2021/5/8

物見遊山 & 『中国の歴史、近現代史1・2』  お勧めの1冊

<物見遊山>
今日は買い物のついでにモールに行く。普通は自宅近所のスーパーで済ますのだが、福岡も緊急事態宣言が出るとの事で、人流に変化があるのか物見遊山気分で出かける(汗)好奇心に負けました。しょうがないですね〜

意外と人出は少ない。1階の駐車場はそこそこに満車状態だったが、中二階はガラガラ(立体駐車場は屋上を含め5階分有り)。そんな状態だったので、ついでにスタバにも行く(爆)

念のため、アクリル板で囲まれた席に着いたが、たまたま隣の席は資格試験の勉強をしている若者、私が席に着くなり隣の席に移る。何となく嫌な感じ。彼はその後、別の人がまた隣に座ると移動していた。その都度、スタバのお嬢さんは消毒していたので気の毒。

そんなに気になるのならば自宅で勉強すればいいのにと思ってしまう。多分、勉強以上にスタバに無料wifiがあるからみたいだ。『そんなんじゃ、試験にも受からないゼ』と嫌味の1つも言いたくなった(笑)

人出の程度は1回目の緊急事態宣言解除の時とあまり変わらない。下に比較の証拠写真を載せておく。下のURLは1回目の解除後2週間後5月30日のモールの様子。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6181/trackback

クリックすると元のサイズで表示します
今回の状態。

1回目の緊急事態宣言は4月7日から5月25日まで(但し福岡は5月14日に解除)。当時、モールは長い事閉鎖され、ジムもその間休館。福岡は解除後2週間近く経っているが、それでも人の出は少ない。
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00908/

モールからの帰り、この連休で運動していなかったので、近くの古墳公園に車を停めて周囲を散策後、前方後円墳に登ってみる。これで運動はいつも並の3.2km,4517歩、6階分。

スタバで読んだのは陳舜臣さんの本。『キリギリスの年金』の紹介はまだ続くが、ちょっと休憩でこれを先に紹介する。



『中国の歴史、近現代史1・2』
陳舜臣中国ライブラリー4、集英社、2001年初版。

元々現在の香港情勢のことを考えて読み始めた一連の本。最初の『阿片戦争』から始まり、その後の『太平天国』、そしてこの本。いずれも数年かけての連載物で一気に読むのは問題があるような気もするのだが、逆に一気に読まなければ目標を失うような気もする。但し、この本は短篇集で何処でも一区切り出来るのが良い。

初日は林則徐と曽国藩を読む。いずれも高校世界史で名前だけは覚えた記憶があるが、殆ど本質的なことは理解していなかったような? 先日、今の高校の教科書を拾い読みしてみるとかなり内容の濃い事が書かれていた。半世紀前の受験生にはそれを受け取るだけの知性が無かったのか、あるいは当時はそれ程、歴史学そのものが高度化されていなかったのか、今となっては不明。

阿片戦争と太平天国は10年の間隔しか空いてない。それでも林則徐は直接太平天国には関わらなかった。その鎮圧に行く途中で病死している。その後のことを考えると彼にとっては幸いだったかもしれない。何故なら太平天国を鎮圧した曽国藩、李鴻章などは歴史に「漢奸」の名を残すことになるからだ。

ところで清朝の制度は満漢の「相互監視」、つまり満族と漢族の2名の官僚がそれぞれお互いを牽制するように組織化されたと著者はいう。これは考えようによっては極めて効率の悪い組織。それでも阿片戦争において彼らは反目せずに協力してイギリスに対抗できたのは林則徐の人格だと様々な史料をもとに著者は述べている。p345

昔、中国で『林則徐』という映画が作られたらしいが、その時、善玉、林則徐に対抗する脇役に苦労したらしいことが逸話として語られる。実は両者は非常に仲が良かったことを史料を挙げて述べている。346 ここらがこの著者が普通の小説家ではない所以。う〜ん、彼を小説家とすべきか歴史家とすべきか、いつも混乱するのだが(汗)

曽国藩が作った湘軍は私兵軍団、これがその後の袁世凱などの軍閥に繋がると考えても良さそうだ。ただこの事は清朝から疑いの目で見られる危険性がある。事実あったようだ。それで彼はこの私兵を解散するのだが、主な将校をそのまま弟子?の李鴻章の淮軍に編入させて、「絶対に淮軍を解散するな」と手紙で指示したらしい。著者はこのことを挙げて、『李鴻章の中に湘軍を埋めた』と表現する。p361 
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