2021/5/2

『サピエンス日本上陸』  お勧めの1冊

昨日、ちびことジェリーちゃんが15歳で亡くなったとか。10年以上、時々blogにお邪魔していたので、他人事とは思えない。

それで、最後の飼い猫となったミーのことを思い出した。庭にお墓(茶色の植木鉢を伏せたもの)を作って、仏前にシュロの植木鉢を置いた。当時精々高さ20センチくらいの鉢植えに植えられた(多分下のURLの写真にある青い鉢)シュロ。その後、根が鉢を突き抜けてきたので後から植え替え、鉢はそのまま前に置いた。多分この写真を撮ったのはお墓を作って1〜2年後では? となるとミーが死んだのは、14〜5年前になるのだろうか?
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/501/trackback

それが今では巨木に育っている。今日、幹の直径が計ったら14センチもあった。庭木の中でも大きい方になっている。お墓にした茶色の植木鉢は何処かに行ってしまったので、今ではこのシュロの木がお墓の代わりになっている。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

午後から気分転換でコーヒーを飲みに行くが、福岡もマンボーが出たので、いつものモールのスタバは流石に人が多いだろうということで、地元民しか行かない別のショッピングセンターのコーヒー店に行く。幸い、人はそれほどではないが、お店は大変だろうな〜 気の毒だ。




『サピエンス日本上陸』
副題:3万年前の大航海、海部陽介著、講談社。2020初版。

いつも行く図書館で新刊書として紹介されていたので、手にとってパラパラ読んでみたが、これまで誤解していたことが冒頭描かれていたので、これは最新情報を入手しないと、と思い借り出した。その誤解していた点とは、

<人類が日本列島にたどり着く時期には(北海道をのぞき)大陸と陸続きではなかったという点> p33

図1−4 この時代、氷河期、海面は現在よりも125〜130メートルも下がったとされているが、それでも日本海は依然として「海」で津軽海峡も存在した。p34(但し、渤海、黄海は存在せず。サハリンと北海道は陸続きで、瀬戸内海もない)津軽海峡がそんなに深いとは知らなんだ!!

いずれにせよ、人類はこれまでのイメージ=『動物を追って日本列島にやって来た』のではないということ。まさしく『意識的に海を渡ってきた』ということだ。p36

なおこの時期に、3万8千年前に日本列島に人類が渡ってきたのはほぼ確実で、理由はこの時期以降に膨大な数(1万150箇所)の後期旧石器時代の遺跡が見つかるらしい。p29 つまり、この時期に多数の人類が海を越えて列島にやって来たということだ。只残念なことに人骨は骨の保存に必要な石灰岩(カルシウム)地帯が存在する沖縄だけからしか今のところ見つかっていないらしい。p29

章の最後の注釈に、これらの研究は昔のあの事件。旧石器捏造事件とは無関係だとある。確かにあの事件(2000年)は考古学に対する根深い不信感を感じさせるものだったし、事実、今でも個人的に考古学会に対しての不信感を感じている(=体験した)。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5209/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5222/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5639/trackback

その背景に私は、日本の考古学の論文がほとんど日本語で書かれて、海外の研究者のピアレヴューを受けていないことがあると思う。以前、金印の物性調査研究報告をわざわざ図書館経由で取り寄せて読んで見たが、科学論文としてはかなりレベルの低いものだった。これは我々の分野の水準との比較という意味においてだが。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5288/trackback
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