2020/7/31

ケチをつけるより、我が身を振り返れ!  試行,指向,志向、思考

ケチをつけるより、我が身を振り返れ!
昼のTV報道「ミヤネ屋」によれば、PCRによる偽陽性の頻度1%だとか、長年PCRをやってきた者からすれば信じられないが(個人的には30年間に一度も経験ない)、岩田医師も言うから事実なのだろう。原因は岩田医師によれば「現場は慌てるから」らしい。
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それで調べてみた。何度も言うが偽陰性は原理上必ず起こる。問題は偽陽性だ。
http://spell.umin.jp/thespellblog/?p=336

上記のサイトによれば特異性は〜99.9%とのことで1,000件やれば偽陽性は1件おこる勘定だ。ここでも原因は「死んだウイルス」や「混入=慌てるから」が挙げられている。 例えば、東京都民1,395万人から偽陽性者が13,810人出てくるという。しかし視点を変えて一般的な「診断ミスの頻度はどうだろう?」

英国の国立機関で2年間に報告された診断ミス、しかも自発的報告は1,674件。率にして0.5%これは0.1%の5倍でしかも自発的報告。実際にはもっと多いはず。実際2014年のSinghの報告によれば米国では5%の診断エラーが報告されている。
http://qsh.jp/wp/wp-content/uploads/2018/02/8b6f7ac802320e9f7a44991927271f23.pdf#search=%27診断ミスの頻度%27

つまりPCRの方が一般的診断ミスよりもはるかに低い。こうした事実をよく考えるべきだ。生物界における「エラーの研究」を長くやってきた者からすれば許容範囲。ゼロリスクを問題にするのは科学的ではない。
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というか、基礎医学の立場から臨床医学に暴言を吐けば、

『PCRにケチをつけるより、我が身を振り返れ!』 と言いたくなる(汗)
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2020/7/31

学べない理由 & 『ハンムラビ王』  お勧めの1冊

<学べない理由>
何故、中国やNYの成功例を学ばない。今の政権の中心の人が「まともに勉強をしたことがない」からかと邪推してしまう。それとも「嫌でも中国の真似はしたくない」のか?! やれば出来ることは中国でもNYでも既に実証済み。
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ほぼ制圧した中国でも再度クラスターが起これば、網羅的検査を再開しているのは華子さんのblogでもよく判る。
https://ameblo.jp/tukiko-40/entry-12614417172.html

<PCR検査の劇的向上と法改正>答えは既に出ている。

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<事例紹介だけの本>
なんとか辛抱に辛抱を重ねて『疫病と福神』を半分ほど読み終わったが、これまでのところ全て事例紹介の本。民俗学というものはこうしたものなのだろうか? 集めたデーターを元に、そこから解析という内容に行かない、あるのはただ推測だけ。読むのが段々苦痛になってきた。勿論、一部の本にあったように最初の印象から劇的に変わる本も無きにしもあらず、もう少し我慢して読んでみようかと心が揺れる。『骨、岩、星』はその例。最初は『蘊蓄満載だが退屈だ』と述べたくらいだ。
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『ハンムラビ王』
世界史リブレット01、中田一郎著、山川出版社。2014年初版。

この出版社も多くの優れた歴史書を出しているところ。同じシリーズものでは『科挙と官僚制:世界史リブレット9』がある。この本についての感想として「読み易いがなかなか勉強になった本」 としているので期待できる。
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冒頭、バビロンの神マルドォクの随獣として蛇龍、ムシュフシュが印章に彫られているが見ただけでは蛇のようにも龍のようにも見えないが? p002  先の本にも書かれているようにこれは中国の龍と同様、聖獣であり「悪の象徴」ではない。『龍の起源』の本によれば、東方の龍が権威の象徴である一方、西方の龍は悪の象徴だった理由は毒蛇の存在の有無によると議論されていた。 ま、なんとでも言える説の典型。
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ところでハンムラビ王と上メソポタミア王、シャムシ・アダド王との誓約文にはこのマルドォク神が連名で、つまり三者の連名で裁判文書が書かれているとか。p022 やがて、バビロンを配下においた上メソポタミアは衰退し、バビロンが覇権を確立するが、このハンムラビ王の統治は何と43年も続くとか! 驚きだ。長寿であることも意味するし、それだけの長い期間を支配したとはこの王がかなり優秀な王であることも意味するのだろう。p024

