2019/12/6

『WTF経済』9  お勧めの1冊

<葬儀当日>
昨夜よりも多くの方が来られたが、受付を経験したのは初めてだったので色々学ぶところがあった。最大の注意点は香典の取り扱い。基本は香典を持って来られた方には香典返しの手続きを確実にしないといけない。昨夜は通夜で訪問された方が少なかったので良い練習になった。初日から人数が多いとこれは大変。



『WTF経済』9
ここで「構造的リテラシー」という言葉がでてくる。これは例えば何かの知識(ここでは子供がデザートの新しい作り方を知る例)をネットから手に入れる場合は前提として、1)iPadの使い方、2)YouTubeにそれが載っているかもしれないとの情報、3)検索方法などを知っておくことだ。p446

そうした人は <何を探すべきか判っている> 新しい車を運転する人は最初戸惑うかもしれないが、ガソリンタンクの蓋をあけるレバーがどこかにあるはず、多分運転手の座席近辺だという見当がつく。あるいはiPhoneからAndroidにスマホを換えた人も必要なアプリをダウンロードする為にタッチするアイコンがあるはずだとの見当だ。

『教えるべきは知識だけではなく、学習する能力なのだ… すぐに陳腐化する個々の技能よりも、幅広い一般教育と学習への愛着』p450 

という著者の意見は全面的に同意できる。その中にはもちろん、学習に伴う精神的鍛錬習慣も含む。誰も10年先のことがわからない現代においては最も必要とされていることでもある。ところが日本の大学教育では逆に <アウトカム教育> いま社会=企業が必要とする技能をもっているかどうかの方を重視する。

ちなみにこの本の著者の大学での専攻はギリシャ語とラテン語だったらしい(爆)ギリシャ語とラテン語と言えば「役に立たない学習」として米国では笑い話に使われるくらいだ。

ただし、その訓練はほとんど理解しがたいプログラミング言語でかかれたプログラムの文書化を引き受けたという。p450 そしてそうした技能や能力は現場で鍛えられるとも。それゆえ、著者はいう、

『過去十数十年のアメリカにおいて製造業の仕事を海外に移転した決断は、技能を排除し、その再生産を行わないというコミットメント』だと。そして『(将来)中国の人件費がアメリカに匹敵する水準に上がったとしてもアメリカは競争力を持ち得ない』と。p454 これは重要な指摘なのかもしれないが、企業が短期的収益に集中せざるを得ない現在のルールのうえではないものねだりかもしれない。またそれ故に、著者は「ルールを書き直そう」と主張するのだろう。

新しい市場はしばしば既存の企業にとって小さすぎて検討に値しないが、彼ら(既存の企業)が目を覚ます頃には新興企業がその指導的地位を獲得している。p457 小さなニッチからリーンスタートアップしようということだ。

未来は根本的に不確実、だから何かが起こる可能性を考えることが大切だという、これはその通りだ。誰でもが予測で生きるものは大したものではないし破壊的創造にもならない。


今日の内容は不思議によく訪問するblogの内容と共鳴した。
http://shinzei-co-led.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-74f035.html#comments
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