2020/8/31

驚き、かつ勉強になった & 『肉食の社会史』  お勧めの1冊

<驚き、かつ勉強になった!>
午前中は明日から紹介予定のシルクロード関連本の2冊目を読み始め、ちょっと期待に添わない内容にガッカリし、ダラダラと午前中を過ごす。 午後から気分転換にモールのスタバに行き、しばらく頭を休憩するために中断していた『脱・私有財産の世紀』を読み始める。そして再度驚いた。

『脱・私有財産の世紀』は5章からなる本だが、1章分で十分1冊分の内容がある。判りやすく書かれてはいるが、如何せんこちらに十分な知識がないので理解するにはそれなりの時間も知識の習得もかかる。それでも最後の章の「労働としてのデーター」は非常に興味深い。

何故、GAFAMが巨大な収益を挙げているのかが、なんとなくわかったつもりになれた。実はこうしたハイテク企業は生み出している利益の1%程度しか従業員(=プログラマー)に給料を支払っていない。すなわち利益分配率が極端に低い。それに対し小売業のウォルマートは40%。では、どうやって資本と労働を集積しているのか? これがこの章の題名に表現されている。

即ち、ユーザーに無料のスペースを提供している代わりにユーザーが作成したコンテンツ=データーを集めAI*に加工させて資本にしているということ。YouTubeなら動画だし、Facebookなら個人情報。Instagramなら画像や動画それに個人情報。Googleなら個人の地理的興味に関する個人情報。付け加えるならば、最近話題のTikTokならば個人情報と動画だろう。

*AIと書くとすごいように感じるが、実際は「統計」と「確率」。そしてそれを可能にする膨大なデーター。

いやはや驚いた! 同じようなインターネット企業で先輩でもあったAOLはスペースを提供している分に課金した。それ故、衰退し消滅した。IT企業だからといって皆、成功したわけではない。AOLはビジネスモデルを誤り、消滅した

はい、私も30年前にAOLにサイト(メールアドレスとblogサイト)を提供される代わりにお金を払った口(汗)

注:実際にAOLは消滅したわけではない。



<今後のコロナ死者数を第一波から予測する>
現在は第二波(人によれば第三波)が来ているのは、今や多くの専門家も認めているようだが、これが第一波と同じような経過を取ると仮定して、今後の死者数の推移を予想してみた。

A,B黒丸部分を比較すると現時点(8/29)は第一波の4月25日ごろの状況に似ている。ならば今後3週間ほど(8月29日〜)死者数の増加は続く可能性がある。この間、第一波での人口100万人当たりの死亡率は2.6から5.9くらいまで、即ち差にして3.5くらい上昇している。この数字は人口にして400人くらい?

勿論、現在は様々な対症療法が進歩していて治療期間も死者数も相当押さえられるはずで、仮に半分に押さえられると仮定しても200人。現在までの死者の累計が1,254人であることを考えると第二波までの最終的死者数は1500〜1700人くらい? さてこの予想は当たるだろうか? そのうち判る。

なお、この第二波は震源地であり、世界で一番厳しい感染対策を取った中国でも起こっている(C 青丸)。この意味することは重要だと感じる。また死は感染から4週間後くらいに起こるとも聞く。ならば現在の治療が死者数を決定する最大の要因となる。

但し、ここで再度注目すべきことは、このコロナによる死者数はワクチンも特効薬もあるインフルエンザの死者数とかわらないということ。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6236/trackback
https://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/socio_epidemiology/blog/dqmvu90000000d2i.html

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これは「ちーさん」のところの話題からインスパイヤーされたこと。
https://ameblo.jp/changzi728/entry-12620440577.html



『肉食の社会史』
中澤克昭著、山川出版社、2018年初版。

「はじめに」で著者は日本における肉食のタブーを仏教の教えととく言説が強いことを指摘する。しかしこれが神道から由来する可能性も指摘する。p14 そして1つの例として肉食を正当化する諏訪信仰における「諏訪の勘文」を挙げる。p18 

また天武天皇が天武4年に「肉食禁止令」をだしたことを例に挙げ、ここでは4〜9月に期間が限られていること、また本来最も一般的であるはずの猪と鹿が対象から挙げられていない(挙げられているのは牛、馬、犬、猿、鶏の5種)ことから、限定的であることも指摘する。p39 なお遡れば、肉食の禁止は「魏志倭人伝」にもあるらしい。そこでは、喪中の期間禁止が書かれているとか。p43

とまあ、ここまで比較的気楽に読んできたが、少し苦手なタイプの本。それは文献解釈にとどまりもっと実証的な分析を好む人間としては物足らなさを感じる。それは二章の「肉食の実態」に入っても同様。別の本でもあったように今後、変わらないとも限らないが、残念ながらそれまでこちらの興味が続きそうにないと感じたのでここらで中断することにした。


