後は荒れるとの予報から、日曜開店そうそうにChacottに行く。入手したのはダンシングスニーカー、スプリットソール・ローカットタイプで税込み価格16,524円。普通のスポーツスニーカーの2倍以上の価格。 
https://shop.chacott.co.jp/fitness/020010.php

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贅沢な買い物だが、ダンスは靴が一番重要。実は昨夜ネットで靴を探していいものがあれば購入しようとしてみたが全然だめ。というか、靴裏がどうなっているか情報がない、これではダメでしょう。

確かに価格は大抵半額程度で激安だが、ちゃんとしたプロが扱っていないことがすぐ分かる。例えば下のサイト、外見ばかりで本当に重要な情報が何か全然分かっていない。大事に使えば大抵5年程度はもつ、安かろう悪かろうの靴で足や膝を壊したら元もこうもない。
https://www.lightinthebox.com/ja/p/customized-men-s-ballroom-shoes-leather-upper-latin-dance-shoes-for-man_p3853544.html?prm=1.4.4.0&prm=1.4.4.0

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左から普通のランニングシューズ。グリップが強い。
中央が今回入手したもの。指先に力を入れるとグリップが効き、中央に体重をかけると回転向きになる。しかもメッシュ仕様なので蒸れない優れもの。
右は昔のもので切れ込みがないので、回転やスライディング向きだが、その分滑りやすい。
今回中央の切れ込みタイプにしたのはエアロも兼ねる為。

これはHip hopのターンだが、基本は同じ。足裏の体重移動が鍵、その時靴裏の切れ込みが重要なのが解説を聞けば分かると思う。いずれにせよ一番左のランニングシューズタイプでは地面のグリップが強く難しい。
https://www.youtube.com/watch?v=GBI3OAK_bEg



ちなみに、salsaでは1回転目はステップで回転するので上記の方法ではないが、2回転目以降は靴裏の回転で行うので靴裏の切れ込みが重要になる。

…う〜〜ん。 だんだん、昔みたいにのめりこみそうで、、 困ったな。
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2018/7/29

設問1 & 『日本人の源流』2  お勧めの1冊

<巨大モールには専門店はない>
モールにZumba用の靴を探しにいく。沢山スポーツ用品のお店があるが何軒廻っても希望するような靴がない。それで結局、聞いた方が早いということで一番大きなお店で「フロアーで回転やスライドができる靴を探している」と尋ねたところ、店長さんらしい人がやって来て云うには「このモールの靴屋はいずれも一般向けのスポーツ用品しか置いていないので専門店を探された方がよいですよ」とのこと。成る程と納得。はやりここに行くしかないか!
https://www.chacott-jp.com/shop/fukuoka/


<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=19Q-DkKxQ98
学中文语法
https://www.youtube.com/watch?v=EC_fP3dQC7A
开心〜 学汉语两个半小时
运动; 爬上在散步(225kcal)和一个Zumba上课



<予告編2あるいは設問1>
今読んでいる『ダーウィン・エコノミー』間違いなく本物の「お薦めの1冊」になりそうだ。

普段、漠然と常識的に判断している物事も、注意深く考えると意外と常識的判断が必ずしも正しいということにはならないと著者は指摘する。その論理は筋が通っていて成る程と思わせるものがある。例えば以下のような例を考える。(この例は私自身が考えた例)

ある住宅地にプロのお金持ちの音楽家が住んでいる。彼は夜11時までピアノの練習をしたいと考えているが、条例では10時までとされているとする。向こう三軒両隣の隣人は夜10時からは静かな環境を期待している。さて音楽家はもし夜の1時間、つまり11時まで練習が可能ならば1万円払う価値があると考える。一方隣人5人は夜10時までの静寂が保証されるならば月1000円の価値が有ると考える。もしここで、音楽家が条例の改定を求め1万円を拠出する代わりにもう1時間の延長を求めたとするならば、それはどのような判断が最適か?という問いである。

