毎号、ほかの自転車専門誌とはちょっと違った視点での特集をしている
『バイシクルマガジン』の最新号です。今回の特集は「コミューター」。簡単に言えば都市生活向きの自転車。言葉を変えると、ちょっといいママチャリって感じでしょうか。
最近の自転車ブームは、タイヤが細くてフェンダーもキャリアもスタンドも付いてないロードバイクやクロスバイクなどが中心ですが、こういう自転車って実は都市生活の中で活用するのに結構不便なんですよね。暑くても荷物は全部背負わないといけないし、雨の日は服が汚れるし、気軽にその辺に止めるわけにもいかないし。
そんなわけで、必要に応じてキャリアやフェンダー、ライト、スタンドなんかを付けると自転車はグッと便利になります(ママチャリに乗ってる人は「当たり前じゃん」って思うかもしれませんが)。で、そんな都市生活向きの自転車がいかにカッコイイかをアピールするようなのが、この特集です。
ヨーロッパでは一般的な乗り物であるコミューター自転車の写真から、コミューター的に使える自転車のカタログ、オシャレな街乗り自転車に乗ってる人たちのスナップ、それに既存のクロスバイクやMTBをコミューター的にカスタムする手法なんかを紹介しています。
個人的には、キャリアに付けるパニアバッグのページが気になりました。これ1個付いてるだけで、すごい便利なんですよね。オシャレなデザインのものも結構いっぱい載っていて(店頭には並んでないことが多いんです)、かなり物欲を刺激されました。
僕は特集の中のスナップとかカタログとか、ロングテールバイクの連載とか、その辺の原稿を書いています。(一部、写真も撮っています)
今、ママチャリに乗ってるけど、もう少しカッコイイ自転車に乗りたい人とか、クロスバイクを買ったけど、不便さを感じて最近乗らなくなってしまっている人、それに人とは違った自転車に乗りたい人などは必見の特集だと思います。ぜひ書店で手にとってみてください。


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