日中は35度を超える大阪ですが、朝晩は涼しくなり、セミの声の変わりに虫たちの声が聞こえるようになりました。
先週から読んでいた清水辰夫氏の「行きずりの街」を読み終えました。
最近は「このミステリーがすごい」や「本屋大賞」のものを好んで読んでいます。
この本は古い作品で1991年度の「このミステリーがすごい」第一位のものです。
巻末の北上次郎氏によれば ハードボイルドであるが実は夫婦小説、ミステリーでありながら恋愛小説と言うことです。
厚い本に活字が詰まっているので、読み始めはくじけそうになりましたが、半分ぐらい読んだあとは面白くって手放せなくなりました。
実際に一般人があんな危険なことをひとりでできるわけがないのですが、恋愛小説分がそれを補ってくれるので最後まで読めました。
買い置きしていた本は読んでしまったので、また本屋さんに面白そうな本を探しに行ってきます。


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