紀元前2037〜29年の御代にウルの王は気候変動により乾燥化が進んだシリア方面から移動してきた西セム系のアムル人の侵入を防ぐため、「長城」を築いたとか! 始めた知ったが、今でもその長城跡は残っているのだろうか?? p005

ハンムラビ王がまだイラン高原南西部のスーサのエラム王の下にあった時。p007 この宗主の使者とハンムラビ王、それに当時マリの支配を巡って争っていたマリの王、ジムリ・リムの使節との交渉の記録が残っているとか。それによればマリ王国とバビロン王国の間に位置する都市ヒトではビチューメン(瀝青=天然アスファルト)の産地でバビロンが水上交通=船の存在が重要なのに対し、マリ王国は基本ロバと戦車などの陸上交通が重要でバビロンにとってヒトは配下におかなければならない要衝であったことが記されているとか。アスファルトは船のコーキング(水密化)には不可欠なので成る程と思う。但しこの時点ではヒトの支配権はマリになったとか。p033 ハンムラビ王がメソポタミアを支配する前は群雄割拠の時代だったみたいだ。
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2020/7/30

『骨、岩、星』7  お勧めの1冊

<他にやることがあるだろう?!>
247億円をかけてまたあの「チンチクリン」のアベノマスクを8,000万枚配布?! 

他にやることがあるだろう?!
それでなくてもPCR検査が足枷になっているのに!

ワザと愚かなことをやっているようにしか思えないが、聞けば入札でなく随意契約だそうだ、成る程!! またまた「怒りの高齢者」復活。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8948c5b91ce499a8a4ba8aefc014b3dcdb1bfb20




<福岡感染者最大に>
今日、29日水曜日、新たに101人の新型コロナ感染が福岡県で確認、初の3ケタの感染。うち福岡市は75人。着実に増えている。

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Dance with masksでは最早無理かもしれない。

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…いやいや、もし中国が武漢でやったように福岡都市圏の住民の網羅的にPCR検査し感染者を探し出し、隔離すれば経済を止める必要はない。何故、中国で出来て日本で出来ないのか?

コロナが 「Trolley problem」 であるなら打開策は自ずから決まるはず!
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『骨、岩、星』7
ホビットの化石は何と炭素14での年代測定が可能だった。このことは6万年より以降だということを意味する。結果は何と1万8千年前。著者はこのメールを受け取った日、一睡もできなかったとか。p190 それはそうだろう。

かれらはウォーレス・ラインを超えて(おそらく航海術を持ち)しかもつい最近まで(伝承に残るほどと言う意味だが)生き残っていた可能があるとのおこと。

なおバリ在住の「ねえね」さんによれば、バリからロンボクまでは高速艇でも5時間かかるとか、当然肉眼では見えない。こうした海峡を原人が75万年前(それ以上前)に渡ったとか、本当に信じられない快挙だ。
https://ameblo.jp/neene0822/entry-12612657495.html

10章で恐竜の絶滅の話が出てくる。これはよく言われることだが、巨大隕石の衝突が原因だとされている。そのきっかけとなったのが、イルジウムの含量測定であちこちで同地質時代にそれまでの40〜330倍の存在が検出されたのがきっかけ。このイリジウムは地殻や上部マントルにはほとんど含まれないが隕石には大量に含まれる。これだけの濃縮が行われるには直径10キロ±4キロの巨大隕石の衝突が必要だと計算され、その衝撃では直径200キロのクレーターを引き起こすだろうと推定されたとか。p201〜202

そこで注目されたのが60年代に石油探査中に見つかっていたユカタン半島の円形模様。p206 ただしこれは当初火山の火口跡だと思われていた。そこでこれが隕石衝突のクレーター跡であることを証明する必要があった。それに使われたのがカリウムーアルゴン法の改良法である、アルゴン40ーアルゴン39法。ここでさらに詳しく解析手順が書かれている。まず、汚染を除くため岩石が<段階的>にレーザーで加熱される。表面は汚染されている可能性があるので各段階でのアルゴンが収集され同位体比が測定される。これにより汚染の部分を除き正確な年代が計測される。p206

その結果が1992年に出され、その値は6498±5万年前とされたとか。この数値は恐竜絶滅の時期と想定された6501〜6507万年とほぼ同じ。p207  実に素晴らしい解析結果だ!

