2020/10/4

中国共産党化する日本政治 & 『貧乏人の経済学』6  お勧めの1冊

<小さな村の物語>
2010年と10年後、コロナ下のチヴィタ・ディ・カッシャからの便り。良質な番組の1つ。

サフランの出荷はコロナの影響で停まったが、サフラン料理名物のリストランテは繁盛していた。コロナは特にロンバルディアなどの北部イタリアで酷く、この中部イタリアではその影響も限られていたからかもしれない。
https://www.bs4.jp/italy/
https://www.bs4.jp/italy/articles/0fewru02gsn1mwjm.html



<中国共産党化する日本政治>
https://www.newsweekjapan.jp/obata/2020/10/post-57.php

同じような理解をしている人がここにもいた。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6324/trackback



しばらくお休みしていたが、今日からまた『貧乏人の経済学』の後半にはいる。

『貧乏人の経済学』6
本の内容からは少し離れるが、インドではフルネームを書くとカーストが判るらしい。従って名前を書かせる試験では低いカーストの生徒は最初からやる気を失い成績が伸びないとか。同様なことは米国でもアフリカ系であるかどうかを記入する欄があると同じような結果になるらしい。これを著者やその他の研究者はランダム化試験で明らかにしたことが書かれている。p133 

ケニアでは教育に使われている言語は英語だそうだ。これは普通の生徒に取り第三外国語! つまり地域の言葉>スワヒリ語(公用語)>英語の順番らしい。p134 米国の例は何とでも改善点はあるが、インドやケニアでは教育は非常に難しいことがよくわかる。

イスラエルでの実験が紹介される。1991年に1万5000人のユダヤ系エチオピア人とその子供がイスラエル中に散って他のイスラエル人と同じ教育を受けたらしい。親も子供も教育レベルは低く、とりわけ親は平均1〜2年の教育しか受けていなかったらしい。ところが、子供の65%が第12学年に進級できたとのこと。対象区のロシア系移民、平均11.5年の教育を受けた親の子供たちの74%と遜色がないとの結果。p139 たとえ幼少期の教育環境が最悪でもちゃんとした環境で教育を受けると埋め合わせが可能であるとの結果だとする。

もう1つの実験によると教師と補助教師の組み合わせが絶大であるとの結果に加え、この補助教師は1週間程度の訓練を受けた大学生でも十分な効果を示したということ。また、学力水準に合わせてクラスを2つに分けたほうが効果が高かったという事実だ。p141、p144 これは特に日本のように同一教育にこだわるところは参考にすべき点。学力別クラスなどとなると日本では反対が出てくるだろう。

実は個人的にも、学力がほぼ同じくらいと思われる大学生でもその傾向が見られるという結果を持っている。地方の私立医科系大学では実は学力差が大きい。国立大学に少しの差で入れなかった学生とAOや推薦で入ってきた学生がいる。とりわけ私立では卒業生の子弟は優遇されて学力が十分でなくても入学が可能な場合が多い。しかし、その結果は国試の成績や事実上国試化した臨床実習が入る前の4年時進級試験(CBT)で明らかに学力差と合格率とは相関関係がある。即ち学力差が小さいほど、国家試験合格率もCBT合格率も高い。
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HIV=エイズを「死という贈り物」として、この病気の流行が出生率を下げて、その結果アフリカの未来社会を豊かにするとの論文をイギリスの経済学者アルウィン・ヤングが出したらしい。しかしこれは中世の黒死病と考えると十分に通用する理論。ただし、この延長でいけば現在の新型コロナも老人社会を一掃するという意味で「死という贈り物」になるかもしれない。いや、まさしくそうだ! 出生率という間接効果ではなく、老人を標的とした贈り物という意味ではより直接的だ。しかしかなり憂鬱な事実ではあるが…

<データーベースとして>
あの「マルサスの罠」で知られる、トーマス・マルサスは東インド会社大学の歴史・政治経済学者だったとか。p149 なるほど、でも東インド会社大学所属というのは如何にもと言う感じであまり表面に出したくないことだったのかも?

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