平成22年2月21日(日)大津市ふれあいプラザホールにて学術部・事業部合同研修会が開催された。
学術研修会では(社)京都府柔道整復師会・長尾淳彦副会長を講師にお迎えし講演いただいた。最初に「今後の柔道整復」と題し、各都道府県の就業柔整師数と柔道整復施術所の数を具体的に示しながら柔整師の現状と、行政刷新会議「事業仕分け」を受けて今後予想される問題点を説明いただいた。
そして、演題「スポーツ外傷と障害の鑑別法と治療法」では、足と膝のスポーツ外傷と障害について疼痛の発生するポイントの違いやテーピング法などの講演をいただき、最後に「危険なトレーニングと間違った常識」と題して、昔から行われている間違ったトレーニングや危険なストレッチング法を写真で示し、患者、家族、指導者の理解を得られるように我々柔整師が根気強く啓蒙していく必要性を教えていただいた。
限られた時間の中ではあったが非常に興味深い内容で、各会員の明日からの臨床に役立つ講演であった。

長尾淳彦先生
事業部研修会では、「携帯型微弱電流器(アスリートミニ)の活用法」と題し、講師に伊藤超短波のメディカル事業部員を迎え、小型の微弱電流器の優れた効果や使用例などの説明が行われた。


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