常識的に判断するならば、1対5人なので条例は「これまで通りとすべき」と考えたのだが、著者の判断は逆だという、何故か?  著者の解釈はいずれまた。

付け加えると著者の法的解釈は筋が通っていて納得できるが、私自身は賛成できないとした。その理由はコストに関わる解釈に違いによる。



『日本人の源流』2
3章の「最初のヤポネシア人」の章を読み終わり。普段ならそれなりに理解できた段階で先に進むのだが、今回ばかしは再度、読み直しをし始める。結論はわかるのだがきちんと論理についていけていない。これが経済学や歴史学なら、十分理解できていなくても、気にせず先に進み、何度か同じような本を繰り返し読むことでだんだん理解できることで満足するのだが、なにせ専門と重なる遺伝学の話、よく理解できていないことが口惜しい。しかしこれは不思議なことではない。

遺伝学が専門といっても実は物理化学的な部分から入った人間、正統な遺伝学の素養はない。大体受験でも生物学はとっていなかった。物化2科目選択で教養時代にも生物はきちんと履修していない。しかし分子生物学は基本DNA学なので正統な遺伝学が判らなくてもある範囲では問題ない。そんな分野だけやってきたので、ここに到り、本格的な遺伝学の知識が必要な分野に入ると理解できない。余りにも口惜しいので再度読み直す羽目に(涙)それでも基礎がないので不確か、以下の記述は差し引いて。間違いもあるかと。

まず現在の「日本人の成立の定説」は<二重構造モデル>らしい。これは東南アジアから旧石器時代に移住してきた古いタイプの人々が縄文人で、これに弥生時代に北東アジアから農耕文化とともに渡来したという仮説。p76 これは著者によれば『一次近似』として捉えるべきだと。p77

さて遺伝子情報から何が判ったかを述べる前に著者はこの縄文人の遺伝子解析が様々な困難を克服して進められたことを述べる。まず、パイロット実験として最初はインドの遺跡の牛遺伝子の解析から入ったとか。これは、牛だと人の遺伝子の混入の危険性が無視できるので比較的簡単だろうということから。ところがうまくいかない。最終的には、この遺跡のサンプルは毎年洪水に見舞われるので遺伝子が回収できなかったのが原因だとわかった。p81 

もちろん、それが技術的な問題か、実際に洪水が原因なのかは失敗例からは何も言えない、そこで次に日本の江戸時代、鎌倉時代そして縄文時代のDNAの回収を次に試みたらしい。 結論から言えば、それは成功し、先の洪水が原因だということになったわけだ。なおこの人のサンプルを使う場合は研究者自身のDNAの混入が一番問題となる(大量の人DNAが環境中に存在する)ので特別な施設、書かれていないが多分P3以上の施設を使ったようだ。日本国内でもこのP3の施設を持っている研究施設は数えるほどしかない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/336/trackback

こうして回収されたDNAの解析は当時(2010年時点)サンガー法で配列決定をされたらしい。p83 懐かしい! 私も昔サンガー法を使ったことがあるが、今では大昔の感がある。今は普通に次世代DNAシークエンサーを使いDNA配列の決定は外注できる。今では機械が1回の解析で当時の私がサンガー法で1日かけて読んだ配列の1,000万倍を読んでくれる。隔世の感がある。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3448/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/e6330fc6300b9fca6992d982358b092f
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2018/7/28

『日本人の源流』  お勧めの1冊

<省エネと熱中症予防>
自分自身、これまで余りクーラーを使わなかった。去年はほとんど使うことはなかったように思うが、今年は暑さが異常なのと、ニュースで熱中症のことが頻繁に話題になっているのと、自分自身、先日屋外作業中に熱中症になりそうになったので気を使いはじめた。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5402/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/ae51b67adbaefb8467a2cba2e8122d3d

さらに、先日のニュースで自分が「熱中症予備軍に完璧に当てはまる」ことに気づかされ、認識が改まったこともある。
blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5435/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/059b2613100c521fbf92e04c56e1db1f

省エネと熱中症予防の折り合いをつける為に、このところ朝夕庭に散水している。これが効果あることは理論的にも実感としても納得できる。 気化熱を調べてみると気温20℃では586cal/g水だとか。それならば、朝10リッター(実際はそれ以上撒いている)庭に撒くとしても、夕方にはほぼ乾燥しているので、計算上周囲から〜10 x 1000 x 0.586kcal=5.86Mcalの熱量を奪ったことになる。特に最近はクーラーの放熱板の周囲に特に念入りに散水している。これで省エネと対熱中症予防になるかな?


https://www.youtube.com/watch?v=zoYgCg6i9C8
元祖プエルトリコ?



