2019/4/30

『エッセンシャル版 行動経済学』3  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=-6dvSNw93Xs&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=11
#10〜11【3級】HSK。学习了一个小时十三分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=TUH0vM2aB6o&list=PLX5jhIuWaM7jADCQDDMg-mw_oLoOh0jXY&index=50
#44〜50 【青島日美】中国語講座 初級。 学了三十分钟语法。

https://www.youtube.com/watch?v=6e4voQcpD_Q
https://youtu.be/3Rs6iw_PwpQ
基礎から始める中国語【第2課】,听写和记住,五十七分钟。一共两个小时四十分钟

运动:爬山散步350kcal



『エッセンシャル版 行動経済学』3
即時的報酬と遅滞的報酬:ジムに行くのはその典型だろう。誰でもトレーニングはつまらない、でもそれが長い目で見れば健康になると思うと頑張れる? 今ここの利益より将来の利益に重きをおく。それがどうして可能なのか? 1つにプレ・コミットメント戦略があるという。p101 ジムにあらかじめ高額の金額を払っておくことで我慢できない自分に短期的に責任ある行動をとらせる戦略? p103  この背景には、1回ごとに使用料を払った方が実際には安上がりなユーザの方が多いという事実がある。しかし別の見方を私は考えた。というか、私自身の行動原理を考えると別の見方が出てくる。それは、

遅滞的報酬を仮想の即時的報酬に転換する工夫だ。すなわち数値目標を設定して、これを毎日(=即時的)達成する際に生じる「達成感」に転化することで時間を超えるという仕組みだ。そういう考え方も可能ではないか? どうだろう?

最近微信のWeRunというアプリに梵さんに勧められ参加したが、ここでは歩数ランキングが毎日出される。いつも私は最下位に近い。でもジムでの運動中はスマホは持てないことになっているので、その運動量は計測されないから、いつも最下位だと思っている。でも気にしていないのは別の、上に示した達成感があるからだ。しかし毎日のこのランキングで上位を占める人 >梵さんは、まさしく「遅滞的報酬を仮想の即時的報酬に転換する」ことで満足感を得ているのではないか?これこそ成功の秘訣ではないのか? 聞いてみよう(笑)

最後で『貧困と闘う知』の著者のエスター・デュフロの話が出てきた。p110 行動学的解析を発展途上国で実施した仕事だ。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5145/trackback

あのRCT(無作為化比較試験)は、大規模で、しかも予めよく計画されていないと実施は難しかったが、
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5149/trackback

今ではキャッシュレスとBig data解析技術によりこうした市場での試験が容易になってきた。実際の市場を使って実験ができるわけだから最高の方法だ。



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2019/4/29

早めのUP & 『エッセンシャル版 行動経済学』2  お勧めの1冊

今日は連休初日、と言ってもいつものようにスタバで読書三昧は変わらない。『ピケティー以後』の最初の2章を読む。夜にさらにポール・クルーグマンによる3章まで読んだ。この章はその後の4章以降より遥かにわかりやすい。



<慌てて日経をサーベイする>
無料会員で全ての記事が読めるわけではないが、それでもうかうかすると月10個の会員限定記事も読まないままのことが多い。「一帯一路会議」に絞ってまとめ読みをしてみる。ま、無料会員で正解だな(笑)

一帯一路会議の密室ぶりを日経の記者がレポートする。ま、テロ対策もあるので道路規制は当然な気もするが、プレスへの対応は「成る程中国!」という感じはある。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44317140X20C19A4I00000/?n_cid=SPTMG053

『150超の国・団体と覚書を結び、直接投資額は900億ドル(約10兆円)超、関連融資額も4400億ドルに達した。中国と沿線国の貿易額は2018年に約1.3兆ドルと、構想を提唱した13年に比べ2割増えた。』とのこと。但し、投資は「ひも付融資」のためか伸び悩み。これが現実か。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44268320W9A420C1EA1000/?n_cid=SPTMG002

「債務のワナ」を批判する米国と領有権で争うインドが高官派遣を見送る。あとは米国との関係で中小国の態度が決まるみたいだ。米国も、あまり偉そうなことが言えないはずだが(笑)ちなみに日本からは二階俊博幹事長が参加し演説し、協力の条件としてプロジェクトの透明性や経済性も挙げたとか。それぞれの国の立場と状況が分かる格好(笑)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44196290V20C19A4FFJ000/?n_cid=SPTMG002

『8年連続で転職増、4割が中高年 雇用の流動化進む』とのニュース。
年功序列が崩れ、中高年が会社で長く働く理由が薄れてきたとの分析も。二極化、生産性の悪い方への転職の可能性はないのか? 転職で賃金増とのデーターは2013年以降確認できるが?
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44325030X20C19A4EA2000/