…いや、正直に言えば、この本は当初、再度借り出しするつもりだった。ところが、図書館でたまたま手に取った本をパラパラとめくっていくうちにその気持ちが途端に薄れ、その本にのめり込んだことが最大の理由。その本の名前とは『新シルクロード5』。

たまたま手に取った本が「5」の「カシュガル編」だったことが何よりも大きい。これについてはまたいずれ後で詳しく述べたいが、その本の最後の「あとがき」で以下のように述べられていることを予告編にしたい。

『(「5」の内容である)第9集と第10集は、シリーズの中でも、きわめてユニークな内容をもつ… いささか趣を異にしている。(被征服者として900年を生き抜いた)民族の本質に迫りたい』p272
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2020/8/30

『文字の発見が歴史をゆるがす』4  お勧めの1冊

<数値目標>
土曜は朝から国勢調査票の袋詰め作業をスタート。これが結構緊張する作業。

まず「調査票」に世帯の種類(一般、寮、病院など)住居の形態(一戸建て、長屋、マンションなど)世帯に配る枚数(一枚四人まで記入可能なのでそれ以上だと複数枚必要)をマークシート形式で鉛筆で記入する。

この記入済み「調査票」と、住所番号とインターネット回答用のIDとパスワードが記載された「インターネット回答利用ガイド」、記入の仕方の「手引書」、「回答用封筒」の4つを決められた順番と様式で、かつそれぞれに印字されたIDが同じであることを確認しながら袋詰めしていく。一度、袋から調査票を出してマークシートに記入する操作が入るので、入れ間違いが起こらないように必ず1セットごと別々に行う。

昼までかけて、これをほぼ70世帯について行い完了させる。これで配布の準備はあらかた完了。あとは配布の時点で再度チェックをすれば大丈だろう。

来週金曜日にはここまでの準備状況、特に『調査区要図』『リスト表』の確認を役場の指導員の人と一緒に行い、万全を期す。

土曜は午後からモールのスタバか、別のショッピングセンターのコーヒー店に行くことが多いが、昨日も行ったし何より外は猛暑。出そびれてクーラーの効いた部屋から一歩も出ず。気がついたら万歩計は0キロ表示。慌てて夕食後、散歩に出る。

3.4km, 5342歩、5階*分の運動を行う。今日は坂道経路で丘を登ったがこれは階段分には計算されないことがわかる。坂道のモーションキャプチャーでは上昇運動が認識されないのだろう。因みに今日も40メートルの高度差をクリアーした。



『文字の発見が歴史をゆるがす』4
西晋崩壊後の時代とされる楼蘭で発見された「李拍文書」についての解析が面白い。この時代、五胡十六国時代とされ中原は混乱期だが、意外に河西は安全地帯だったとか! 知らなかった。

そのため、涼州(現在の甘粛省)は中原から避難した人々により「文化的飛地」として繁栄していたとか。p202 p211 やがて西晋の刺史(地方長官)の家系から独立国的な「前涼」が建国される。

王羲之が「蘭亭」を書いたのは東晋の時代(東晋英和9年=353年)とされているが、原本は存在せずいずれも模写であるためせいぜい遡って唐代、昔から偽作説が囁かれていたらしい。ところ楼蘭で同時代の筆跡が発掘され、しかもしれが王羲之の作風を模倣していることが明らかになり偽作説に対する強い反証となったとか。しかも、その作風は王羲之の壮年期と晩年期のそれぞれの作風を模倣するものがあり、俄然、信憑性が高まったとも。p212

それとは別に楼蘭出土の紙には滲み防止策として表面加工がされているとか、これは「戦国郭店楚簡」でも滲みがなく竹簡、木簡時代から既にこの処理が行われていた可能性があるとか。特に竹簡の場合は滲むのが普通だとか。p219 

トルファンなどからの発掘で多くのリサイクルされた文書が見つかった。これらは裁断されて死者が身に付ける紙製の帽子、靴などに再利用されたが、ここに王羲之の書を模倣した手習用の文書が見つかった。p223 例として挙げられたものは靴の底敷型に切り取られた船型をして同じ字が何回も書かれている。p228

どうやら、王羲之の書の流行は唐代のそれと同様に、文化人、学生の手習・流行に留まり、カロリングルネッサンスやアッバース朝での書体改革が王朝主導の行政文書変革であり、その後の王朝の繁栄といったものに結びついたのに対して、趣味的、教養的なものに止まったということだろう。p248
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2020/8/29

コロナ下現実となる  試行,指向,志向、思考

<コロナ下現実となる>
安倍首相の二度目の任期途中の辞任。流石に2回目はないだろうと思っていたので少々驚いた。

すぐさま「病気の人を批判するのは如何なものか」という批判が出ているが、一方ではコロナに罹れば例え医療関係者でも「差別の対象」とする。批判をすれば「非人間的」だの「無神経」だという人がいるが、偽善的ダブル・スタンダード。 