米国でありながら、米国でないNot neitherのプエルトリコ
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/68/trackback


<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=Rp2mlyhL4wY
14.15min
https://www.youtube.com/watch?v=TUJdxiFh24A&list=PLdMrkSNiTF8vK7LJ0-whYs0Cp4EETk4m-&index=5
学汉语两个小时
没有运动


『日本人の源流』
斎藤成也著、河出書房新社、2017年初版。著者はゲノム情報を用いた集団遺伝学の専門家のようだ。遺伝学でも集団遺伝学となるとかなり自分の領域とは離れる部分がある、それでも普通の人よりは理解できるだろうと思い読み始めたが、とんでもないことが後でわかる。とても十分理解できたとは思えないが、それなりに理解したと思う分でまとめてみる。

ネアンデルタール人のゲノム解析が進んで、現代人のゲノム中に彼らのゲノムが数%含まれていることは聞いていたが、それはアフリカ人以外の場合だそうだ、ということは出アフリカ後にホモサピエンスとネアンデルタール人が交雑したことを意味する。p21

新人(ホモサピエンス)が旧人の集団から出現したらしいが、その集団の大きさは1万人程度と考えられているらしい。狩猟採集民の人口密度は1平方キロ(100ha)あたり1人と推測されているので、その面積は100平方キロ。p22  別の本では20〜200haとされているが、大きくずれるものではない
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5384/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/580f1994d872ac4fcc921ae8f3630b33

ある集団に関する(例えば日本人の)大量のゲノム情報を使うことで過去の人口変動を推測できるようになっている。説明が省略されているので詳細は不明だが多分遺伝子プールの継時的変化をみる手法だろう。そこから実に興味ふかい事実が明らかになった。それは、図6に示されているようにフィンランド人、英国人、イタリア人は7〜8万年前に集団のサイズが急激に小さくなり、それから急激に反発上昇した。一方、日本人、北部中国人は6〜7万年前に急激な減少があり、そして同様に急上昇した。これを著者は「出アフリカ」を示すという。つまり日本人、中国人の集団は前者より1万年ほど遅くアフリカ大陸を出るのが遅かった。これを支持するようにアフリカ人の中でも東に住むケニア人にはこの時期の急激な減少が認められるが、西に住むナイジェリア人にはそれほどの人口減少はない。ただしこの2つのアフリカの集団はどちらも20万年前に集団の減少が認められるが、これは著者らによればホモサイエンスの誕生を意味するらしい。ちなみにヨーロッパ系や東アジア系(日本人、中国人)でそれが認められないのは、その後の出アフリカでわずかな集団(遺伝子プール)がアフリカから出て行ったので遺伝子多様性がその時点で失われ解析できるレベルでなかったということだろう。p36

ついでに付け加えると2万年位前に2つのアフリカ系以外の集団(フィンランド、北部中国人はわずか)では再び人口減少がみられる。これは著者らによればユーラシアの東西で大規模な変化が起こったことが予想される。

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(以下は私の勝手な想像)
これ(2万年前の人口減少)はおそらく温帯地域を襲った寒冷期だろう。フィンランド人や北部中国人はすでに狩猟生活に適応していたから影響は小さかったのかもしれない。温帯の集団は採集生活で影響が大きく現れた。しかしその危機を乗り越えるために農耕が生まれたのかもしれない。以上は私の勝手な想像で著者はそれについては研究者らしく矩を超える発言は控えている。p37
blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3346/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/05b35314ef0253356836330f14d1379b
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2018/7/27

『中国新興企業の正体』2  お勧めの1冊

https://www.youtube.com/watch?v=aYh6SzUdkDY
日本版カバー



https://www.youtube.com/watch?v=vZT2lcbWnK0
なっちゃってサルサ版





7月25日(水)の「私の視点」は森永卓郎氏。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0322_01
私は森永氏の提案が現実的だとはとても思わないが、現在の政府の方針が将来禍根を残すことには同意する。上手いやり方が頭に浮かぶわけではないが、「ドアは狭く開けておく」にしても、入ってきた人は日本人と同様な権利と自由を与えるべきだと思う。