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人生50年に対し企業の寿命はある本では12年と書かれていた。当然の結果。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5299/trackback



『エッセンシャル版 行動経済学』2
これまで経済学は <人は功利的に、かつ合理的に行動する> と前提を置いて学問体系を構築してきた。ところがそうではないことが今では明らかになっている。有名どころでは「最後通牒ゲーム」が示すように、自分にとって不利益なことも敢えて行うし、金銭的インセンティブとは異なる非金銭的モチヴェーションによっても動かされ、時には凌駕してしまう。こうしたことを様々な例をあげてこの本の中で説明されるが、これらは既に色々な本で出てきたことであり意外性はない。

「最後通牒ゲーム」p35
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4093/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5641/trackback

「負のインセンティブ」あるいは「クラウディング・アウト」p21〜22
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5096/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5095/trackback

「ハーディング」あるいは「ミラーニューロン」p43
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5603/trackback

「プロスペクト理論」p88
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5172/trackback

しかし他人に合わせるという「ハーディング」は迅速な意思決定には欠かせない。あらゆる判断をゼロから始めるより時間や労力を節約できる。また選択肢が多すぎると人は判断そのものを抑圧するらしい。p54

新たな情報に接しても従来の考えを修正しない人がいる。これを「確証バイアス」といい、もともと抱いている考えに無理やり結びつけようとする認知メカニズムだ。p62 コジツケですね。

以前、中国からの輸入食品は農薬などに汚染されていると述べた人がいた。それに反論し、日本に輸出されている食品で農薬汚染が最も少ないのは中国産だとの日本の検査機関の報告を挙げて反論したが(2002年もの昔の話だ!)、最近その人物がまた同じことをあるblogで述べていたのに驚いた。これも「確証バイアス」というやつだろう。(もちろんこれは輸入食品の話だ、中国国内に回っている食品は別の話)
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3189/trackback
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2019/4/28

Big data & 『エッセンシャル版 行動経済学』  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=xer8C_poG98&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=10
#9〜10【3級】HSK。学习了一个小时十分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=oWWDxAWMzqU&list=PLX5jhIuWaM7jADCQDDMg-mw_oLoOh0jXY&index=43
#33〜43 【青島日美】中国語講座 初級。 学了三十五分钟语法。

https://www.youtube.com/watch?v=oxihIoMwSNo&t=18s
https://youtu.be/5nMs--mr6QM
https://www.youtube.com/watch?v=R71DQET-oNE
基礎から始める中国語【第2課】,听写二十两分钟。一共一个小时五十五分钟。

运动;
爬山散步(175kcal)和一个Zumba课



『エッセンシャル版 行動経済学』
ミシェル・バデリー著、 早川書房、2018年初版。

もう少し早く読むべきだったと思うが、ようやく最近になり行動経済学を学ばねばという焦りに近い感情が生まれてきた。先日、『格差の世界経済史』を読み上げた勢いで一気に読んでみる。入門編ということもあり、難しいことが書かれているわけではない。否、むしろこれまでよく何度も出てきたことがここでも述べられていることが判った。

これまでの伝統的経済学では政府や国際統計機関が集めたデーターを基に計量モデルや統計学的手法を使うのに対し、この新しい行動経済学はこれまで実験によってデーターを集めることが多かったが、それに伴う難しさが知られていた。例えば実験では大学生を被験者として使うことが多いが、彼らは現実の世界で見られる選択(例えばプロのトレーダー)との相関が低いことが知られている。さらに実験方法そのものにも限界がある。被験者は実験の対象となっていることを勿論知っているし、厳密な対照実験も通常難しいからだ。p14 

ところが最近、この問題点を克服する状況が出てきたと感じている。この本にそのことが書かれているわけではないが、誰しも気がつくことだろう。

例えばある不特定のAさん。この人は長年プリペイドカードを使い、某大手のスーパーで買い物をする。去年までは食パンやヨーグルトを買うことはほとんどなかったが、去年の4月から突然、頻繁にこうした食品を購入するパターンになってきた。一方、Bさんはクレジットカードに紐付けされたApple Payで去年の3月まで毎朝のように調理パンと牛乳をコンビニで購入していたが、去年の4月から全くそのような行動は見られなくなった。これはクレジット会社のデーターから、このBさんが去年の3月に定年退職したことによる行動の変化であることが分かっている。ある時、このAさんとBさんが同一人物であることがプリペイドカードへの入金をクレジットカードで行ったことにより時紐付けされ確定すると、この人物の行動パターンの全貌が明らかになる(汗)。