一国のリーダーは一般人ではない、危機的状況になるとストレスでまともに仕事ができないお坊ちゃん体質の人は最初からリーダーになるべきではない。しかもこれは最初ではない。

もともと勉強も苦労もせず、親父や爺さんの七光で周りから神輿に担がれた人。そして、担ぎ上げた人たちは、それなりの目論見があり「見返り」を得てきた。その代表が加計であり森友。

平時ならばボロを出さずに、担いだ人にもそれなりの「見返り」があっただろうが、非常時では持たない。以前、『土壇場になって「お腹が痛い」といって逃げ出すわけにはいかないのだから』と述べたことがあるが、まさにこのコロナ下、現実となった。
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2020/8/29

個人差 & 『文字の発見が歴史をゆるがす』3  お勧めの1冊

<数値目標>
今日は勉強でなく、国勢調査準備。

『調査区要図』作成:
担当地区(5単位区、〜70世帯)を早朝涼しいうちに周り、地図上に実際の住宅と倉庫や駐車場を区別して鉛筆で記入する。原図はおそらく航空写真から撮られた写真をもとに作られているので「離れ」か「倉庫」あるいは「車庫」なのか、不明なまま点線で建物が示されている。それでまずこれを確定記入する。1例「離れ」か「倉庫」か、不明な場合もあったが窓があったので「離れ」に分類して記入した。多分間違っても実害はないだろう。

次にこの『要図』をもとに調査地区の住宅に任意に番号をつけリストに記入、世帯主や番地も一緒に記録する。この時点で世帯の「姓」が不明な住宅が何軒かあることが判明。表札に氏名を明示していない家もあることを初めて気がついた。郵便屋さんは確認が必要なので大変だろう、それとも住所が合っていれば無関係に投函する? 但し、この地区は一戸建てばかりなのでこの操作は比較的楽の方だと思う。都市部だとシェアーハウスとか、タウンハウス(=現代版長屋)とかが最近流行なのでこの作業は大変難しいはず。

番号は番地の若いほうから同じように番号を振り分ける。この際、二世帯住宅かどうか区別しないといけないが、分厚い手引書をいろいろめくって調べてみると、とりあえず1戸に分類して、実際の調査の際に二世帯だと判れば、番号を付け加えてリストの最後に持ってくればよい(注釈で特記する必要あり)と書かれていたのでそれに従う。表札から二世帯と思われる住宅が1つあったが、一世帯か二世帯かは本人たちの意思で決まるのでまずは一世帯で仮登録する。

次に4つの説明書およびその要約(調査員仕事要約、調査員仕事、調査員仕事、手引書)を<調査票配布>の前段階までそれぞれ読んで、何処に何が書いてあったかだけ頭に入れる。そうしておけば個々の事例に遭遇した時、すぐ調べられることができる。今更ながら、大変な仕事を引き受けたものだと少々後悔(汗)

昼までにこの作業を終了し、午後からはご褒美としてスタバにGO! ゆっくり読書時間を持つ。


运动; 8.7km,12968步, 12楼。



<平時の宰相>
まさか二回目は無いだろうと思っていたが、再び辞任表明。

所詮、親父や爺さんの七光で、周りに神輿に担がれて宰相になった人。キツイ言い方かもしれないが、「平時の宰相」ならばボロを出すこともなかったかもしれないが、非常時には使い物にならなったということだろう。
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同じ世襲政治家でも、恐ろしいほどの力量を持つ何処かの国の宰相とは段違い、勝負にならない。これは個人差、あるいは苦労の違いからくるのだろうか?
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『文字の発見が歴史をゆるがす』3
「竹帛(はく)に書す」という言葉があるらしい。p144 「帛」というのは絹。但し、竹簡と違い、余り残っていない。理由の1つは高価なので普通の事務作業には安価な竹簡を使うということだろう。また絹は基本タンパク質で竹はセルロース、もともとの素材の安定性もあるに違いない。

山東省の臨沂から出土した「銀雀山漢墓竹簡」(武帝前)。あの「孫子」をにわかに注目させたものとして有名だが、それ以外の重要性として、それまで漢代出土の竹簡が敦煌などの前線基地からのもので主に行政文書(武帝後)だったのに対し、この中には文字通り「孫子」だとかの兵法書などの書籍類だったこともあるらしい。p159 

それと共に注目したのはこの中にも秦簡に見られる右下下がりの字体があること。ある意味そうした字体が漢時代まで受け継がれたということか。p162

それとこうした竹簡、木簡がよく井戸から見つかる話が多い。何故だろうと不思議に思っていたら、コラムでそのことについて書かれていた。予想通り1)戦争などの緊急事態での埋蔵説と、2)保管やリサイクルとしての井戸保存説、それに「走馬楼三国楚簡」については3)疑獄説という特殊なもの。p188