<データーベースとして>
現在、日本の勤労者の50人に1人が外国人、留学生は週28時間までアルバイト可(40時間=休暇中)。
試算によると、100万人の外国人単純労働者が加えるとGNPで0.13%上昇し、賃金は24%低下する計算があるとか。またドイツの先例では単純労働者の導入は社会コストが増えた。



<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=FgLxIRq8jnc&t=16s
听力练习 再一遍 前半不太难
https://www.youtube.com/watch?v=LqAhhQQExmg
存現文;不特定の人、物が主体となった動詞をとる場合、目的語の位置を取りうる構文
これが、特定されると普通の構文となる。
长椅上坐着一个老奶奶 VS 我奶奶坐着长椅上
https://www.youtube.com/watch?v=_rjqYxeh5ig
学汉语两个小时
运动爬上散步 225kcal和一个Zumba上课



『中国新興企業の正体』2
様々なベンチャー企業は深圳から生まれたが、意外と上海からは少ない。唯一、饿了麼はあの上海交通大学の深夜腹を空かせた学生たちが生み出したらしい。上海生まれのベンチャーが少ないことについて著者はハングリー精神やチャレンジ精神の欠如をあげるが、まさにそれは日本についても同様。p146 ただし上海交通大学は起業を目指す学生に対し休学制度を設けている。p150 現在この企業に対してアリババが巨額の融資を行っているが、その背景にBig dataの蓄積があるらしい。p168

中国版AirB、途家の起業の背景には中国で住宅空室率が異常に高いことがある。これは不動産投資で人の住んでいない家が多いということだろう。p175 これは私も杭州で何度か経験済み。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4617/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/af0293fe1df982407bd44c5e900eaeb5

華為(Huawei)は売り上げの10%という巨額の研究費を持つ、全従業員18万人のうち、8万人が研究開発要因。国際特許数は世界一。華為はAppleと特許の互換関係にあるが、華為が使うAppleの特許は2015年段階で98件、逆にAppleが使う華為の特許は769件と8倍に迫る。p210
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4066/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/09812c5cd20c4b520c3610b05ca38f43

数年前は日本が2位の座を守っていたが、その転落は明らかだった、問題は「何時か?」だけだったが、すでに2017年の段階で国際特許では日本抜いて米国についで世界2位。中国はモノマネばかりだという中国通は多いが、それは視点の位置で決まる、従来型の技術や産業だけしか目がいかない、あるいはそのような分野しか見る機会がない人たちばかりだというのは言い過ぎか? しかも巨大な国であるそれこそピンからキリまである国、下ばかり見ていては足元をすくわれる
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5282/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/ded39a86dc4a70bfac3cf234bde4d9b5

また華為は巨大企業だが非上場企業であり、社員が株式の98%を保有する。創業者、任氏ですら1.4%しか株を保有していないとか、これの華為独特の仕組みは任氏の「金融マンは金儲けしか考えない」という考えによるものだとか。p215 金融危機を経てきた今、これを「奇妙な考えだ」と笑える人がどれだけいるだろうか?  

それだけではない、あの東日本大震災、それに続く原発事故の際、多くの外国企業が福島から撤退する中で華為は現地に残って通信設備を修復し続けただけでなく1週間後に創業者の娘でCFOの孟氏は僅か2名の乗客を乗せた日本行きの飛行機に飛び乗り、陣頭指揮に当たったとか。p220 

震災直後に帰国せず日本ツアーを決行した。シンディ・ローパーや大震災直後に来日したレディーガガを知っているが、華為のトップもそうだったとは知らなかった。
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2018/7/26

予告編 & 『中国新興企業の正体』  お勧めの1冊

https://www.youtube.com/watch?v=2TP-MlXlgCo
スタジオ版

この動きはエアロの靴では無理、サルサ・ジャズダンスの靴を入手するしかないか!




https://www.youtube.com/watch?v=K0NGLAAlxCk
なっちゃってバチャータ版




<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=FgLxIRq8jnc&t=16s
听力练习 25min
https://www.youtube.com/watch?v=D3SAqk6ktos
https://www.youtube.com/watch?v=GNa27U78gGA
开心〜 学汉语两个小时
爬上散步(160kcal)和Zumba上课


<予告編>
昨日から新しい本『ダーウィン・エコノミー』を読んでいる。簡単に読める本ではないことはすぐに分かる。 ただし経済学の本にありそうな計算式や図表が多いからというわけではない。否、全くそのようなものはない。全て言葉で説明されている。それでも難解だ。たとえ話がなければついていけそうにないと感じる。しかし同時に非常に重要なことが書かれていそうな気がする。