こうしたデーターが数百万人、数千万人の単位でサーバーに蓄積されると、実験ではない実際の人々の購買パターンのBig Dataとして蓄積されることになる。まさにこれは行動経済学の利用可能なデーターとなりうるわけだ。


『BS1スペシャル「個人情報が世界を変える」』
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/3115653/index.html?c=housou

YouTubeから吸い取られた個人情報から私に向けてTargetingされた広告?
ま、当然ですが(笑)

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2019/4/27

連休に備える & 素晴らしいドキュメント  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=-aNrg-q3u7w&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=9
#8〜9【3級】HSK。学习了一个小时七分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=2YRqfaQ1lXA&list=PLX5jhIuWaM7jADCQDDMg-mw_oLoOh0jXY&index=33
#27〜33 【青島日美】中国語講座 初級。 学了二十三分钟语法。

https://www.youtube.com/watch?v=oxihIoMwSNo&t=18s
https://youtu.be/5nMs--mr6QM
基礎から始める中国語【第2課】,学习一个小时十六分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=yvF3SyAtpzE&t=3s
カエル #1〜, 记了一个小时二十分钟单词。一共四个小时六分钟。

没有运动。


<今日から10日連休>
定年退職者には連休もないのだが、それでも影響はある。日課となっているジムが休日verなので毎日昼から外出しないといけない。となると毎日の勉強に制限がでてくる。連休中は土曜バージョンかな?

何とか最低目標の4時間の勉強を済ませ、連休準備。いつも利用しているスーパーのプリペイドカードに余分に入金し、PayPayにもそれなりの入金を確認し、この連休中現金が不要のように準備万端。さらに連休中に読む十分な量の書籍を確保した後、今日から読み始める新たな本を抱え、いつものスタバに急行。

今度の本も厚い。600ページを超える。題名は『ピケティー以後』副題は「経済学と不公平のためのアジェンダ」。この訳者も山形氏、『21世紀の資本』と同じ。これは期待できると直感。

山形氏による解説が面白い。この本は沢山の著者による論文集だが、はっきりと玉石混交だと述べる。p640 そして、ピケティーの本を読んでいるのか怪しい論説もあると断言する。

笑ってしまう、実は同じ感想をかつて日本の「ピケティー批判本」にも持ったからだ。それ以来「評論家がナンボのもんじゃい!」と思うようになった(笑)これは期待できる。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4434/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4433/trackback

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『ボルトとダシャ マンホールチルドレン20年の軌跡』
NHKBS1。ドキュメントだけで毎月視聴料を払う価値があると思っている。モンゴルのかつてのマンホール少年を20年追跡するなど、NHKならではだろう。観ていて胸が痛くなる。奇妙に『ピケティー以後』と重なる
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2357178/index.html?c=housou



<丹羽宇一郎氏の「FIT後のエネルギー政策再考を」の記事>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44057010S9A420C1X20000/
曰く、

『太陽光発電の買い取り価格は、今後の交渉になるが、7〜11円前後に下がるとも言われており、石炭による火力発電コストが12円程度なのと比べるとかなり安い。福島第1原発の廃炉や賠償の総額が20兆円を超えるのを考えると、原発の運用コストは高すぎるしエネルギー源としても競争力はないと考えざるを得ない』

ちなみに世界では太陽光が10円程度、風力に至っては7円台が相場。それにこのところ原発の安定稼働のために晴天下の太陽光発電を抑制させているのが実情。本末転倒ではないか? むしろスマートグリッドを進めて余剰の発電能力を移す仕組みの構築に力を注ぐべき。

『原発を再稼働させたい人たちは、経済的に考えればこれまでの投資を回収せねばならず、関係者は再稼働により余計なリスクと損失が生じるのはわかっていても目を背けている』

同感だ。もっと言えば、今原発を廃炉にするという方針を立てると即、不良債権化する。これを誤魔化したいのが最大の理由。日本の原発は稼働期間40年、利用率76%で計算され、それより短い期間で廃炉になるものは不良債権化することがちゃんと経済産業省の資料にも出ている。明らかに現状は原発が不良債権になっているがこれを認めたくないのだろう。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5695/trackback
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2019/4/26

