2014/5/18

中国バブル崩壊?  試行,指向,志向、思考

<中国バブル崩壊?>
数日前の『ビジネス展望』で評論家、田中直樹氏が調整局面に入った中国経済を話題にしていた。曰く、国家と経済界両方からソフトランディングに向けて動きが始まったと。

この点はいずれ何処かの時点でバブルを終息の方向に向かわせないと駄目だと感じていたのでそれはそうだろうと思う。 ただし先日も書いたように中国では目下、核家族化が進行中(2011年の2.4億世帯から2050年には3.8億世帯、1.5倍以上に増加する)なので家自体の要求はこれからも、少なくとも2050年までは続くと思われる。
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だから日本で見られた「虚構の土地神話」の場合とはちょっと違う。
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要は都市集中のインフラ、住宅投資ということだろう。これは地方政府がこの不動産開発でこれまで発展を維持して来たことによる。 この地方政府の抱える大量の不良債権をどのように処理するかが問題だろう。田中氏はこの点について語られたが、私としてはもう1つの問題も指摘すべきだと思う。

それは、中産階級の個人資産も銀行に行かず、この住宅不動産として蓄えているらしいということ。従って、もしデフレにでもなれば地方政府のみならず中産階級の資産が一挙に失われる。これは長いインフレが続き、庶民も銀行に預けるより不動産=住宅として資産を置いておいた方がよいと考え、それが地方政府のむやみな不動産開発と重なって大量の資産、それも中産階級の資産があの「夜電気の点かないビル群」を支えている。

日本との違いは、日本はバブル崩壊が起こったが、それで資産を失ったのは一部。それが中国の場合は中産階級全体に広がる可能性がある。これは大変なことだ。

個人の見方としては、政府が強力な施策で何としてもバブル崩壊を阻止する行動に出ると予想する。 それは多くの庶民に経済的な損失や不便を引き起こすだろうが、やりそうなことだと思う。
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