それにしても題名に何故、ダーウインが出てくるのか? それについて読みながら少しずつ解ってきた。 

昔からの私の「座右の銘」に以下のダーウイン言葉がある。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1797/trackback

『強いものが生き残るのでも、賢いものが生き残るのでもない。生き残るものは「変化するもの」だ』 

しかし、ここで「どう変化するか」については何も語っていない。それは自明のことだと思っていたからだ。しかしこの本を読んで事はそう簡単ではないことが分かった。またそこにこの著者が『ダーウィン・エコノミー』という題名をつけた意味がある。

彼が言うには「変化するのは競争に勝つ」ためだが。p48 ところが問題は、競争には2つの次元があるということ。これは、

個々の動物の利益と、種としての大きな利益はしばしば深刻に対立する> 

ということがコンフリクトを引き起こす。 それは「種を残す」という同一の目標のための競争でも。体重の大きさや角の大きさを頭に浮かべれば理解出来る。体重が大きくなればゾウアザラシは雄同士のメスを巡る争いには勝てるだろうが、それは種全体として有利には働かない。あるいは鹿の角を考えても同様、大きくて立派な角はメスを巡る争いには勝てるだろうが、それは種として不利となる。

最初著者が考えた題名は『ダーウィンの打ち込んだ楔』だったらしい。しかし、この言葉から他の人が受けとったメッセージは当初、『ダーウィンのウェッジ(楔=パンツの食い込み)』だったので、題名を変えることにしたとか、笑ってしまった。p16  それはともかく、今の時点で何故、著者が「楔」だと表現したのかは不明だ。


『中国新興企業の正体』
沈才彬著、角川新書、2018年初版。

出たばかりの本だが、ことこの分野については新しい本でなければ読む価値がない。冒頭、乞食がQRコードを利用して物乞いをする描写がある。これが現実で行われているのが今の中国。p5

滴滴については取り立ててのことはなし、ただし去年、シリコンバレーにBig dataとAI自動車の研究所を設立したとか。p80 次のステップへの準備ということだろう。それと創業者の他に優秀な女性総裁として柳青氏のことが書いてあったが、じつは彼女はレノボの創業者の娘で北京大、ハーバード大の計算機科学出身だがレノボに入社できなかったとか。それはレノボが「親族は入社させない」という内規を定めたからだとか。さすがレノボという他ない。p52

黄色いofoはあちこちで見かけるシェアー自転車だが、中身は山寨型(モノマネ)と異なる。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5035/trackback
位置情報のみならず、チューブレスタイヤ、回転軸導入による非チェーンタイプ、錆び付かないアルミ合金製により4年間のメンテナンスフリー。こうした目立たないイノベイションに気がつくこともなく。路肩に放置されたモノマネ自転車を論い、
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3608/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/b1625c9813d85ca1299073a467c3d351

冷やかす中国在住の日本人は多い。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4932/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/13c44527454e602b6b183a182cf125e0

mobike登録者は最初に100点を持ち、違法駐輪や放置により1点ずつ減点され80点を切ると30分1元から100元に使用料が跳ね上がる。つまり事実上、使用不可というわけだ。 このことは以前聞いたことがあったが、具体的な仕組みを初めてしる。 実に上手い方法。スマホの位置情報と身分証明書機能の連動でこれが可能になった。p109
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4932/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/13c44527454e602b6b183a182cf125e0
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2018/7/25

『中国4.0』3  お勧めの1冊

https://www.youtube.com/watch?v=8wIZs2JwYMU
Sax ver.



https://www.youtube.com/watch?v=hN8bMULE2B0
Zumba版




<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=X2rIBfFhagM&t=574s
听力练习 1个小时 很累了
https://www.youtube.com/watch?v=ALCzz9x11Io
开心〜 一共两个小时

运动没有 Zumbaのクラスがないので行きそびれる(汗)


<熱中症予防>
日経ビジネスONラインからのお知らせメールで熱中症予防の記事が紹介されていた。
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/011000038/071800041/?P=4&mds
先日、庭で枯れ草を燃やしていて軽い熱中症になったので気になり読んでみた。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5402/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/ae51b67adbaefb8467a2cba2e8122d3d

その中で熱中症にかかりやすいケースは「男性」「高齢」「独居」「日常生活動作の低下」「精神疾患や心疾患などの基礎疾患を有すること」とのこと。最後の部分の心疾患に「高血圧」を入れると予備軍ではないか!? 