但し、個人的には2)の保存説というのは疑問。何故なら保管ならどうして回収が難しい井戸に破棄するように投げ込むのか。また『太宰府の役人と文房具』によればの竹簡、木簡などはリサイクルでは表面を小刀で削ってリサイクルする。わざわざ井戸に保管したりしない。
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2020/8/28

『文字の発見が歴史をゆるがす』2  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ 70XP。+10XP 六分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=xer8C_poG98&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=10
HSK4, 2-3/6 背了四十六分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=88gIQW79DeI
https://www.youtube.com/watch?v=UH5xMTGz4Ks
李姉妹ch, 十八分钟。一个小时十分钟。
今日は午後から役場で大仕事があるので午前中だけの勉強。

运动;爬山散步 3.6km,5411步,9楼。



国勢調査員として辞令を受ける>
本来は今年の組長さんのところに来た仕事だが、無理を言って組長になってもらった時、「出来ない仕事が来たらサポートします」と約束したら、助けを求めるメールが入り。組長の代わりに私がやることになった。

新組長選出の時は何とか引き受けてもらおうとリップサービスのつもりだったが、ちょっと想定外。でも国勢調査の実際に関わる良いチャンスとポジティブに捉えよう(涙)
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6035/trackback

役場で2時間ほど説明を受けて、さらに各自自宅で学習してくださいと分厚い手引き書とDVDを受け取る。話を聞いただけでもなかなか大変そうだが、さすが国勢調査、住民票通りではない実態を調査するだけに細かい。

差し当たりは自ら地図と住民リストを作成しないといけない。もちろん役所にその元データーはあるが、それは書類上のもの。家族が他の土地に就学や就職で出ていたり、借家にしていたり、増築していたり、空き家になっている場合もあろう。それらを全て地図、リストともに修正しないといけない。大変だが、こうしたデーターは非常に重要であることは常日頃感じているので万全のものを作成しないといけない。

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『文字の発見が歴史をゆるがす』2
「殷周革命」という言葉をよく聞くがその内容は知らなかった。ここで少しこのことに触れている。この本によれば、殷の信仰は祖先崇拝、最上級に人格神の「帝」がいて殷王はその嫡流に位置付けられる。それに対し周は血縁関係も人格神的要素もない「天」が絶対的存在であり、周王は「天」からの命を受けた(故に天命)受命者となる。p42 この思想はその後も中国の伝統となるようだ。

青銅器に刻まれた金文書体は多様性があり、甲骨文字で見られた書体が年代判定の決め手になる要素がないとか、p43 知らなかった。

上海博物館所蔵の「戦国郭店楚簡」の話の中で鮮明に文字がわかるのに驚いた。勿論、そうしたものを選んだということもあろうが、甲骨・金文と違い拓本が取れないので多分、墨の特性を活かした赤外線撮影でもされたのだろう。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4479/trackback

全体的にまるっこく右に流れるような草書体? それとあとの章で出てくる「睡虎地秦墓竹簡」(湖北省)との比較が興味深い。「睡虎地秦墓竹簡」には2系統の文字があるそうで1つは隷書的なもの、もう1つは先の「戦国郭店楚簡」的なもの、移行期とも考えられそうだ。

隷書が生まれたのは秦の統一により事務処理が格段に増えたので簡略化させた文字が好まれたというのが定説のようだが、p111 同じようなことがアルクインによるフランク帝国のカロリングルネッサンス。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/23/trackback

イスラームのアッバース朝時代のアンシャル体から小文字体の転換などでも認められる。これは世界共通の現象か?
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/122/trackback
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2020/8/27

『文字の発見が歴史をゆるがす』  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ 60XP。+30XP 十一分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=-aNrg-q3u7w&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=9
HSK4,1〜2/6 背了五十四分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=nOQPcKT72yY&list=PLeYT_HGPLwrsKLSRgTRe88d6Pm9mW1mi9&index=25
Newbie Lessons 26〜29, 学习二十一分钟频道。

https://www.youtube.com/watch?v=-RpUFFRBies&list=PLeYT_HGPLwrsOAYbc2OIjhtZGMMTEiAmJ&index=2
Elementary Lessons 1〜2 学习三十五分钟频道

https://www.youtube.com/watch?v=TPxvvULYAb4
楊小溪 看了十四分钟楊小溪频道。

https://www.youtube.com/watch?v=3ZT54M1OuV0&t=211s
リスニング・入門会話編, 1h38min〜end,0〜11.3min 倾听和听写二十五分钟频道。

https://www.youtube.com/watch?v=jHmtMt8w_MU&list=PLoWkSnQu8dvFgVtV-AtBM3YRzbUVGljTc&index=91
ブレチャイな! 90〜91 学习十二分钟文法。一共三个小时二分钟。

中国語を英語で学ぶのが気に入っている。英語の耳も維持できるし気分転換にもなる。但し、このサイトは基本、簡体字でなく繁体字表示仕様。これは香港、澳門対応か? ストーリーは大陸向けだが? 

