2014/2/15

『世界の多様性』 14  お勧めの1冊

定点観測
金曜の朝の雪、午後には山の雪は消えたが関東ではまた大雪か?

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『世界の多様性』 14
「世界の幼年期---家族構造と成長」著者は識字化と結婚年齢に注目する。そして識字化に最も正の相関があるのは女性の結婚年齢と女性の識字化であることを示す。その数値は+0.83、一方、男性の両者では+0.65。p312

このよう数字に出して初めて気がつくことが世の中には多い。漠然と感じていることも「数字でナンボ」にして明確化できるし、さらにそこからの発展も可能になる。世の中には数字にすることを馬鹿にする風潮が時にあるが、一度やってみなさい!

これを元に著者は1つの仮説を立てる。即ち、

家族システムの教育的な効率性は女性の権威の力によるであろう。 この母親の権威は2つの異なる要素に依存していると。 つまり「親の権威」と「女性の地位」。

この2つの変数の組み合わせによって様々な家族(形態を持つ民族国家)の潜在力を先験的に定義しうると。これをそれぞれの家族形態を持つ国家に当てはめれば、この仮説の真偽を検証することが出来るだろう。

操作を簡単にするため著者は単純な変数を使う。つまり「親の権威」は2つの水準、すなわち縦型家族=同居推奨か非縦型か。もう一方の「女性の地位」には財産相続を。後者は3つに分類する、即ち1)男性相続=父系制か2)両性共有=双系制か、3)女性相続=母系制か。p314-5

これにより全ての組み合わせで6つの家族類型が必然的に生まれてくる。p317

そして文化的成長への傾向は、強いものから弱いものに以下のような順位となる。

縦型双系制>縦型母系制>非縦型双系制>縦型父系制>非縦型父系制>非縦型母系制

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となると後は、この仮説の検証に世界地図を広げてみればよいことになる。p318-9

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