リタイヤ後、昼間はパソコンの前に座ってYoutubeを観たり、本を読んだりする時間が多い。「日常生活動作の低下」も現在、低下している。スポーツクラブに行くにしても短時間の運動だけ。屋外活動時間もスポーツクラブのスケジュールにあわせて夜にしているので自然と活動時間は夕方以降になる。

それと先ごろ室内温度について意外なことに気がついた。基本あまりクーラーには頼らない方。それでもこのところの暑さで昼間はクーラーをつけているので安全のようだが、先日28度に設定しているはずが、温度計を見たら31度になっていた。パソコン部屋にクーラーはないので、隣の寝室のクーラーをつけ、間の襖を開放していたが、どうも対流が良くないらしい。それで扇風機を回したら直ぐに29度まで下がった。確かにクーラーと扇風機、よく聞くことだが併用が効果あるようだ。それから今後は以下のサイトも参考にしようと思う。
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php


『中国4.0』3
最初の1点については、中国が平和路線から、対外強硬路線変更した理由については、意見が異なったが、それ以外の様々な中国を取り巻く外交情勢については納得できることが多かった。

例えばG2関係。著者はそもそも米国にはそのような発想はないという(ただしトランプの米国になるとそれは変るかもしれないが?)。つまり中国の同盟国は北朝鮮、カンボジア、パキスタンくらいだが、アメリカには40ヵ国の同盟国が存在する。これを1枚のカード、G2にするのは米国にとって割の合わないことだという。p103 かつてミャンマーは中国の同盟国だったが、情報フィードバックが機能していなかったことで、この数少ない同盟国を西側に現在追いやりつつあるという。p124 確かにこの国の位置は、雲南経由でマラッカ海峡をバイパスする要所。

韓国についても手厳しい。『彼らは独立を恐れている』という。p126 米国依存から昔の宗主国中国に乗り換えるのも可とするのがこの国。『日本の統治に抵抗しなかった自分たちの祖父を恥じている』その恨みが現在日本人に向けられていると。p130  これは納得できる。かつて以下のように述べたことがある。

『民族の「恨み」や「悲しみ」には「敵」が必要なのだ、その敵に歴史的宗主国で今でも抜き差しならぬ関係にある中華帝国はちょっと面倒だが、数十年前に植民地として一時期制圧した日本は格好の「敵」となる。』
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5356/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/a2a1721abef333728ecba558e0dc1d22

あるいは

『少女が慰安婦として拉致されたことが事実として、あるいは若者が徴用工として連れ去られたことが事実として、その時韓国国民は何をしていたのか? 揉み手をして日本軍のご機嫌でもとっていたのか? だとすれば「恥を知れ!」』
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5021/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/64a576ccd4087db67e3820e5ddd9ae77
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2018/7/24

Tanha=desire of life > Dance & 『中国4.0』2  お勧めの1冊

去年この曲「Despacito」は大ヒットした曲だとか聞くが、これまでこの曲を一度も聞いたことがなかったというのが不思議なほど。確かにヒットしたというのは納得できる。 沢山流れる曲の中で何故かこの曲に一番体が反応するからだ。体が反応するものは一番確実。仕事が忙しくなりDanceは10年以上にわたって無沙汰しているが、一度でもそうした体験があったことは幸いだった、まだそうした感受性を維持できているということか?