また読んだ(汗)『ニュースで学べない日本経済』  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=EtYpcNnapXU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=7
#7−8【3級】HSK。学习了五十九分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=yQWcWDGxVrQ
https://www.youtube.com/watch?v=cOVEua61odw
https://www.youtube.com/watch?v=p9CznQkS14s
https://www.youtube.com/watch?v=ecRL-9OAIa4
https://www.youtube.com/watch?v=rP-tA9tFX1Q
看一个小时十八分钟电视,放松〜

https://www.youtube.com/watch?v=RUOpe9G2PVc&t=32s
0〜26min, 听写一个小时十两分钟句子。

https://www.youtube.com/watch?v=sBCrzSovbW0&list=PLoWkSnQu8dvFgVtV-AtBM3YRzbUVGljTc&index=100
#96〜100 ブレチャイな,学了三十五分钟语法。4h04min

https://www.youtube.com/watch?v=0Uu_znZIyMM&list=PLdwV1hF6ZOcQqccbBFyWnRZSn4Wjs85Au&index=24
25〜27 中国語講座 学了十九分钟节目。

https://www.youtube.com/watch?v=zzwY3ue9-0s
https://www.youtube.com/watch?v=lNhj49rvxnM
基礎から始める中国語【第1課】,学习五十九分钟。一共五个小时二十两分钟。
最後の講座はなかなか良い!

トレドミル160kcal   Zumbaクラス



<木曜午後のBSドキュメント>
勉強の合間に『アーススキャナー空白地帯の謎に迫る▽ソ連時代にタイムスリップしたかのような街』を観る。この地方(共和国?)は1990年からのモルドバとの内戦、そして1992年独立?するも国際社会は認められず。国際的にはモルドバの一地方。自称「沿ドニエストル・モルドバ共和国」このような国があるとは知らなかった。2つのパスポートを持つ住民たち。
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92223/2223340/index.html?c=housou
http://yuhkawasaki.com/archives/1346



『ニュースで学べない日本経済』
大前研一著、KADOKAWA、2016年初版。

このところなかなか骨のある本を読んでいたので、気分転換というとこの本の著者に失礼だが、読み易い本を間に挟んで読み進めた。 事実、この本はとても読み易い。取り立ててのことが書かれているわけではないが頭を整理するにはいいだろう。ただし内容に一部古いものがある、数字は一度確認した方が良い。例えば後で出てくる法人税率は日本は32.1%となっているが、激落して、今はとうに23.2%。

冒頭、『日本の年金は、最終勤務年度の給料に比べて、35%程度しかもらえていません』とある。p003 私の場合は25%以下。大学院進学などで勤務年限が平均より5年ほど短いからか? それとも平均的家族構成で計算されているからか(専業主婦の家庭の年金額) いずれにせよ不満〜(笑)。

『日本は起こると分かっている問題に対して何もしない』とある。著者は「何故、こうそうなのか?」という答えとして『(現状を)理解している経済学者がゼロであるのが問題』だとする。p005

…しかし、そうだろうか? もっと別の理由があると感じている。私は「数字でナンボの精神の欠如」だと思っている。

また著者は『法人税は90%にすべき』ともいう。90%が適当かどうかは疑問だが。それは兎も角、法人税はもともと儲かった会社にしかかからない。それに日本の歴史を振り返れば、法人税が50%に近い時に最も(日本の経済は)活発で投資をしていた。p124 しかも、それは何も日本だけではない。アメリカも同様だ。それに法人税が10%台の国がある中で(英国19%、アイルランド12.5%)、多少法人税を下げても外国の企業はそれが理由で来やしない。現在23.2%(中小の特例では15%)で昭和59年の43.3%から相当減額されているがそれで外国企業が来たという話は聞かない、その分内部留保に回っているということだろう。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/corporation/c01.htm

では法人税が極端に低いアイルランドの経済が絶好調か自問すれば良い

著者も「人口ボーナス」の国に攻めることが重要だという。この点も実に同感。昔、『中国> ブラジル> インド の活力をどれだけ巧く順番に取り込めるか、それが1つの工夫のしどころ』 と述べたがあれから9年、中国は残10年程度、あとは人口オーナスに向かう。ならば今からならブラジル、インドだろう。地の利ならインドか?
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2776/trackback

あとスマホ内で全てが完結するUberが取り上げられている。p136 私も滴滴を見てスマホユーザーになった口(笑) 何かできるか考えてみようということだった。『とにかく使わないと可能性も試せない』と書いてから2年も経つが、、
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4782/trackback

今日本で余っているものは、家と自動車。現在空き家率は17%程度、あと15年後にはこれが倍近くの30%に成ると予想されている。今更、住宅取得控除(減税)でもないだろうが、未だにそうした政策が続けている政府は当てにならない。著者はイタリアを見習えという。国家を信用していないがそれぞれの自治体が1500億円規模のビジネスを世界相手にしているというと、
http://www.fudousan.or.jp/topics/1507/07_3.html

…と、ここまで書いて、気がついた。この本以前読んだかも?検索したらありました(撃沈)
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4793/trackback
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2019/4/25

