今朝は涼しく、きれいな朝焼けでした。。
読売テレビが4日に放送した「たかじんのそこまで言って委員会」で中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線量の数値を示し、東北地方の野菜や牛肉について「健康を害するから捨ててもらいたい」と発言し、そのことに対し一関市長が教授に抗議のメールを送ったことが分かり報道されています。
番組では「東北の野菜や牛肉を食べたらどうなるのか」との子どもの質問に、武田教授は健康を害するとしたほか「いま(東北地方で農作物を)生産するのが間違い」と発言しました。
全体としては、国の責任で除染するように求める発言でした。
他の出演者が問題だと指摘したのに対し、武田教授は取り消すつもりはないと答えました。
農作物の一つ一つの基準はありますが、そのような飲食物を常に摂り続けたときにはどうなるかは分かりません。
すでに子供の尿から放射線が検出され内部被爆があることが報告されています。
子供たちの健康に影響が出るのは10年単位のものです。
今の「すぐに健康に影響が出るような量ではない」という表現にはうんざりします。
風評被害は困りますが、自分や子供の健康は自分で守らなければいけません。
そのためには正確な情報や考えが必要です。
今 出されている情報は甘め甘めにしか出てきません。
住民の生活は守らなければいけませんが、子供の健康も大事です。
将来的には白血病など放射線の影響が報告されることは容易に予想できます。
武田先生のような発言もあって良いと思いますし、それに抗議のメールを送ることも良いと思います。
ただしお上の顔色を見ながら世論を誘導し、いろいろな意見を潰してしまうようなマスコミ報道では困ります。
今回の番組の作り方は悪くない思います。
しっかりと健康を守るという目線での行政を行ってほしいと思いますが、それぞれ個人がしっかりと判断していくしかなさそうです。

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