最初の方で、この本は蘊蓄満載だが退屈だと述べたが。後になるに従い、解析の手順を詳しく述べ、読者もそのプロセスを追体験できるような書き方をそいているので後半部分は非常に面白かった。多分、後半部分が著者の直接の研究内容と重なる(あのホビットは本人の解析結果)ことがその理由だろう。
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2020/7/29

Dance with Corona & 『骨、岩、星』6  お勧めの1冊

そろそろ「夏休み」も終わりにしないといけないとは思うが(汗)
1日ゆったりと屋外で(雨の日も)本とWeb検索と、時折訪れる野良猫?との交流はなかなか素晴らしい、、



<Dance with Corona>
Cat’sには行ったことがないが、YouTubeの動画で感じが判る。これだとリスクは非常に高いだろう。クラスターが出たのは気の毒だと思うが、その後の対応は最悪で、クラスターがここからはじまったことも否定している、反省が見られない
https://www.youtube.com/watch?v=Zkay0d7SyEE

因みにSalsaのダンスフロアーはこんな感じ。Cat’sの雰囲気とはかなり感じが違うのがお分かり頂けるだろうか? それでもリスクはここも非常に高い。
https://www.youtube.com/watch?v=_EeoyonFXJI

でも好きなのはStreet dance. 下の動画はキューバン・スタイル♪♪
https://www.youtube.com/watch?v=0TYACvUwajI

私たちも何度か人通りの絶えた夜の中洲の広場でやりましたけど♪
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5578/trackback

With Coronaの時代にこうしたエンタメ界はどうやったら生き残れるか知恵が必要。今は練習もDance with masks(涙)
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6226/trackback

たかがダンス、されどダンス。



<何故人は本を読むのか?>
先ほど『ハンムラビ王』世界史リブレット01を読み上げた。僅か100ページにも満たない小冊子で、しかも内容は「世界史リブレット」という副題でも判るとおり、初心者向け。それでも予想通り内容の濃いもので認識を新たにした。

予想通りというのは以前、同様な経験を同じシリーズ物の『科挙と官僚制』世界史リブレット09でも感じたから。そのことを考えていたら自分の読書の原点というものに行き着いた。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4498/trackback

読書の原点: ある読書家を知っている。その読む量はとても真似できない程で、どうしたらそんなに読めるのか不思議な程だ。但し、少しもその読み方を習いたいとは思わない。何故か? その人、Sさんは自分の考えを補強する為だけに本を読んでいるようにしか思えないから。

私は逆に常識を打ち砕くような本に出会いたい。何か少しでも自分のそれまでの考えを改めるような本を読みたい。そしてその「原点」があの地下書庫(=人生で一度は訪れていい場所)にあることを自覚している。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/447/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/446/trackback




『骨、岩、星』6
9章の「ミッシングリンクを求めて」が非常に面白かった。それもそのはず、著者があの「ホビット」と呼ばれる古代人種をインドネシアのフローレス島で発見した経緯が書かれていたから。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5658/trackback

まずここでウォーレス・ラインの紹介がある。これは海面が130メートルも下がったとされる、氷河期にも陸続きにならなかったとされる線で、この線の東西で植物相と動物相が東南アジア型とオーストラリア型に分かれるとか。p183

それゆえ、高度な航海技術なしにはこの人は境界線を跨ぐことはできないと考えられていた。いわば常識だったわけだ。ところが、20世紀中期にその東にあるフローレス島で古代人種、背が低い人種がアマチュア考古学者の牧師ベルホーバンによって報告された、彼は75万年前と推定した。しかし、ウォーレス・ライン故に無視された。p183

ジャワ島からウォーレス・ラインの東にあるロンボク島、スンバワ島、フローレス島まで。おそらくそれよりさらに東の島までホビットと呼ばれる古代人種が75万年より前に(おそらくさらに143万年前に)p185 筏か丸太かわかりませんが、海を渡ったということがあったのか? しかも驚くことに彼らは少なくとも1万8千年前まで、もしかすると島の「伝承」によればつい数世紀前まで「エブ・ゴゴ=全てを食べる祖先」として生き延びていたかもしれないとの話に驚愕した

なおジャワ住在の「ねえね」さんによれば、ジャワからロンボク島までは高速艇でも5時間かかり、もちろん肉眼で確認できない。
https://ameblo.jp/neene0822/entry-12612657495.html#cbox