考えすぎ? & 『格差の世界経済史』 18  お勧めの1冊

<スタバで世間話>
絶不調で勉強する気になれず午後から遊び倒す… と言っても、何処かに外出するわけではなく、いつものようにスタバで読書三昧(汗)。

平日の昼間は当然、お客さんは少ない。ネームプレートにbarista歴11年と書かれたベテランさんと少し話をする。他のスタッフはbarista歴1〜2年と少ないが実は年齢を誤魔化すために皆、短めの年月を書いているとか(笑)

それとこのモールには中国からの団体のお客さんが多いが、支払いは現金とクレジットカードが半々とのこと。



<昼間のTVを観る>
普段あまりTVは見ないが今日は勉強しなかったので、何時間も観た。交通事故の話題が多い。先日も老人の事故やバスの事故。今回は老人というわけではないが運転ミスで幼い命が喪われたようだ。

しかしこれが何故これほどまでに報道される? 大体交通事故は減っている、特に死亡事故はなおさらだ。もちろん運転者の高齢化に伴い、高齢者の事故頻度は高くなっている。しかし実数は減っていると記憶している。それなのに何故?

理由として考えられることの1つに視聴率を上げられるというのがあるだろう。特にこの時間帯視聴者の多くは退職した高齢者。運転に密かに自信がなくなっているはずだ。それがこうした事故に対する関心が高くなる理由となりうるだろう。

もう1つの可能性は、多少うがった見方だが行動経済学におけるナッジ(=そっと押す)というやつだ。高齢化だけでなく、様々なヒューマンエラーで悲惨な事故が起こる。それは別に最近に起こったわわけではなく、別に増えているわけでもないが、裏に「行動学的公共政策」としてマスコミを使ってヒューマンエラーの問題を浮かび上がらせ、自動運転への動きに「そっと背中を押す」というやつだ。考えすぎでしょうか? しかし、現在は間違いなくこうしたマスコミによる公共政策への誘導があることは周知の事実


<卵の心血管疾患リスク>
卵のコレステロールをめぐる議論はこのところ二転三転する。
https://leaders-online.jp/life/health/6022

この表題の「卵を1日半個食べるごとに心血管疾患リスクが上がる?」は少しおかしくはないかと思い、原著をPubMedで調べてみると(要約のみ)確かに、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30874756

Each additional half an egg consumed per day was significantly associated with higher risk of incident CVD (cardiovascular disease) and all-cause mortality.

となっている。対象は成人アメリカ人だから背景となる食生活の違いもあるだろう。要は「適度に食べよ」ということか。

ちなみにこの雑誌、Journal of the American Medical AssociationのIFは47.6 (2017)。凄いポイントだ。13人の著者の内、10人がDepartment of Preventive Medicine, Northwestern University Feinberg School of Medicine, Chicago, Illinois.



『格差の世界経済史』 18
読み終えて、再度序文を読み直した。著者は確かに冒頭で「本書は議論を呼ぶ本となるだろう」としている。p6 そして、多くの研究協力者に感謝を述べつつも、

これらの人々が本書の結論を支持しているわけではない

と明瞭に述べてもいる。p10 これはよく判る。私も読み終わった時点で<不都合な真実>かもしれないと感じたことは先に述べた。

もちろん、だからと言って著者の結論が正しいと結論できるものでもない。著者がとった方法論に本質的問題点がないとも言えない。大体「姓」は個人と必ずしもリンクしているわけではない。梵さんが例に挙げたように宗族がこぞって改名した場合(中国)もあるだろう。
https://ameblo.jp/fang289196664/entry-12454284421.html

しかし網羅的に解析した場合、それらの例は誤差範囲として処理できるものかもしれない。いずれにしても

著者の結論に反論する場合はここで使われたデーターの瑕疵を指摘するか、あるいは方法論の瑕疵を正当に指摘するのでない限りフェアーではない。単なる「信条」や「理念」あるいは「感情」が故の反論はすべきではない。

実際著者自身この結論は意外だったと述べている。 『楽観的な見通しを語っていた(が)… あまりに明白で無視できない証拠に直面してはじめて… 初々しい確信を捨てざるを得なくなったのだ』と述べている。p8

ところでこの著者が「姓」を使った解析により前著『10万年の世界経済史』での仮説*の正否を検証しようとしたのはNY Times誌の科学ライターであるニコラス・ウェード氏の提案があったらしい。彼が「姓」を用いる方法がると教えたらしい。p9  もちろん、膨大なデーターベースを集め、解析するという労力は著者やその共同研究者の業績とすべきだが、こうしたアイデアは実に大切だと思う。

