朝来市議会の会派・清風会が京都府
南丹市の日吉町へ26日、視察に
行ってきました。
日吉町は、森林組合が経営感覚をもって取り組み
年間事業取扱高3億4千万円、21名の職員で
事業課18名は平均年齢35歳で月給制です。
女性の職員も山に入っていました。
日吉町は面積12,350haで、森林面積は10,700haであり
森林率86.7%。
民間林面積10,300haで、人工林率は41%.。
日吉町森林組合の取り組みを要約すると、公共事業に頼らないこと。
民間所有の山を調査しプランニング、所有者に団地化を提案し
路網(作業道)・間伐・販売等の契約を結ぶ。
作業は機械化でコストダウンし、山のすぐ下で間伐した木を
選別し、販売先を仕分け、委託先の運送会社にそれぞれ
運んでもらう、というものです。
その結果、所有者には無料で山の手入れができてしまい
木の状態によっては売り上げ利益もでることも。
年300プラン策定し、契約率は98%とか。
北欧製のハーベスターという機械が木をつかんで伐採し
枝をはらい、規格のサイズに切断してしまうのです。
すごい機械です。1500万円で半額補助金が出たそうです。
ダム建設の際、得られた資金を蓄えていたので
こうした経営改革が実行できたと、理事長からうかがいました。

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