訂正:
ジャワ島ではなく、バリ島。「ねえね」さん、失礼しました〜 m(__;;m
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2020/7/28

知恵がないから無理だと言う  & 『骨、岩、星』5  お勧めの1冊

<ダンスクラブ>
クラスターが発生した福岡のダンスクラブが、天神にあるCat’sであることが分かる。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/629902/

実は随分前よりこのクラブについて沢山噂が流れていたが、公表されたのでもういいだろう。但し、HPも、Facebookでの公表も極めて判りにくい。
http://club-cats.jp
https://www.facebook.com/catsfukuoka/photos/a.387783111252526/399930323371138/?type=1&theater
https://www.facebook.com/catsfukuoka/photos/pb.387782747919229.-2207520000../3556890807675058/?type=3&theater

月曜の6PM頃にようやくUpされた。2日前から何度もアクセスしていたが、公表が遅すぎる!! 噂が流れていたのは22日頃よりみたいだが、何故直ぐ公表しないのか、未特定の感染者が他の人に二次、三次感染を引き起こすとは考えなかったのか?   感染は不可抗力で仕方がないが、その後の対応が最悪。その責任は大きい。



知恵がないから無理だと言う
網羅的PCR検査の方策のことを考えていたら、さらに考えが広がった。


マイナポータル:先日マイナポータル登録をした。昔の「国民背番号制」がもっと早く実現されていたら日本の事務手続き(いまだに手書きにFAX?! )はこれほど世界に遅れを取ることもなかったろうにと、残念に思う。それに頑固に反対した者たちも誰だかここには記録している。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6235/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6192/trackback

エコカー:日本で急速にハイブリッドカーが普及した理由に様々な優遇制度があったことを思い出した。自動車取得税の他にも福岡では公的駐車場では1時間無料という特権もあり。個人的にはこれが一番大きかったのではないかと思う。これなどはお金をかけずにエコカー普及に寄与した、文字通り知恵の出しよう。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1066/trackback

つまり知恵の出し次第で幾らでも方策はあったはずで、「国民背番号制」も強制がなくとも優遇策をとれば自然と広がったはず。逆はエコカー。これは日本の自動車産業界(=トヨタ)の利害が関わった事案なので、多分強力なロビー活動もあり、官僚は知恵を捻り出したが、前者にはそれがなく(デジタル化でむしろ仕事が減って利権が減り不都合なので)知恵を絞る必要がなかった。

要は知恵の出し様次第。知恵がないから最初から無理だと言う
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6243/trackback

コロナ対策:コロナ対策が 「Trolley problem」 であるなら解決策は自ずから決まる。「ウイルスは生物と無生物の間」と言われるようにウイルスの命運は宿主であるヒトの行動次第で決まる。それなら感染者を見つけ出し隔離するという中世以来の方法がワクチンも治療薬もない現状では唯一効果的な方策。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6154/trackback

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キャッシュレス:ついでに言えば、キャッシュレスも同様。単に便利なだけでなく1)闇に流れるお金も明瞭化でき、2)脱税も防止できて、3)マイナス金利も可能だし、ついでに4)マネーを期限制にすれば世代間の富の独占も抑制できる。知恵がないから無理だという。

あと小さい話だがマクロ経済に関する本当に5)有効な理論も発達可能。何せリアルタイムでお金の動きが解析可能になるわけだから!
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『骨、岩、星』5
巨大動物が絶滅した理由を探る上で、同じ地域で隣り合う島での絶滅動物の年代を比較すると人間の関与の度合いがよくわかるらしい。例えばベーリング海のセントポール島のマンモスは、氷河期の終わりで取り残されたので7900年前まで!のんびり徘徊していたらしい。またキューバでも大挙して人がこの島にやってきたと思われる500年前まで巨大ナマケモノがいたとか。p164 その他、有名どころとしてはニュージーランドのモアがいる。いずれの例もヒトの到来とタイミング的にこれらの巨大動物の絶滅は近接しているとか。p167

先に示したように炭素14やアミノ酸のL>D転移はせいぜいせいぜい数万年、それ以上についてはアルゴンーカリウム法があるらしい。これはカリウム40が崩壊しアルゴン40になるのを利用する。

