大阪は快晴。
本当に春が来たなぁと感じます。
週末 映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」を観てきました。
原作は海堂 尊氏。
今回のテーマは救急医療です。
映画はどうしても原作に勝てないように思いますが、今回の「ジェネラル・ルージュの凱旋」は原作と切り離して考えると、とても面白かったです。
救急ローテーション時代や救急当直のことを思い出しました。
何度かドクターヘリにも乗ったことがあります。
鳥取医大で救急常勤医 4人全員が退職すると報道がありました。
医者が無責任のように捕らえられがちですが、地域の中核になる大学病院の救急医が4人しかいないのは考えられません。
かなりの負担があったと思います。
そして、大きな組織は少々訴えただけでは対処してくれません。
そういう意思での退職劇だったと思います。
本当にキチンと対応していればこのような状態にはならなかったと思います。
そもそも地方の医師不足の問題は厚生労働省の新臨床医制度から始ったように思います。
映画の中でもそのような意見が出ています。
原作にはもっと強いメッセージがこめられています。
是非 映画を観ていろいろなことを感じてもらいたいと思いました。

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