2018/2/3

入試問題ミス & 簡単なカラクリ  お勧めの1冊

<試験問題の作り方>
金曜朝のニュースで京都大学でも物理の入試問題に解答不能のものがあり追加入学を検討中とのこと。この大学では14人の問題作成委員が関わり、11回も会合を開き検討し、それ以外に試験中に別の委員が3人で問題を解いて確認しているらしい、すごい態勢である。京大のような大きな大学だからできること。普通の大学では到底不可能だ。(断言!)

…それでもこうした問題は起こる。報道によれば物理の問題にどうやら複数解答が存在し、正答が1つに限らないということらしい。
http://www.yomiuri.co.jp/nyushi/18/news/20180201-OYT8T50028.html



さて、これに直接関係するわけではないが、先日の原発と送電線問題についても同様なことが言える。先に以下のように述べた。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5223/trackback

『「原発ありきの方程式」ということだ。その方程式からは決まった答えしか出せない

実はこれは入試問題などを作る際に重要となるテクニックだ。 

当然のことながら入試では解答が複数でるような問題を作ってはいけない。しかし、自然界の現象では幾つかの可能性が存在し、そのまま使えば複数解答=解答不能ということになる。ではどうやってこれを回避するか?

実は試験問題には目立たぬように書かれている条件がそのカギとなる。例えば、

  「その際、化学反応は起こらないものとする」 とか、
  「温度は一定とする」とか、 
  「反応は真空中で行った」 など。

これで他の可能性を排除できる。そうして問題作成者は安心して試験に出せるというわけ。 先の問題も原発の最大出力をベース電源として方程式の条件にいれているから「送電線の空容量はゼロ」という解答しか出てこない。実に簡単なカラクリ。

著名な評論家も見事このカラクリに引っかかったみたいだ(笑)
http://agora-web.jp/archives/2030802.html



逆にいえばこの目立たなく書かれた条件の意味するところに気がつけば正答を求める方策が見つかるというもの。これぞ「解法のテクニック」←受験生の時に使った参考書のタイトル!

そういえば、入試シーズンがついにやってきた〜〜!!
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