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午前中、屋外でしばらく勉強したが、暑くて30分も保たずクーラーの効いた部屋に退散。

运动;一个Salsa课



『文字の発見が歴史をゆるがす』
福田哲之著、二玄社、2003年初版。

Blog仲間?にAKさんがいるのでつい手が伸びてしまった本。それなりに面白く素人でも読めそう。

甲骨文解読はエジプトの神聖文字に比べ極めて短時間に成し遂げられた。その理由は漢字の生命力があるという。これは納得出来る。ロゼッタストーンの発見からシャンポリオンの解読まで20年数年に対し数ヶ月で解読されたらしい。p21 なにより甲骨文字は一次資料ですからね。それは史料としては最高峰のはず。

ここで康有為が出てくる。かれは「疑古」の立場、すなわち古典の信憑性を疑う立場をはじめて表明したとか。p23 ところで、康有為の名前を掲げたビルを以前、アモイでみた記憶があるが、残念ながらblogに残していない。アモイとどんな関係があったのだろう?

貞人(占う人)と刻人(甲骨文を刻む人)の比率は書体の解析から10:1程度と推定されているとか。刻人の方が少ない。p33
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2020/8/26

『脱・私有財産の世紀』17  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ 30XP。+30XP 十四分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=svq8CaeWyqU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=8
HSK3〜4,1/6 背了四十六分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=nOQPcKT72yY&list=PLeYT_HGPLwrsKLSRgTRe88d6Pm9mW1mi9&index=25
Newbie Lessons 19〜25, 学习十三分钟频道。

https://www.youtube.com/watch?v=P6-nMMNKcdk
李姉妹ch 看了十一分钟李频道。

https://www.youtube.com/watch?v=-giR2QaYUH4
杏彩 in 中国 看三分钟频道

https://www.youtube.com/watch?v=3ZT54M1OuV0&t=211s
リスニング・入門会話編, 1h18min〜1h38min, 倾听和听写三十七分钟。一共两个小时四分钟。

运动;爬山散步 1.7km,2715步,6楼。



<猛暑>
朝からクーラーを1日ガンガンにつけて部屋を1歩も出ずにTVを観倒す。勉強も読書もこんな日は続かない。昼間のバラエティー系報道番組は同じような内容ばかりでつまらなかったが、NHK BSのシルクロード関連の番組はやはり良かった。観たのは2012年放映のイスランブールから西安までのシルクロードをトラックで踏破するという番組と初期の「シルクロード」だったが、40年前の莫高窟の映像の鮮やかさ! 今は撮影禁止だとか聞くので貴重な映像となっている。



『脱・私有財産の世紀』17
株式会社になると多数の株主が存在するため株主の企業支配力はなくなる。さらにCOEが取締役を任命すれば当然COEに恩義を感じ、かつ取締役は大抵部外者なのでCOEが株主の利益になるように動くインセンティブはないどころか、むしろ私腹を肥やす方向に動くとか。p261

「ポートフォリオ理論」によれば、最小限の労力で最大限のリターンを得るためには多種多様な株を買って、経済全体の動きを模倣する(=インデックスファンド)方が簡単だしリスクも抱えずに済むという原理だが、そのことが機関投資家=インデックスファンドが大きな割合を占める原因にもなった。

264ページに図4.2に割合を示すが、1975年に2%程度だったものが、ほぼ直線的に上昇し2008年には25%までなり、直近の2018年までほぼこの水準(25%)に維持されている。逆をいえばリーマンショック以降そのトレンドは止まった?

アメリカの銀行の株式所有は同じ機関投資家によるもので大体20〜25%を取得しトラストのように振る舞っているという。p266 従って、ライバル企業も所有する機関投資家がライバル間での価格競争を阻止している構造がある。p270 そしてこの構造は同じ理由で労働者の賃金も抑制する。p275

これに対し、著者は提案をする。それは同じ業種内での株式の保有を機関投資家に禁じること。あるいは限度をかけて同じ業種内での株式を求めるもの。その限度を著者は1%としている。p276
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2020/8/25

段々腹がたつ & 『脱・私有財産の世紀』16  お勧めの1冊

夏休み終了!

