平成21年11月3日(火・祝)大津市ふれあいプラザホールにて保険部・学術部・事業部並びに協同組合合同研修会が開催された。参加者は本会会員だけでなく勤務柔整師も含め130名を超える出席者数でした。
最初に学術研修会では、ダイヤ工業の社員による「症状の適応と商品案内について」と題してサポーター等の説明がありました。日頃はカタログだけでしか目にすることの出来ないベルトやサポーターを実際手に触れ、また自分で装着して商品を吟味が出来る良い機会であった。ダイヤ工業の商品開発には現場の柔整師や患者の意見を積極的に取り入れられており、消耗しやすいマジックベルト部分の強化されている点や汗などで蒸れやすい部分を新素材のメッシュの布地に改良されている点など、また膝サポーターでは、内側靭帯を痛めている場合と外側靭帯を痛めている場合との補強ベルトの締め具合の違いなど症状に合わせた装着方法を具体的に説明があり、数種類のサポーターを比較できる良い機会であった。
保険研修会では、全国健康保険協会滋賀支部・平山グループ長から「柔道整復療養費について」、滋賀健康福祉部医療保険課・谷参事と滋賀県国民健康保険団体連合会・林業務管理係長から「滋賀県における国民健康保険の状況ならびに請求業務について」の話があった。最後に最近の新聞報道(不正請求)に触れ「皆様の保険料と公費を使い成り立っている保険制度であるので、ルールを守って適正な施術請求をお願いします」と締めくくられた。
その後、福島陽一保険部長から「滋賀県の審査体制は他府県に比べて厳しく、県関係課・健保協会・国保連合会行政機関等からは信頼を得ているが、これから一層厳しい審査が行われ申請書の縦覧や患者照会もある。各自が柔整師としてのルールを守り、地域住民に必要な医療機関である事をアピールできるように努力していただきたい」と説明があった。


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