*仮説:産業革命以前の英国では社会の上流層の方が生殖の成功率が高い。

著者は親から受け継がれるものが遺伝子だとは直接述べていないが、限りなくそれを匂わせている。しかし、それが世代ごとに平均値に回帰することも明瞭に示している。つまり生殖毎に遺伝子は撹乱されるので、クローンでない限り優秀な遺伝子も、劣る遺伝子もそのままでは継承されないということだ。ただ、これは限られた家系の中でもし生殖が行われるならば(同族婚)この限りではないことも意味する。その場合、可能性は50&50。平均から外れる上昇も下降もあるということだ。われわれは過去の歴史から負の例、例えば血友病などの同族婚の弊害は知っているが、名門の家系の存在について現代人は無視しがちだ。潤沢な資産による環境の方を考えていまいがち。それが遺伝子によるというと嫌がれるだろう。

いずれにしても、このところ読んだ本のなかでは超一級の「お薦めの1冊」であることは間違いない。


追伸:
なんとアイデアを出した、ニコラス・ウェード氏とはあの「人類のやっかいな遺産」を書いた著者であった!!
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5240/trackback
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2019/4/24

遊び倒した日の結論  試行,指向,志向、思考

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=EtYpcNnapXU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=7
#7【3級】HSK。学习了四十三分钟单词。

絶不調、何も勉強する気にならず。今日は遊び倒し、
明日から頑張ろう!  <自分へのプレッシャー



<過渡期を乗り切る為に>
最近出たばかり本を読んでいるが、そこに人口推計が書いてあった。人口推計というのは数十年前からほぼ正確な数字が出るもの、まったくあてにならない株価やGDP成長率、あるいは為替レイトとは異なる。 そこでの数字は簡単な日本経済への処方箋を示している。

「なぜ判らない?  判らないのはバカだからだ!」 と思うのは私が傲慢だからか?

(事実1)
2042年を境に高齢者の数が減り始め、2065年を境に高齢化率が低下する。

この過渡期を日本人が高度成長期に貯めた資産を使って乗り越えていけば良いのだ。2007年時点で私はこう言い切った、

『団塊の世代が汗水垂らして貯めた貯蓄、…過渡期を乗り切る為に使い切ってもいい』 と。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/413/trackback

(事実2)
2060年時点と現在を比較すると(前者が2060年、後者が現在)
65歳以上(38% vs 27%)
75歳以上(26% vs 13%)

ならば、もし定年を75歳にすれば、現在よりも生産人口の負担は変わらないか、むしろ減る!  簡単ではないか? しかも日本人の75歳の健康状態は外国平均の65歳に相当する。
https://www.thelancet.com/journals/lanpub/article/PIIS2468-2667(19)30019-2/fulltext
https://marlin-prod.literatumonline.com/cms/attachment/13902729-94fe-4eb0-8951-8f08dd06b8c1/gr2.jpg

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<トップランナーとしての日本人>
少子高齢化を国難と呼び、「問題の解決を先送りした人災」と呼ぶが、私はそうは思わない。これは人類の進化に伴う社会構造変化の過渡期。日本は世界に先駆けこの時期を早く迎えただけ。その理由はこのデーターから出てきた。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4711/trackback

幼児死亡率と女性1人当たりの子供の数にはどの国、どの時代を問わず明瞭な相関がある。 しかもこの変化は人類の歴史において数万年に1回あるかないかのイベントだと考えている。これをうまく乗りこえれないはずはない!
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2019/4/24

『格差の世界経済史』 17  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=RBvTiSELGqs&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=6
#5〜6【3級】HSK。学习了一个小时二十六分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=2kD9FZ41WRg&list=PLoWkSnQu8dvFgVtV-AtBM3YRzbUVGljTc&index=92
#92〜95 ブレチャイな,学了二十六分钟语法。

https://www.youtube.com/watch?v=0Uu_znZIyMM&list=PLdwV1hF6ZOcQqccbBFyWnRZSn4Wjs85Au&index=24
22〜24 中国語講座 学了二十七分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=Gl6pnCue7DE
19.06min〜end 【Part 3】キクタン入門,做了三十三分钟听力练习。

https://www.youtube.com/watch?v=2OAyQLVe-aA
半小时

https://www.youtube.com/watch?v=thVlfAB0BzI&list=PLX5jhIuWaM7jADCQDDMg-mw_oLoOh0jXY&index=26
#3,4,6,7,18〜26 【青島日美】中国語講座 初級。 学了五十三分钟语法。

https://www.youtube.com/watch?v=dxmRVgkJIDI
#1 nihaoabc
https://www.youtube.com/watch?v=KqNEb22QLhQ&t=5s
中国語講座 二十八分钟。
一共四个小时四十三分钟

爬上散步250kcal。



<大人の態度?>
火曜日朝のNHKのニュースで、原子力事業に直接かかわった人の証言を聞く。リスクは彼らには判っていたが、国策としての原発開発の中でそれを発言、公表することを憚る雰囲気があったと当事者が述べている。