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ 180XP。+30XP 十三分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=EtYpcNnapXU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=7
HSK3,2〜3/3 背了四十九分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=M0NY-AurpFs&list=PLeYT_HGPLwrsKLSRgTRe88d6Pm9mW1mi9&index=18
Newbie Lessons 15〜18, 学习二十三分钟频道。

https://www.youtube.com/watch?v=zaGHSNl3ytM
李姉妹ch 看了八分钟李频道。

https://www.youtube.com/watch?v=zjnD6Wk_dUU +x
https://www.youtube.com/watch?v=tpxGoIGCbGE
李ちゃんねる97,98 看九分钟频道。

https://www.youtube.com/watch?v=sbrc26jh1os&list=PLoWkSnQu8dvFgVtV-AtBM3YRzbUVGljTc&index=89
ブレチャイな! 87〜89 学习二十二分钟文法。

https://www.youtube.com/watch?v=bqMTlDPWmj8
【中国語聞き流し】料理で使う動詞 背了五十五分钟句子。

https://www.youtube.com/watch?v=ozSlEPCuIJE
オリエンタルDS 十三分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=oArWVMAhNkI
看二十四分钟NHK电视。一共三个小时三十六分钟。

运动;爬山散步 2.6km, 3684步, 8楼。



<ピークは過ぎたから?>
漸くこの頃、「第二波が来ている」と誰もが言うようになったと思ったら、「ピークは既に過ぎた」と付け加える。

後者の言葉が言えるようになったから、「第二波が来ている」の言葉が出始めたと邪推している。「第二波」あるいは「第三波」というのはとうの昔から、7月の中旬には判っていたこと。「何を惚けたことを言っているのか?」と思うが、私の間違いか??
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それが言えたのは死者数で見ていたから。感染者数や重症者数はPCR検査、定義で数字が幾らでも変わり得るが死者数は誤魔化せない。同じことは実は中国でも起こっている。但し、日本に比べればよく抑制されている。死者数はこれから増加するのは間違いない。全て数字でナンボ。左=日本、右=中国。

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「死」は個人にとり1回限りのイベント。隠しようがない。
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それにしても、この状態で来年本当にオリンピックが出来ると考えているのだろうか? 開催する気があればやることがあるだろう! 残された時間はもう多くはない。このままでは、オリンピックどころか、海外渡航すら難しい、それとも気がつかないフリをしているのか??  段々腹が立ってきた。

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『脱・私有財産の世紀』16
VIP制度では個人が身元引受人となるので米国だと国民の3割程度、1億人の移民が期待されると著者は予想する。身元引受人は経済的利益(彼らの提案では年間6,000ドル)を得られ、p238 これまでのH1-Bビザのように特定の企業、例えばGoogleだけが利益を受けることはないとする。しかも移民と身元引受人は共に経済的利益を共有するため、自国の労働者と移民の対立が徐々に消えていくとする。p240 ここら辺がかなり楽観的すぎると感じる点。但し、現在の米国の移民(1,300万人の合法と1,100万人の不法移民、それに家族を合わせて)合計4,500万人を抱える米国ではこれまでも十分すぎる程問題が山積しているので<よりマシな>提言なのかもしれない。事実こうした制度が新たな格差を生むという批判に対して著者は、『(新たに)生み出すものではない…格差が目に見えるようになること』だとしている。p242

また国内格差(自国民vs移民)は拡がるかもしれないが、自国民間の格差は縮まり、世界全体の格差も減少するとする。何より米国はこれまで何十年間も不法移民の形で搾取してきたとし、この地下経済を地上に引き上げるとする。p243  さらにこの制度は基本的に移民の帰国を前提としているのでアラブ首長国連邦で見られるように移民は自国に戻るとする。つまり利益は自国の労働者と(Googleではなく)移民を送り出す途上国の貧民層に分配されるとする。p244 

以上、移民についてのRadical Marketは米国向けの提案で日本には参考にならない。しかし、1つだけ著者らの提言でいいと感じたのは現状の格差を地下に隠すのではなく、太陽のもとに晒すとしたことだ。現状は著者に言わせれば偽善であるとする。p245

まさしく、これですね。やはりこのVIP制度は米国向けで日本には適応できない。
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2020/8/24

意外な本 & 『脱・私有財産の世紀』15  お勧めの1冊

<意外な内容の本>
土曜日の昼下がり慌てて地元の図書館に行き、本の再度借り出し手続きを行う。慌てたのはこのところのコロナ時間で閉館が五時だから。土日祭日も五時までというのはちょっと困ると感じている。もとより現在、図書館では貸し出し業務しかやっていない。本を机で読むことも、部屋やロビーを貸し出すこともコロナ故に中止されている。その唯一行われている本の貸し出し業務も五時までというのは公共財の有効利用という意味で多少疑問を感じる。普通の勤め人にとり今、図書館の利用は難しい。

それはともかく、読み残した2冊の本、『脱・私有財産の世紀』と『肉食の社会史』。前者はようやく2/3位を読み終わった段階で、これを読むのはかなり頭を使うので読み終わるのは後、1ヶ月くらいかかるのではないかと予想する。後者はその間、気分転換に読める本として選択した本だが、比較的簡単に読めそうな本で、読み終わったあとの予備としてその手の本を数冊、入手しておきたいと考え本棚の間を探し廻った。