音楽や舞踏と無縁な社会はないというのは何かヒトという存在においてこれらが根源的なものとの結びつきを示唆している。しばらく続きそうなマイブーム、大分遅れてやってきましたが。そういえば「舞踏と社会」の著者、遠藤保子氏によれば、『ダンスという言葉は、サンスクリット語のtanhaに語源をもち、<生命の欲求 desire of life>を意味する』 とか。確かに!
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/207/trackback


https://www.youtube.com/watch?v=M-pVwh3B_U4
モール版



https://www.youtube.com/watch?v=7z5zzBkQbPs
和風コミカル版





<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=LTNY8LBTGB4
文法も色々やるとかなり疲れる。そんな時は気分転換
https://www.youtube.com/watch?v=FviIK3YTIcE
哈哈哈
学汉语三个小时
爬上散步(200kcal)和Zumba上课


『中国4.0』2
<内憂外患>
ベトナムはかつてベトナム戦争で超大国米国を相手に、見事これを追い出した国である、侮れない。この国と連帯することは心強い。いま、この国はまさに高度成長期に入ろうとしている。それを支援することは日本の国益にかなうだろう。

著者はフィリッピンとこのベトナムの対中国戦略の違いを指摘し、これは両者の歴史的背景の違いがあるという。フィリッピンは歴史的に米国を嫌悪している、だから結果的に米軍を追い出し、その結果中国の南シナ海進出を許してしまった。しかもその後の対応も譲歩に止まった。それに対しベトナムは南シナ海での衝突では押されてしまったが、陸でのゲームでよい勝負をした。それが中華系、中国の旅行者に対するベトナム本土での襲撃(放火と殺人)で「お得意」のゲリラ活動で応じたという。「これ以上の挑発をすれば中越国境を越えて雲南地方でゲリラ活動も辞さない」という鉄の意志だ。それでなくてもこの地域に民族問題を抱える中国はこれに怖気続いたと著者はいう。p60

中国の敵対者はベトナムだけでない。インドも含まれる。ベトナムはロシアから潜水艦を購入したが、その訓練施設をインドが提供しているらしい。これはインドもロシアから潜水艦を購入しその訓練施設を持っているからだが。こうした協力ができるのは双方の仮想敵が同じだからだろう。p42

不思議に思うのは、インドを中国の主席が訪問中に2回にわたって中国軍が国境を越えたということ。1回目は胡錦濤時代、そして习近平時代にも起こった。p62 前回の時は軍部の胡錦濤に対する越権行為あるいは対抗意識と当時言われたが、軍に対する掌握を完成したと聞く习近平時代にもこのようなことが起こったことは、背景には何があるのか? よく判らない。

次に著者は現在习近平政権が積極的に進めている汚職撲滅について述べる。习近平はこの時点(この本の底本となったのが2015年10月のインタビュー)までに数千人の党幹部を逮捕、起訴した。著者はこのことについて、

『彼は非常に勇気があるか、極めて軽率だ』という。p70 

結局、著者はこうした习近平の行為の根底にあるのは危機感であり、使命感であるとする。即ち、このままでは共産党自体が崩壊するという恐れと、親の世代が多くの犠牲を払い建設した国家に対する使命感だと。p74 

しかし彼のこうした反腐敗運動は諸刃の剣というのは多くの人が納得するところだろう。それは、彼が多くの政敵を生み出すだけでなく、それまで<金を求めて党内に集まる高いエネルギーを、即ち共産党の求心力を奪う>ことになるからだ。p117 共産党設立当初のイデオロギーから改革開放以来のマネー。それを反腐敗闘争は奪うことになる。では、次に核となるものは何か??

中国の最大の弱点は慢性的な「内向き性向」だという。中国のリーダーは国の大きさ、その歴史の長さ故に外の見ようとせず、世界を自分に都合の良いように解釈しているという。p99  これは何となく納得できる。あくまでも中国は中華帝国なのだろう。
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2018/7/23

『中国4.0』  お勧めの1冊

https://www.youtube.com/watch?v=tPW9Yf3gY4o
中文版カバー



https://www.youtube.com/watch?v=L6O-vRWrKbo
Dance Street版 ドローンも活躍




『中国4.0』
エドワード・ルトワック、文春新書1063、文藝春秋、2016年初版。

著者は中国が改革開放の平和路線1.0から、対外強硬路線2.0に変更したのはリーマンショック以降に自国の実力を過信し「舞い上がってしまった」からだと言う。中国があと10年でアメリカを抜いて世界一になると思い上がったからだと。p27 そして、このような過ち(著者の言うところの)を起こした原因は中国の「百年国恥」の感情だという。p104

…果たしてそうだろうか? それならば安心できると私は考える。いつも言うように『戦術的には重視し、戦略的には楽観する』ことができると思うからだ。

それは違うだろう、というのが私の見立て。素人がまた傲慢をかませます(汗)
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https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/e3d2426afea8bc9ca588d46fb5f25071