実は放射性カリウム40は自然界にかなり存在し、カリウム肥料の袋にガイガーカウンターを近づければ針がびっくりするくらいあがるので学生はびっくりする。授業ではこれをデモンストレーションした。ついでに言えば、カリウム40は天然の0.01%を占めているため、生物がカリウムを取り込む時にかなり被曝することになる。 放射能ゼロなどはナンセンスの例としてよく挙げられるが認知度は低い。
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https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2705/trackback

この半減期は12億5,000年なので十分使える。火山活動で岩が高熱になればアルゴンは気化してゼロになる。岩が冷えてからカリウム40が崩壊し始めるとアルゴン40が発生しこれが岩の中に捕捉される。カリウム40とアルゴン40の比を求めれば火山活動後の時間が推定されると言うもの。p174 この方法でアウストラノピテクスの年代が推定された。この方法だと化石と一緒に火山灰なりが一緒に出土されないといけないことを意味すると考えるが、その記載は本にはない。

その他の方法としてウランの電子スピン共鳴ESRによる測定法があるらしい。これは人骨にはもともとウランは存在しないが土の中に埋もれると水中のウランを吸収する、ウランはトリウムに崩壊するのでこの両者の比からどのくらい土中に存在したかが推定可能だとか。p182

この本の中でネアンデルタール人と現代のホモサピエンスの間に血の繋がりはあるとしてもごく僅かとされているが、p181 現代のゲノム解析によればアフリカ人以外の現代人ユーラシア人にはネアンデルタール人のゲノムが全ゲノムの2〜3%程度伝えられていることが知られている。
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雨の中で読書+Web、読書+Web。段々風が強くなって玄関に引き込むがそれでも雨が吹き込む。ついにはドアを少しだけ開けて継続する。

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2020/7/27

不都合な真実 & 『骨、岩、星』4  お勧めの1冊

<不都合な真実>
武汉同様大连でも住民全員のPCR検査のニュースを華子さんのblogで知る。
https://ameblo.jp/tukiko-40/entry-12613570461.html

いろいろ調べてみたが日本ではまだ報道されていないが <不都合な真実> だからではないかと邪推してしまう。

住民全員の網羅的検査については一部の医師が弊害を唱えている、しかし30年前に同様な32万個の網羅的スクリーニングを1人でやった者からすると、そのようなことを言う自称専門家は現場を本当に知っているのか?
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政府は目に見える行動で安心を示すことが今は必要。それなくしてGO TO TravelでもGO TO Eatでもないだろう?!

GO TO Troubleになるに決まっている!



<いろいろな事>
福岡の中央区のダンスクラブで19人のクラスターが発生。問題はこのダンスクラブどこなのか不明な事。公表しないと他のダンスクラブへの悪影響がでる。食中毒では公表するが、コロナでは公表しないのは法的欠陥、それを放置している立法の怠慢。 因みに、私が通うサルサクラスは今のところ大丈夫。

今日WeChatでたまたま不動産についての話題が出たが、徐州市開発区の住宅価格は1u2万元。10年前の杭州の値段。

東、東南アジア諸国(日本、中国、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、フリッピン、インドネシア)と英米のコロナ死亡率は数百倍から数十倍の差が有る。フリッピン、インドネシアでは徐々に上昇しているが、これは医療体制の問題か? ベトナムの数字が見つからないがあそこも少ないはず。何か重大な原因があるはず。Factor Xの解明が期待される。データー第一主義の科学者ならば誰しも何かが存在するはずだと疑う。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6182/trackback

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『骨、岩、星』4
放射性炭素14による年代測定の限界はC14の含量が少なく、半減期の5730年と組み合わせると、事実上の限界はこれまで4万年前までだとか。p149 何故なら、含量が少ないことから、この付近の年代測定では汚染された現代の炭素が誤った結論を出すことになる。特に木炭サンプル(人の火の利用の結果として)は吸収性に優れているので問題だとか。例えば1%の現代の炭素の混入があれば、100万年前のサンプルも見かけ上3万7千年前になってしまう。p155

そこで木炭サンプルの場合は、この混入を取り除く操作が非常に重要となる。著者らはAcid base wet oxodazation (ABOX)という手法を使い、吸収された汚染物質を除く方法で元の(綺麗な)木炭を精製し6万年前までの測定を可能にしたとか。p156  なるほどと思う。

