2017/11/21

『呉越春秋』3   お勧めの1冊

『呉越春秋』3
西施を呉の夫差に送る提案もこの『呉越春秋』によれば、范蠡の提案ではなく、文種による。p251 ただ范蠡は連れて行っただけ。因みに美女は2人で西施と鄭旦(ていたん)p252
https://baike.baidu.com/item/郑旦/3704

前にも書きついだように、夫差が最初に持ち出した言葉、

『狡兎が死ぬと ---- 煮て食われる』 

の言葉を范蠡はのちに呉の滅亡後に文種に対して発している。p298 おそらくこの言葉は当時、呉越で広く使われていた言葉なのだろう。p298 ただし、夫差発だとすると物語が面白くないので范蠡のものとしたほうがピッタリだというのはある。

以上、古典『呉越春秋』を読むことができたのは望外のこと。昔の人は漢文の素養があるので、知識人は原著を読めたのだろうが、我々現代日本人はとても無理。となると日本語訳がないとこうした古典には接することができない。しかし諺や教養の形で呉越の争いのことは見聞きしているので知ったつもりでいるが、今回思わぬ収穫があったというのが正直なところ。諺などは正確に古典の内容を伝えていないことが多いことを確認できた。
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