世の中には「知らないまま、明らかでないままでかまわないことのほうが世のなかには多い」と公言する人もいる。ご本人はそれが大人の態度だと思っているようだが、それがあの福島の原発事故に繋がったという認識が欠如している。あの事故はそれでも最悪の事態ではなかった。最悪の場合、東北の大部分が人の住めない地域になる可能性もあった。そうなってからでは遅い。

自分自身はどうだったか? 福島の事故が起こるまで日本の原発は安全だと信じていた。

https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2334/trackback

見る目がなかったと言われればその通りだが、専門家でない以上、情報が与えられなければ誰でもそうなるだろう。だからマスコミは「暴く」必要があるのだ。時には勇み足もあるだろう。誤報も出すかもしれない。あるいは芸能人のスキャンダルを追うようなツマラナイ真似をするだろう。しかしそれを何故リスクと考えない。むしろこうしたことをある程度余裕を持ってみる方がはるかに大人の態度だろう。キリキリするのは大人気ない

その後の「世界ふれあい街歩き」はパレルモ。ノルマン・シシリア王国で何度か出てきたが、行ったことはない。こうして映像で見られるのは素晴らしいこと。一度行きたいな〜

あ、勉強しなきゃ!



『格差の世界経済史』 17
この本の本文は400ページだが、その後に付録やら原注やらが100ページ以上も続いていて、これがこの本を必要以上に分厚いものにしている。付録は横書きで後ろから<逆向きにページが続く>。読むうちにページが逆流するのも不思議な感覚だ。こうした本の構成にも疑問を感じるが、多分意識的なのだろう。この本の構成(と値段)に文句を言いはじめると終わらない(笑)

それは兎も角、ユダヤ人(セファルディー)の姓として使われるLevy、(確かにかつてS大学の大学院生にこの名前の優秀な女子学生がいたが、ユダヤ人なのかどうかは知らなかった)のヨーロッパにおける分布はかなり広い。これはユダヤ人の移動性が高いことをしめしていると著者はいう。それに対しBoscawenはごく一部に限定される。面白い。図A3.1, A3.2 p500 ちなみにノーベル賞を沢山輩出したS大学のこの講座ではユダヤ人人口が極めて高かった。

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誤植が図A3.3, 3.4にある。p499

イングランドとウェールズでは遺産検定率で富裕層と貧困層を区別できる。それは貧困層には遺産登録?が必要なほど遺産がないということだろう。それを見るとどのような姓が富裕層によく使われ、また貧困層でどうであるかが判る。平均は39%であるが、Goodhart姓では1926〜66年で100%、「漂泊の民」によく使われる姓ではおしなべて平均より低い。例えばGrittでは13%しかない。しかし、時代とともにその率は平均に回帰するようで、前者は1996〜2012 年では58%になっている。後者についてはデーターがない。p496 表A3.1 

ところで著者は英国の遺言検認記録所が極めてこうした調査研究に非協力的で「訪れる人は覚悟したほうがよい」とすら警告している(笑)。p495

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また表A3.2は医師と看護師における姓の出現頻度をしめしているが、これもいろいろな情報をあたえてくれる。Cohen、(これもS大学に、この姓をもつ教授が2人も!いた。彼らも比較的稀な姓のようで、医師の出現頻度はダントツに高い(14.11人/1000人)それに対し看護師では5.1人/1000人。それに対し「漂泊の民」全体では医師は1.21人/1000人)で非常に低く、看護師は6.9人/1000人という数字だ。p494

この結果は英国における、医師と看護師の社会的地位を暗示している。さらにもっと驚いたことは職業的地位を示す姓と寿命との関係である。図A3.6に医師の数が多い姓(Katz)[=19人/1000人]の平均寿命は80.2歳であるのに対し、最も低いBegay(e)[=1人以下]で、ほぼ0人では何と64.6歳と15.6歳もの差がある!! p419

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2019/4/23

不都合な真実」 あるいは 『格差の世界経済史』 16  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=GAlv_aVMdIU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=4
#13&#1〜4 【4級】&【1〜2級】HSK。记住了两个小时两分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=2kD9FZ41WRg&list=PLoWkSnQu8dvFgVtV-AtBM3YRzbUVGljTc&index=92
#91〜92 ブレチャイな,学了十一分钟语法。

https://www.youtube.com/watch?v=L60CpkTPo6A&t=9829s
Eko 一个小时十一分钟。 一共三个小时二十四分钟。

没有运动。

絶不調、最後のEkoも時間あわせ、単語暗記に時間かけすぎ。あれで嫌気がさした? なにもする気になれず、昼寝してしまう。痴呆化への危険な傾向(汗)



