沖縄の病院で生体腎移植術で提供者が術中の出血で死亡したことがわかりました。
65歳の女性が43歳の息子に腎臓を提供したものです。
生体腎移植はこれまでやく2万件行われてきましたが、提供者が死亡したのはこれが初めてです。
内視鏡手術は患者さんには負担は少ないですが、技術的には難しいものになります。
また、視野が狭いために突発の出血に対応が遅れてしまうこともあります。
あくまで手術ですから100%安全に行うことはできません。
事故調査委員会も立ち上げられています。
冷静な分析をしてほしいと思います。
大阪感染症情報が届きました。
第15週は前週比12.5%減の2371例の報告がありました。
一番多かったのは感染性胃腸炎で、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発疹、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎は14%増の1623例でした。
南河内で多く見られています。
A群溶連菌咽頭炎は10%増の290例でした。
水痘は3%減の171例でした。
インフルエンザは25%減の550例の報告。
麻疹の報告は9例でした。
風疹は119例の報告があり、今年の累計は429例になっています。
昨年一年間では410例でしたので、すでにそれを超えています。
全国的にも風疹の流行が続いています。
妊娠初期に感染すると生まれてくる子供に後遺症を残すことがあります。
くれぐれも注意するようにしてください。


0