このところ、NHK BSのドキュメンタリー番組をよく観る。その中でも特に気に入っているのが、40年前に放送された『シルクロード』の再放送。80年代にもリアルタイムで観たと思うが今見ても興味深い。内容もさることながらその間の中国の変遷も感じられるところが特にいい。

そんなこともあり、たまたま手にしたのが『新シルクロード5』と題名の本。これは2005年のNHKの『新シルクロード』の一連の書籍化だが、たまたま手に取った本が「5」の「カシュガル編」だった。「5」は編者自身がシリーズの中できわめてユニークな内容をもつとしている。そしてその内容とは「被征服者として900年を生き抜いた民族の本質に迫ろうとしたもの。

多分、TV番組には出てこなかっただろう取材の「舞台裏」が語られている。何故、取材ができなかったのか、常に外事部を同伴しての取材ではあるが、そうだとしても自ずから浮かび上がる真実の欠片。いやはや、驚いた。表面的な体裁とは異なり意外な内容を含む本。それは立ち読みで数ページ目を通しただけで分かるような内容だった。




斜面の草刈りが行われたのは、大雨シーズンが終わったからだろう。普段は背丈ほどの雑草でわからないが丸坊主になるとかなり急な斜面であることがわかる。

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特に最後の部分がほぼ垂直な崖の部分は危険。そんな崖の直下に老人ホームがあるが、大丈夫か?

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『脱・私有財産の世紀』15
第三章では移民について語る。国同士の格差は1820年代には7%だったが1980年代には70%になり、その後、中国とインドの経済成長により50%まで縮小した。p204 だから19世紀に移住しても大半の人にとってはよいことは余りなかった。現在では国間の格差があることから世界の大半の貧民国に住む人にとっては幸福と繁栄を実現する主要なルートである。p205 例えばネパールやハイチの平均年収は1,000ドル以下だが、米国で働けば1万5千ドル(下では1万4千ドルとする)で非常に大きな恩恵をうける。p227

冒頭にハイチ人のデルフィーンのフランスへの移住の物語が綴られる。これには意味がある。ハイチとフランスには言葉の壁がない=旧植民地、それ故、デルフィーンは年収が何万ドルも上昇する。これはメキシコ人のアメリカへの移住が4,000ドルから1万4,000ドルになったものより10倍の上昇幅だとか。p212  現在のアメリカとヨーロッパの場合の移民が齎す経済効果の違いが語られる。

アメリカは所得に対する累進課税性が限られているので高技能=高所得の移民から得られる経済効果は限られる。しかも得られる利益は主に大企業=Googleなど。一方、大多数の低技能の移民は税金をほとんど払わず、さらに稼ぎの多くを母国に送金する。また彼らは余り公共サービスを受けることができない。

一方、英国を除くヨーロッパでは累進性が高く移民の成功は国民全体に行き渡る。p215〜216 但し、高技能の移民は米国を選択する。低技能の移民の流入は比較的最近の出来事だと著者は述べる。p216 ヨーロッパでは公共サービスが行き届、低技能移民は公共財政に大きな負担となっている。p217 それが、移民に対する反感を引き起こす理由の1つにもなっている。

そこで著者らは新たな仕組み、個人間ビザ制度=VIPを提唱する。これは企業=雇用主ではなく、一般人が移民の身元引き受けをできる制度で現行のH-1Bビザに代わるもの。但し、受け入れは一人に限る。p223 有効期限も現行の3年ではなく、最大無期限とする。それで3年ごとに別の移民を受け入れることも可能だし、一人を無期限に受け入れることもできる。さらに提案として受け入れの権利を同時に共同体も持つことにするというオプションも考えている。これはコミュニティーにより移民を嫌う場合があるからだとする。一般に都市部ならば許容性が高いだろうが同質性を尊重する共同体も存在することから。p231 なおこれらはオークションにかけられ平均的ビザの入札価格は一人年間6,000ドルとして試算している。これは不法移民ですら米国では年間1万1千ドルなのでこの額は妥当だとする。p221

ここで私自身も留学時に利用したJ-1ビザについて新たな知識を得た。もともと文化交流を目的にしたものだが、現在では低賃金のベビーシッターを雇うためにも使われているらしい。p229

80年代にはどうだったか分からないがポストドクにはJ-1ビザが必要で、低賃金で大学から雇われていたのは事実。1年目は1万4千ドルで半分は月500ドルのシェアードハウスの家賃で消えていたのが現実。2年目以降に2万2千ドル?だったかに上がり。隔週の支払いが1月ごとになったかと思ったほどだ。これは私の仕事を認めてくれた指導教授のご好意(個人グラントから加えてくれた)によるもの。