逆に中国はあと残り少ない機会に焦って、できるだけ今のうちに自己の勢力範囲を広げておこうとしている、と考えるがどうだろう? 巨大な人口オーナス到来と格差拡大。砂漠化などの国土疲弊、少数民族問題の複雑化が中国を待ち受けているからだ。

そのほかで著者が指摘している点として「日米同盟には2つの弱点があり、それを今中国は突いている」ということ、実に同感だ。p51
 
1つは領土問題=尖閣。アメリカは他国の領土問題には関わらないのが国是。領土問題は妥協の余地が難しい。特に島の場合はほぼ不可能。島の領土問題の最後の解決法は事実上「戦争」しかないので、簡単には双方動きが取れない。

もう1つは靖国問題。しかしこれは回避が可能で、問題化するのは日本にとって国益ではない。それが判っているからこそ、ここで脇の甘さを見せる政治家ほど愚かな者はいないと私は断言したい。
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2018/7/23

『ローマ帝国愚帝列伝』3  お勧めの1冊

<Despacito>
Wikiに載っていた。去年の大ヒット曲らしい。 曰く、

『スペイン語楽曲としては1996年のロス・デル・リオの「恋のマカレナ」以来21年ぶりのHot 100チャート1位を記録。その後16週連続でHot 100チャート1位となり、マライア・キャリー&ボーイズIIメンの「ワン・スウィート・デイ」に並ぶ、歴代最長タイ記録となった。

成る程ね! 不思議なほど体に染み込む理由が分かった。この曲のために靴を新調しようと思ったのは久しぶり。 左が今使っているエアロ用のグリップがあるタイプ、右がサルサ用にしていた10年もののボロボロ靴(値段は左の倍以上した)。まだ捨てていなかったが、今でも回転やスライディングが可能。全く異なるのがわかるだろうか? このダンスはエアロの靴でやるべきではない!(断定)
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1698/trackback


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https://www.youtube.com/watch?v=1PKJS4qwdK8
フィリッピン版




『ローマ帝国愚帝列伝』3
この本のなかでは6人の愚帝の紹介があり、そのうち3人の話まで読んだところでも一番興味を持った「それでもなお帝国は何故安泰だったのか?」という命題に何一つ触れることなく話が進行した。それで流石にウンザリして最終章の「愚帝にも揺るがぬローマ」を読み始めた。そして先ほど読み終わった。

正直に言えば失望した、まさに「羊頭狗肉」という他ない。これでアマゾンの書評が4.5のハイスコアなのが信じられない。著者はこの理由として、

「小さな政府であったから。皇帝がどんなに中央で愚行を犯そうと、帝国各地は都市単位で動いているため直接の被害を被らなかった」と述べるにとどまる。p237 

えっ、それだけ? それは約束が違うだろう? 問題の本質は <愚行が行われても、なぜ帝国は長い寿命を得たか> が問われるべきで、それについて一言もないのは約束が違うだろう?! それに、もし著者がいうように、各都市が皇帝の支配とは無関係に、自律的に運営されていたとするなら、なおさら、何故帝国はそれでもまとまりをとり得ていたのか? という点が一番の焦点になるはず。

素人が傲慢を言うようですが、やはり

文献考証学の限界、二次史料主体の研究の限界

のように感じる。この著者が引き合いに出すのはタキトウスやセネカ、プリニウスなどの伝記者の書いたもの。1つも一次史料を使っての解析はない。これでは単なる<物語>の紹介に過ぎない、というのは過激な意見か? 


しかし、これまで一次史料を使って為された目を見張るような素晴らしい研究を見たことがある者としては一言このように言いたくもなる。その例として文句なしにあの佐藤彰一氏の『修道院と農民』を挙げたい。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/32/trackback

これを読んだ時の興奮を以下のように私は記録している。

『主要資料は20数葉の獣皮紙の断片からなるもの。9世紀に作成されたある写本の装丁用の皮材として流用されていたとのこと。 日本だと<襖の裏紙に>に当る。 写本用に自在に寸断された状態から、パズルを解いていくように、はるか昔、メロビング朝の農民生活を描くというのは、まさにロマンそのもの!』 
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/83/trackback

いずれにしても、これ以上時間をとるのは無駄に思えて中断することにした。
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