<テロ>
スリランカ(セイロン)については何も知らない。テロの背景が何か知らないが、まずは一番基本的な部分から調べてみたが、何もヒントを得られず。data baseはいつものところから代表的なアフガンと比べてみる。
https://ourworldindata.org/fertility-rate

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「不都合な真実」 あるいは 『格差の世界経済史』 16
これは普通ならば2回に分けて紹介するだろうが、暇を持て余した日に何時もより何時間も時間をかけて読み上げた(笑)

ここで繰り返し述べられていることは「真の親の基盤的地位がわかっているならば、遠い祖先のそれは有益な情報にはならない」ということだ。p178 つまり数式で表せば、

X(t+1) = bXt + etで表される。p303

ここでXtは第t世代の家族の基盤的な社会的地位。etはランダム成分。bは継続成分で著者によれば0.7〜0.8。 別の言葉で言い換えれば、著名なエリートの家系でも貧しく認められなかった家系でもその将来性は同じ。平均へ回帰する傾向の強さは同じだということ。p180  しかもこのbの係数は現代スウェーデンでも、産業化前のスウェーデンも同じ。中世イングランドでも現代英国でも同じ。p192

著者は注意深く、この親から継承される「モノ」が遺伝子とは述べていない。しかしその継承様式は遺伝と同じだと述べている。つまり言外に遺伝子と述べている。p198 

ただここで指摘しておきたいことは、遺伝子ならば1回の交雑ことに遺伝子は撹乱される。半分の染色体しか子供には伝えられないので、クローンでない限り、どんどんその生来の能力は薄められるということだ。(ただし同じ集団で婚姻関係が結ばれる場合それは比較的保持されるということも意味するが…)

それを端的に示す図を出している。それはある時点でのエリートの過去、および未来における基盤的な社会的地位の変動だ。それは起点となった時期をピークとして前後に平均に回帰している。図12.6, 12.7 p317 & 図12.9 p324

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英国では起点を1800-29年に、中国では科挙のデーターから1871〜1905年の起点にしている。

同様に貧困層も平均に逆回帰する。1858〜1887年の富裕層および貧困層を過去に遡り社会的地位について調べるとbの継承係数は0.85および0.71で平均に回帰する。図12.3 p311

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ここで重要なことはこの間の激しい社会変動、すなわち産業革命や辛亥革命や文革といった激しい社会変動もこの値に少しも影響を与えなかったということだろう(もし著者の結果が正しければ) p313、 p318

まさしく「不都合な真実」なのかもしれない。何れにしても「お薦めの1冊」であることには間違いない。
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2019/4/22

『格差の世界経済史』15  お勧めの1冊

https://www.youtube.com/watch?v=ioExEcUB9o0

スタンダードナンバーで踊るタンゴはいいね〜。1年以上習ったが、ものにできなかったのが残念。それにしてもスタイルの良い人でないと男女とも見栄えがしないのはSalsaもTangoも同じ(笑)





『格差の世界経済史』15
各論は最後まで読み終わったので、いよいよ理論に入っていくことにする。この部分(6、7章)を飛ばして読まなかったのは。影響を受けずに自分でデーターを検討してみたかったから。

冒頭、従来の計測法が親と子の相関度にしか注目しない点の問題的を指定して、彼らの「姓」を用いた長期間=数世代をかけての計測法による結論(エリート層が平均的地位に回帰するには10〜15世代=300〜450年かかる)との違いの原因を議論する。p158  

例えば IQと職業的地位、所得、資産の相関を見るとこれも大きい差がある。  例えばIQと教育の相関度は0.53と高いが、IQと資産では0.16と低い。つまり、どれも個人の基盤的社会能力を極めて限定的にしか計測できないということだ。表6.1、p1651

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同じ社会的地位(教授)にしても、『米国の公立(州立)UC Davisの教授の給料は、言語学関係では平均8万ドル。ところが経営学では25万ドル以上と何と3倍もの差がある』図6.2 p164 つまり同じ社会的地位も所得で表すと大きな違いが出る。

また国が違えば同じ職業でも相対的所得は大きく異なる。例えば米国ではバスの運転手と医師の所得差は平均で6倍と非常に大きいが、スウェーデンでは2.3倍に過ぎない。p167〜8 図6.3

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さらに親子の間の相関から、予想される祖父と孫の相関はさらに高い。例として英国の資産で見れば、前者の数値は0.43だから後者は0.43 x 0.43 = 0.19と予想されるが、実際には0.29。曾祖父ならば計算される相関値は0.43 x 0.43 x 0.43 = 0.08のはずだが、実際の値は0.25。p176 表6.3

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親と子の相関度では限界があるのは間違いない。
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