さて、映画である。
タイトルの
バブルへGO!〜タイムマシンはドラム式。
前から気になっていたので鑑賞を(無料ではあるが)。
映画的には、広末涼子さんが意外といいアクトレスだという事を発見したのが収穫だった(顔の表情の造り方は天性か・・・)。
当時、都心のど真ん中か田舎にしかなかったハンバーガー屋等、小技もまあまあ。
ストーリー自体はコメディなのでコメントのしようがない。大蔵省がバブル崩壊・平成不況の主犯だというのも、一般的評価であろうから映画的にはマルなんだろう。
映画を離れて見た場合、バブル崩壊・平成不況の原因は、個人的には三重野日銀総裁(当時)が主犯、共犯が大蔵(橋本、宮沢時代)、日銀(澄田時代)、幇助犯がマスゴミ、と見る。
この幇助犯は、三重野氏のことを「平成の鬼平」などと、アホなヨイショして勢いつかせるは、ねたみ半分で、地価上昇の問題点を大げさに取り上げるは、、、。その後、そ知らぬ顔して大蔵叩きをするという節操のなさ。。。
映画ではバブル崩壊をタイムスリップで食い止めたようだが、インターネットがもう少し早く普及していたら、バブル崩壊を食い止めることが出来たかもしれない。IT普及に伴う直接的経済効果と併せて、マスゴミのガセネタ・ヨタ記事が白日のもとに晒されたはずだからだ。
ちなみに映画では、大蔵省幹部の悪巧みを放送メディアが隠し撮りでスクープ生中継するシーンがあった。映画制作者の描く報道機関の理想像が投影されている、と見るのは深読みか。
こう見てくると、意外といい映画なのかもしれない。

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