それゆえ、それより以前の年代測定は別の方法を使わないといけない。その1つがアミノ酸ラセミ法らしい。生物は何故かL型アミノ酸からなるタンパクで構成されている。これは高校レベルの生物学、化学で習う。問題はこのL型が長い期間にD型に変化するらしい! 全然、知らなかった! つまり古い試料ほどD型の含量が増える。この測定法は安上がりで簡単だとか。これは1950年代からスタートしたらしい。この測定法の年代限界は残念ながらこの本には書かれていない。多分4万年前より長期間使えるのだろうが? これは今後の課題。

<データーベースとして>
最終氷河期に氷床に蓄えられた氷=水の量は海水面を130メートル低下させるものだったとか。これは凄い量のように感じるが、著者によればこの海面の低下はパプアニューギニアとオーストラリア、タスマニアを陸続きにする「程度の話」だとか。p154それだけでも凄いと思うのだが?
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2020/7/26

『骨、岩、星』3  お勧めの1冊

<連休のお出かけ>
モールにて:週末連日モールに行く。金曜は午後早い時間帯に、人混みがない時間帯にモールのスタバに行くのは予定の行動だったが、土曜は図書館と買い物のついでに何も考えずにふらっと予定外に寄ってしまう。習慣は怖い。

連休ということもありモールには人が戻っていた。経済を回す為には重要なこと。With Coronaの時代にはこれまでと同じというのは捨てないといけない。といいうものの、スタバは座席が半分しか利用されず、導線が決められているので長い列に並ばないといけない。トイレも同様で半分は使用禁止でこれも同様。果たしてこうしたやり方が感染防御に役に立つのか検証する必要がある。

図書館にて:受付の四人の職員に対し、館内の利用者は全部で僅か自分も入れて七人。椅子も机も片付けられて何時もなら沢山いる受験勉強の学生さんも、安楽椅子で居眠りしているご老人の姿もないので純粋に貸し出しのみの利用。公共財の利用効果という意味では、どうかと思うがコロナ対応ということで半ば仕方ないと諦める。幸い、感染リスクは非常に低い状態でゆっくり本を探しだすことができたのでヨシとしよう。

借り出した本の1つに『脱・私有財産の世紀』という、今年2020年に邦訳が出たばかりの本がある。原著名は『Radical Markets 』(2018年) 訳者あとがきを読んだだけだが『これは面白そうだ』との「勘」が働いた。調べてみるとアマゾンの書評でも3.8の高得点、案の定。

図書館の隣を流れる宇美川の水位は現在低く、先日まで水面下に隠れて見えなかった雑草が水没にも耐えて青々元気に繁茂していた。

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『骨、岩、星』3
以前、酸素の同位体比を調べそれから地球の気温の変化を推察したDansgaard (1993) の仕事の引用が『稲作漁撈文明』の中にあったが、その際、何故酸素の同位体比でそれが判るのかの記載がなく理解が先に進まなかった。ここでその答えを見出した。そこで議論されたグリーンランドでのボーリング調査については純粋に物理的現象の反映のようだ。
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すなわち、水H2Oだと酸素の質量18に対し水素は1+1=2で圧倒的に酸素の質量が水分子の物理的性質を決める。そこに同位体である酸素18になれば質量は合計20となり質量は1割増。さて問題は、氷河期に入るとただでさえ海水からの蒸発は抑えられるが、軽い酸素16からなる水分子が優先的に蒸発し、やがて雪となってグリーンランドに降り積もり、これが永久的に保存される。つまりグリーンランドの氷河には酸素16が閉じ込められることになる。p140

それだけではない、別の同位体効果が生物を通じて増幅される。現代の浮遊性有孔虫の研究によれば、この生物は海水中の酸素を吸収して炭酸カルシュウムの殻を作るが、この際海水が低いほど重い酸素18を優先的に固定する。逆に暖かくなると軽い酸素16を固定するので化石中の殻の酸素同位体比を調べることで海水温の変化が推測できる。その結果によれば過去30万年の間に海水温度が温冷のサイクルになっていた。このサイクルは地球の軌道理論が予測したとの一致したらしい。勿論これは現代の浮遊性有孔虫のルールが30万年前まで通用する、との前提の上に立つわけだが、進化のルールは簡単には変わらないだろうから、そのような前提をおいても間違いないだろう。

これを読むと地球温暖化というのには地球の軌道や太陽黒点など様々な要因が関係することがわかる。それゆえ、単純に地球温暖化を温暖化ガスの上昇と結びつけることには慎重である必要がある。しかし、現在の地球温暖化は間違いないとするなら温暖化ガスが重要な決定因子の1つとして考えるべきだろうし、それならばリスク管理のうえから無視するわけにはいかない。
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2020/7/25

論文受理  

論文が受理されたとの報告を受ける。実験や論文作成に殆ど貢献はしていないのだが、Author contributions のところにはProject administrationとされていた。ま、この研究をスタートした張本人という意味では当たらずとも遠からず?

