2021/5/4

正常性バイアス & 『サピエンス上陸』3  お勧めの1冊

今日は自宅に我慢していたが、昼から何度かまたモールのスタバに行きたいと思い悩んだ。結局、思い立って昼からウイスキーを飲み、悩みを断つ! 飲んだら車は運転できないから自動的にアウト! Good idea?

そんなこんなで、半分屋外で読書とインターネットの1日。 耳がカットされた野良猫がいつものようにやってきて、玄関前で昼寝。

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そんな努力(?)の結果。『キリギリスの年金』のMMTの部分を読み終えた。公開された資料を元に議論が進む、好みの内容で読む限りMMTの欺瞞性を徹底的に明らかにするような展開(汗)

MMTの勉強をしたいとの目的で最初に読むべき本ではないと感じた(笑)それは兎も角、それにあまり惑わされずさらに勉強してみたい。

それにしても、これだけ世間で話題になっている新しい理論だが、現実のところは人々の正常性バイアスに訴えるから、これだけ「モテる」のだとは思うが、どうだろう?

正常性バイアスとは

『これだけ借金(GDPの230%)して大丈夫なのかな? 心配だな〜 でも金利は動いていないし、インフレにもなっていないよね。ならば、今後もドンドン借金しても大丈夫じゃね?』




『サピエンス上陸』3
旧石器人が(漂流ではなく)意図的に日本列島に渡航した理由を黒曜石の流通をあげる。これは物理化学的解析で産地が同定可能なことがそれを可能にした。p72 確かに往復して黒曜石を持ち帰ったので漂流ではない。

縄文遺跡から出土する船には帆があった形跡がないことから、櫓を使った航海であるとする。p79 また漕ぎ船と帆船は船の構造が異なり、前者は細長く、後者は横揺れに耐えられるように船の幅を広げる必要があるとも。p82

著者らは最初、葦船次に竹筏を試み、それらが重すぎて海洋を渡るには難すぎることを確認し、最後に丸太舟にたどり着く経過を数回の実験航海をもとに描かれるのだが、これは興味のある人には面白いところだろうが、個人的にはあまり興味がないので読み流した。

最後の丸太舟のところで、最初台湾で、つまり出港地の台湾で適当な、直径1メートルの材木を探したが、実は日本統治時代に目ぼしい大木は全て伐採され、その後植林が間に合わず無いとのことで材木は日本で調達したとか。ここにも日本統治時代の負の歴史がさらりと語られる。p176

葦船と竹筏に対し丸太舟の決定的違いは重さらしい。逆に言えば丸太舟の圧倒的浮力。漕ぐにはいいが、不安定でひっくり返りやすくバラストが必要。p198

ここで実に興味深いことが書かれていた。それは与那国島から台湾は見えるが、逆は見えないということ。この常識的な理解を覆す事実だ。p208 正確に言えば好条件が揃わないと見えない。台湾には高山がありしかも西にあるというのがミソ。

タネを明かせば1)高山の山頂近くに立ち、2)雲がない晴天で太陽光線の邪魔がない(眩しく東は見えない)3)夕方にようやく海と島が区別できるらしい。日中は太陽光線で海と空が同化してこれも無理ということらしい。意外だった。p211  だから、与那国から台湾の目撃情報があっても逆は稀ということらしい。これは盲点だ。「逆もまた真」というわけではないということ。
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