奈良の妊婦転送が問題になっています。
地方の病院の医師不足とマスコミは騒いでいます。
一つの原因に国や厚生労働省が医局制度を嫌い、なくそうとしたことも原因の一つだと思います。
医師は国家試験を合格したからりっぱな医師ではなく、合格後 にようやく臨床経験が医師を育てていきます。
医局に属さず、いきなり地方の病院を選択することは非常に難しいのです。
確かに「白い巨塔」のような不透明な部分が医局制度にはあります。
国公立の医師は公務員で、他の病院での仕事(アルバイト?)は禁止されています。
しかし、そのことで地方の医療が成り立っていました。
医局制度をなくすのではなく、クリーンは医局制度にし、国公立病院の医師の地方病院での仕事を認めればいいと思います。
先進国として、都市でも地方でも同じ質の医療を受けれるように考える必要があると思います。

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