因みにこの論文のImpact factorは直近で3.960だとか、昔は6くらいあった国際的に有名な雑誌だったが相当な凋落。これも時代の流れ、それでも論文に名前を入れて貰えただけでも有難いこと。

今後、この仕事は続けられていくのか? 新しい教授が来たから研究テーマを変えるのか? それともまだ面白そうで、論文が書けそうなので、続けていくのか? それは後輩に任せるしかない。またそれが正道だとも思う。


サイエンス関連で、昨日たまたま「ディベートではなくダイアローグを」と書いたが、
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科学的真理の追求ではディベートだけでなく、ダイアローグ的なものも重要。何故なら、所詮科学的真理というものも条件付きのものに過ぎない。新たな真実が出てくれば捨てられ、修正される運命を持つ。それに備えられるものこそ目指すべき。
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https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/8a073b4f8a84ee0aaab06c5618bf4f4d

政策ならば尚更の事、ディベートではなくダイアローグでなければならない。ところが、こうしたことは案外知られていない。
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2020/7/25

ダイアローグ & 『骨、岩、星』2  お勧めの1冊

<ディベートではなくダイアローグを>
コロナを巡りweb上で様々な議論が戦われている。どちらにも一分の理はある。それならばディベートではなく、ダイアローグをやるのがより高度なレベルの議論。そこからより良い政策も生まれてくるものだと思うが…
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<思考実験>
唾液のエアロゾル1滴の中に1,000個のウイルスが存在する場合がある。
理論的にRT-PCRは1分子ウイルス粒子が存在すれば増幅可能で最大45サイクルで検出。

1検体の検出:
サンプル中に1,000個のウイルスRNAがあれば、35サイクルくらいで検出できる。

網羅的検査=検体のプール:
例1)1,000人の唾液サンプルをプールする場合=45サイクルで検出限界
例2)100人の唾液サンプルをプールする場合=〜41サイクルで検出可能。
例3)10人の唾液サンプルをプールする場合=〜38サイクルで検出可能。

例3)の10人の唾液サンプルをプールする場合、以下の図の「信頼できる」範囲で、1万回のPCR試験で10万人分の検査可能

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参考:ほぼ制圧したNY
1)NYでは1日7万件の検査数。いつでも何度でも住民なら無料の検査
2)感染者のトレーシング
3)飲食店の3ストライク制



『骨、岩、星』2
ここでも「火山灰が必要な栄養分を運んで木の成長を促進した」という記載がある。p107 以前、ダイヤモンド氏の本の中にも火山灰や黄砂が日本の植生に貢献したとの記載をみつけ意外だった記憶がある。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3411/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/a0c0640a19d1a25769defa157998fdc0

因みにこれはエーゲ海のサントリニ噴火の影響と思わせるアナトリア(風下にあたる)の遺跡で発掘された木造の部屋の年輪分析で噴火後年輪の部分的増加がみられたことよりの記載。p116

年輪データーはその他にも数年間に及ぶ気候の悪化(年輪が狭い)を表しているとか。紀元前1628年(サントリニ噴火、夏王朝の終わり?)、紀元前2345年、紀元前1159年(殷王朝の終焉)、紀元536年。p120

なおこの点について中国古代史が専門の人に尋ねてみたら、文献的にそれに相当する記載があるわけではなく、また各王朝の終わりの年代もかなり幅をもつものだそうだ。
https://ameblo.jp/xuzhoumeso/entry-12612081983.html#cbox

いずれにせよ、王朝の滅亡は数限りなくあるわけで、偶然時期が一致した可能性だってある。あまり信用しないほうがいいと、私の「常識」が側から囁いている(笑)
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2020/7/24

Enjoy Survival Game! &  『骨、岩、星』1  お勧めの1冊

<Enjoy Survival Game>
経済を回すのと感染防御は二律背反。社会は高齢者や持病持ちをある程度犠牲にしても経済を回す方向に動き始めた。それはそれで理解できる。

