2011/5/4

最初に初めて訪れた中国内陸部  山東省

誤解や偏見もあるに違いなく、そこらへんは差し引いて(笑)

<風土>
山東省菏沢市鄄城県がZYの故郷。中国内部の黄河中流域、乾燥していて黄砂が酷い。 ただし国土は肥沃のようで旅行中、麦の緑とポプラ(?)林が綺麗だった。

今回、上海からZYの妹のボーイフレンドとZYが交代で運転する車で往復2,000キロの長旅。目的はZYの弟の結婚式に参加すること、と言っても既に1歳半の子持ちカップル(笑)多分正式なお披露目式の意味があるのだろう。

初日南京で一泊した後、TOYOTAカムリで北上すると豊かな農業地帯がどこまでも続く。一日中景色が殆ど変わらないのは流石。同じような経験は北米大陸でのみ。 

目的地、山東省菏沢市は農業と林業が主な産業。中国が今国土の砂漠化を阻止する為に熱心に植林しているのがよく判る。

(旅の詳細は改めて後日何回かに別けてアップする)

帰りは菏沢市から一路東に、青島方向に向かって走ると風景がまた一変する。荒れた丘陵地帯、それでも人々は段々畑で何かを栽培しているようだ、生憎走行中の車からはどのような作物であるかは不明だった。菏沢市付近に比べ人々の暮らしは貧しいと思える。

ほぼ菏沢市と青島市の途中で南に進路をとり、上海に南下する。その間は夜間で風景は観察出来なかったので記録はない。

<高速道路にみる国民性>
とにかく中国では「運転をしたくない!」と今回は増々感じた。高速でのギリギリ追い越し、路肩からの追い越し… は実は驚くことではない。むしろ100キロ以上のスピードで走る車を横目に自転車!で逆行するお爺さんや、高速道を横断するおばちゃん達!

以前にも中国の印象として、「遵法性の欠如」と「安全性の欠如」を話題にしたが、今回の旅ではそのことについて考える十分な時間があった。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1108/trackback

何故、中国ではかくもこの2つの欠如が特徴的なのだろう? 

結論から言えば、「遵法性の欠如」は「人間不信」の裏返しだと思われる。

「背教者ユリアヌス」で主人公に作者が言わせているように、
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/21/trackback

<法とはローマ(国家社会)への信頼の上に成り立つもの>

中国社会に特徴的な「人間不信」。信じられるのは自分と一族のみ、他人は信じない。そこに鍵があるように感じた。

「安全性の欠如」は中国の近代史に鍵があるように思われる。近年に至まで長い戦乱。外敵のみならず、否、内乱に続く内乱こそがあの大中華帝国をして外国勢力による蹂躙を可能にしたそもそもの原因だろう。 そこでは人の命は限りなく粗末に扱われた。先ほどの人間不信もそこで生まれたのかもしれない。

<最後に1つ>
今回初めて農村部を見たがそこでも北京や上海といった大都市同様、凄い勢いで町が新しく作り直されている。

粗末な、農村の脇に、同じ煉瓦造りで、安普請ではあるが近代的な4〜5階建てのアパートが沢山建設中であるのを確認した。明らかに農村部の人々の暮らしは良くなっているに違いない。

色々悪口を云われる共産党だが、今の民生向上の努力を続ける限り安泰だろうと感じた。 

古代より歴代の中国王朝は民衆の反乱により崩壊した。それを一番判っているに違いない。それを肝に銘じている限り共産党政権は万全だろう。
2



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