2011/5/10

チャイナ・ネットで珍しくまともな議論  試行,指向,志向、思考

BSフジのプライムニュースを見ていたら、経団連の会長が浜岡原発を管氏が唐突に停めさせたということで怒り狂っているのをみた。中部電力が怒るなら判るが? 何故、経団連の会長がそこまで怒るのかよく判らなかった。面子が潰された?

個人的にはまともな判断だと思う。高い確率で震災が予知されているものをそのままにすることの方が愚か。予想は予想。「科学的根拠を」と経団連の会長は言うが、あの福島だって想定外だったではないか?! それに比べれば浜岡の方がよっぽど危険。何かあったとき彼に責任はとれないだろう。出来るのは国だけ。

それに別に廃炉というわけではない。2年間の休止でその間に津波対策や電源対策をとるというもの。また、これをモデルケースにして今後の省エネ、脱原発への道を探るというのもあるだろう。

個人的アイデアを言わせてもらえば、TVでリアルタイムに消費電力量を表示すればよい。TVの完全デジタル化でこれも可能。そうすれば多くの人がそれを見て家庭の消費電力をリアルタイムで調節できる。これが効果的なのはプリウスの燃費効率グラフで経験済み。

…ま、確かに管氏は中部電力が断れない形で切り出した。途中で潰されないように強引に。彼らしいマキャベリ的手法で。それがお気に召さない?

(別件)ゴルフくらいでガタガタ言うな、馬鹿じゃないか? 海外に出れば付き合いというものもある。



チャイナ・ネットで珍しくまともな議論が載る。 ただし、
シンガポール紙からの引用という形で。
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2011-05/09/content_22523195.htm

『中国には安定したオリーブ型社会の構築が必要』と題して、それを阻んだ特権階級を厳しく批判している。曰く、

『中国は中産階級が少なすぎることで社会的安定の問題が各所に出てきており、社会の高度文化、総合的な道徳概念と信仰の欠如、社会信用などの問題が日々深刻になりつつある』 

まさに同感! 道徳の欠如と信用の低さはここでも述べたところ。

さらに同紙はこの原因としてあげた「分厚い中間層が形成されない」理由に権力階級の特権化があるとし、

『(権力階級の支配する)中央企業の大幅な拡大は「国豊民貧(国が豊かで民が貧しい)」と呼ばれる社会を生み出した。中央企業は行政と政治権力にものを言わせ、独占的に巨額の利益を得た』 と述べる。




以前も指摘したが、日本の繁栄もこの分厚い中間層の存在にこそあった。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/527/trackback

そして今、日本の国力が落ちているのも、その中間層が薄くなっていることによる。その意味でチャイナ・ネットのこの主張は我々も耳を傾けるべきことだろう。

   いつもの官製メディアにしてはかなり踏み込んだ議論をしたと思う。
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