話を元に戻すと、著者らは様々な対策を提案してビザのオークション制の利点を挙げるが、かなりハードルが高いように個人的には感じる。問題は特に個人がこの制度を運用することだ。H-1BビザやJ-1ビザは企業や大学(留学など)が事務を行うが、これは個人が行う。しかも1対1の関係は極めて個人的なものでうまくいく場合もあるが、逆にうまく行かない場合も当然ありうる。後者は極めて厄介だ。但し、ヨーロッパや米国ではこれだけ移民問題(不法移民も含め)が深刻化しているので比較の問題かもしれない。日本は同列に考えられないだろう。

<データーベースとして>
自国民vs移民
米国;9:1
UAE;1:9
バーレーン、オマーン;1:1
サウジ、オーストラリア、ニュージーランド;2:1
シンガポール;3:2
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2020/8/23

『脱・私有財産の世紀』14  お勧めの1冊

<BSプレミアム『古代中国』 禹の英雄伝説を観る>
(2013年2月7日初回放送の再放送)

良渚遺跡と二里頭遺跡の紹介番組。
1) 良渚古城遺跡は博物館から西に4キロほど離れた場所に位置する。てっきり博物館の位置だと誤解していた!
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5879/trackback

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2)4,000年前の二里頭遺跡(夏王朝に当たるともされる)銅分析により遼寧省からも銅を調達。華南、四川省、ベトナム(ソムレン遺跡)からも二里頭型銅器が発掘される。龍の象徴性もここで生まれたとか。但し、二里頭の支配勢力圏は数百キロ。
https://www4.nhk.or.jp/P3872/



<夜もクーラーON>
最近、夜トイレに行く回数が増える。原因は暑さで目が醒めること。このところの夏バテもそれが原因か? 
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6272/trackback

そんなわけで、夜もクーラーをONにする。快適だ! 一度入れたら止められないね。ちょっとこれ迄の方針を変更する(汗)


<最後の論文>
昨夜、論文がOn lineで21日付(米国東海岸時間)公開されるとの連絡を受ける。実質何かしたわけではないので名前が載るのは少し気がひけるが、このプロジェクトをスタートしたという責任?は有るかも? いずれにしても、これを最後とする!

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『脱・私有財産の世紀』14
先に述べた民主主義の投票にRadical sign(Root sign) =彼らはこれをQVと呼ぶ(=二次の投票という意味)を応用することは、多くの人がやはり躊躇するだろう。そこで彼らはそれを実際に検証するためのベンチャー企業=マーケットリサーチ企業を立ち上げたとのこと。またまた驚いた。p174

現行のシステムの問題は『多数者の専制』ということとがあるが、これはYES, NO, Don’t Care(棄権)の3つの選択肢しかないことによる。そこで持ち点を個々に与えてある複数の事項について加重をかけて投票する。例えば判りやすく政治的イッシューに例えれば、オバマケアー、中絶権、富裕税、移民、女性の賃金など10の政治的イッシューにすると。ある人はオバマケアーに強い関心賛成を持つが、中絶には無関心などがあるはず。そこで持ち点100点のうちそうした人はオバマケアーに25点を払い5票を反対に投票し、中絶には1点=一票を賛成に投じるという具合だ。そうした実例を図2.4に示す。p179

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上の図の右側はそうしたQVの結果、左側は標準的なリッカート調査の結果。リッカート調査は7段階評価で(強く賛成〜どちらでもいい〜強く反対)で示されるアンケート。QVは予想される正規分布型をするが、リッカート調査は通常W型になる。p176 つまり強く賛成と中立と強く反対の3つに分かれる。


このことからQVは選好の強さをよく反映すると著者らは述べ、実際オバマケアーがこの結果から数千人を対象とした調査から「廃止」の方に偏っていること=共和党の勝利にやや相関する。p179

評価システムとしてのQVはこれまでの「いいね」や5段階スコアーと異なり社会集団の意思表示システムとして洗練されているように思われる。特に現代はUber やAirbabのようなシェアー経済にスコアが取り得れられているので、その価値が認められれば更に広がるだろう。p182

その1つの例として彼らが調査した2016年のアメリカ大統領選に関する結果を示す。彼らのQVの結果によれば、大統領選についての選挙民の嗜好は。好(+)嫌(―)として平均スコアーはケーシック=+0.12、サンダース=-0.11、クルーズ=-0.22、クリントン=-0.32、トランプ=-0.69だったそうだ。p442  つまり、二者択一の選挙は誰もが一番嫌だと思う候補者が実際に大統領に選ばれたとする。p186、p442

これを国政や地方政治にも使う。有権者は自分の持分を全ての選挙に使うので地域に根差している人は主に地方レベルに、若くよく引っ越す人なら国政に余計に持分を使うことができる。p187 さらに著者は被選挙権者にも使うことも提唱する。
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