それならば、高齢者としてはこのSurvival Gameを積極的に楽しもうではないか! 簡単には死なないゼ! Dance with masksで感染防御をしつつ人生を楽しみ免疫力を高め、コロナと戦おう!

https://www.youtube.com/watch?v=Owcdxs_7dWw






<GO TO キャンペーン>
毎週水曜の夜は天神の街に出かけるが、これまで7〜8時の時間帯では格安駐車場はガラガラに空いていたが、今回はかなり埋まっていた。それでもなんとかセーフで停められた。

以前はその格安駐車場はいつも満車で駐車できなかったので飲食業やエンタメ業界が厳しい状況にあるのが容易にわかる。その意味では少しお客さんは戻っているのかとも思うが、皮肉なことに福岡はこれまでの最高の感染者数を記録した。また客足は遠のくかもしれない。福岡は2波とも3波とも

今度から始まると言うGO TO EATキャンペーン。その前のGO TO TRAVELが完全なGO TO TROUBLEになってしまったので、大丈夫か?と不安に思う。そう思いながら先日のホリエモンのYouTube動画を思い出した。

その中でホリエモンが語っていたが、「GO TO キャンペーンが出来たのは、旅行観光業界が強い圧力団体だからだ」との指摘。
https://www.youtube.com/watch?v=mrHw0uBGhqY
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4120e5b3bdc6be47183d25fd9d530ae3e04c731

以前も『これについては色々噂されているが、それはここでは取り上げない』としていたが多分、事実なのだろう。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6228/trackback

ホリエモンによれば、それにくらべ飲食業には政治力がないとことだったが、これから<GO TO EAT>キャンペーンがスタートするとのこと。ということは、飲食業界も所轄の農林水産省にロビー活動をしはじめたということか?

米国でも同様で、ロビーストの存在が諸悪の根源だと先の『世界を救う処方箋』の著者、ジェフリー・サックスも述べていた。共和は石油、民主は金融業=ウォール街だと。
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『骨、岩、星』
クリス・ターニー著、日本評論社、2013年初版。

日本評論社は質の高い本を多数出版している。バーナード、ルイスの『イスラム世界はなぜ没落したか?』などがある。

冒頭、米国では成人の44%が聖書の天地創造を信じているという日本人には信じられないようなことが書かれているが、p005 こうした人たちがあのトランプの堅固な支持層を形成している。

有名なトリノの聖骸布のC14による年代測定が3カ所の独立した研究機関より出されたのが1989年だとか、知らなかった。

1989年といえば、人生で最大の発見の2つのうちの1つを成し遂げた年で翌年に報告した。多分そのことで朝から晩まで解析に没頭していた時期、頭の中が目の前のことで一杯だったに違いない。

はい、まさしく網羅的解析で一人で32万個を調べていた時期。朝から晩まで一心にPCRしていた時期! 発表した際にはいくつかの全国紙が取り上げてくれたが、まさしく「有頂天」になっていた時期に重なる。そんな経験があるので今回のPCR検査についてはつい厳しい批判をしてしまう(汗)
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…それは兎も角、話をもとに戻すると、3カ所の研究機関が独立にほぼ同じ時代、すなわちAD1275〜1381に聖骸布が作られたと結論づけられた論文をnatureに出した。すなわちこれはキリストの遺骸を蓋ったものではないという決定的証拠となった。p061

エジプト年号の特異性という話が出てくる。これは古代エジプト人は連続した暦を持っていない。つまり各王朝の開始から暦を使った。このことが歴史学上に大きな困難さを引き起こしたという。

それはそうだろう。だからそれぞれの王朝についてのヒエログリフの記載を重複させながら積み上げていくという作業が必要になる。但し、「鍵」がなかったわけではない。それが「パレルモ石」という黒曜石に刻まれた神話上のエジプト開始から紀元前2400年頃までの支配者の記録と、紀元前3世紀にマネトと言う僧が書いたとされる『エジプト史』で紀元前3000年頃まで遡り記載されているとか。但し原本は残っておらず現在あるのは引用された断片。p071

まあ、こんな具合に蘊蓄満載でしかも読みやすいのだが、読者を巻き込んで解明していくタイプの本ではなく何時もの通りの退屈本。


<感染の世界状況>
2月8日の段階で中国では感染収束のめどがついた。現在の世界的感染にはそのめどが見えない
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6062/trackback
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